つみたてNISAは税金が優遇(非課税)されている、お得な制度です。若い世代を中心に、つみたてNISAを始める人が増えています。
つみたてNISAに興味があります。実際、どれくらい利益がでるものなのでしょうか?損することはないでしょうか?
私は2019年からつみたてNISAで運用しています。コロナショックなどでマイナスになった時期もありましたが、たんたんと安値で買い付けたことで、その後の上昇局面では大きく値を戻しています。
つみたてNISAは最大20年間の長期運用が可能なので、最終的には複利効果で大きな利益が得られるだろうと考えています。
つみたてNISAではどれくらい利益が出るのか気になる方も多いと思います。
そこで、本記事では、私のつみたてNISAの投資銘柄と運用実績を紹介します。
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つみたてNISAの運用銘柄と、目標金額など
最初に、私のつみたてNISAの運用設定は以下のようになっています。
項目 | 詳細 | 備考 |
---|---|---|
証券会社 | 楽天証券 | 楽天カード積立で1%ポイントがつくため |
投資タイミング | 毎月1日に33,333円 | |
投資先 | eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)(100%)(※) | 20年の長期投資なので、できるだけ分散された株式型が良いと考えたため |
目標金額 | 1260万円(2037年) | 年40万円投資し、平均利回り5%と仮定した場合 |
※何度か方針変更しているため、実際の運用実績には他の銘柄も含まれています
それぞれについて、簡単に解説します。
先に、つみたてNISAの運用実績について見るにはこちら
つみたてNISA口座は楽天証券で開設
私は、つみたてNISA口座を楽天証券 で開設しました。
楽天証券は以下のメリットがあるため、つみたてNISAを含む投信積立に適しているからです。
- 取り扱っている投資信託の種類が豊富(SBI証券と並んで最多級)
- 楽天カード決済で投信積立すると、1%ポイントがもらえる(つみたてNISAも対象)
- 投信の保有額などに対してポイントがもらえる(つみたてNISAも対象)
中でも、2の投資額に対して1%ポイントがもらえるのは、他社にないメリットです。獲得したポイントを使って投資すれば、実質的な利回りをさらに上げることができてお得です。
また、私が魅力的と感じている、低コストなインデックス投信はほぼすべて楽天証券で投資できます。楽天証券はラインナップの点でも問題ありません。
以上のことから、つみたてNISA口座として、楽天証券 を選んでいます。
投資タイミング:毎月1日に33,333円
つみたてNISAの買付タイミングは、毎月1日に33,333円を投資しています。毎月1日というのは、投信積立の楽天カード決済で決められている仕様です。
月末・月初は資産価格が若干高くなる傾向がある(TOM効果)ようです。投資タイミングとしては少し不利ですが、それ以上に楽天カード決済による1%ポイントがお得なので、1日にしています。
もし楽天証券以外を使う場合なら、1日でなくても良いかもしれません。
投資先は全世界株投信に100%
現在は、eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)にすべて(100%)投資しています。
魅力的に感じる投信は2つある
正直言って、米国株投信と全世界株投信で迷いました(今もこの選択でよいのか悩むところはあります)。
個人的に、私は米国株を魅力的と感じています。
米国株は世界的に活躍する大手IT企業などが多いです。さらに、米国企業では株主の利益の最大化を重視する傾向が強く、不正行為などの不安も(新興国株などに比べて)少ないという良さがあるためです。
そのため、米国株投信100%にしようかと迷っていた時期もありました。
全世界株投信を選んだ理由
しかし、最終的に全世界株投信を選んだのは、投資先が分散されているものほど、長期投資に向いていると考えたためです。
実際、2010年代は米国株が好調、新興国株が不調だった一方、2000年代は米国株が不調、新興国株が好調でした。もし米国株だけで投資する場合、2000年代のようにあまりリターンが得られなくなる可能性があります。
つみたてNISAは最大20年間の投資であり、2010年代のように米国株の好調なリターンが続くとは限りません。将来はどうなるかわからないという前提のもと、投資先を広く分散できる全世界株投信を選びました。
とはいえ、全世界株投信の投資先の55%が米国株です。運用成績はある程度似通ったものになりますので、どちらを選んでも良いと思います。
将来の目標金額
私は2019年につみたてNISAを始めたので、投資可能期間は19年間(2037年まで)です。
毎年40万円(毎月33,333円)投資し、平均利回り5%で運用できたとしてシミュレーションすると、2037年時点の資産額は以下になります(引用:楽天証券の積立かんたんシミュレーション)。
利回りの前提については、以下を参照:
つまり、合計760万円の投資に対して、約500万円(約66%)の利益が出る計算になります(つみたてNISAは非課税なので、すべて利益になります)。
目標金額を1260万円とすることにしました。
投資は、自助努力でどうにもならない部分が多いですし、直前で暴落する可能性もあります。上記のように目標金額を設定するというのはあまりふさわしくないかもしれません。
しかし、将来像がわかるほうが継続しやすいと思います。そこで、上記の1260万円を目標金額としました。
1260万円は達成できるかわかりませんが、760万円投資するという部分は達成したいです。
つみたてNISAの運用実績
つみたてNISAの運用実績を時系列でまとめました。暴落が起きた時などの状況を振り返れるように、その時の出来事や心境などもコメントしました。
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/9/24時点)
- トータルリターン:+450,358円(+30.0%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+304,272円
今週は先進国株を中心に下落し、トータルリターンは30.0%になりました。
中銀ウィークと言われた今週は、米国のFOMCや日銀の金融政策決定会合などがあり、波乱の一週間となりました。
21日のFOMCではコンセンサス通りの0.75%利上げとなりましたが、将来の予想金利を表すドットチャートが3ヶ月前と比べて、「より高く、より長く(具体的には2022年末に4%前半、23年末に4%後半)」というタカ派姿勢が鮮明になり、米国債金利が一段高となりました。
翌22日の日銀の金融政策決定会合では予想通りの現状維持となり、ドル円相場が一時146円に迫るほどの円安となりました。しかし、直後に財務省による24年ぶりの為替介入が入り、ドル円相場が乱高下するという異常事態がありました。
さらに、22日にイギリスの中央銀行が0.5%の大幅利上げを決めた翌23日に、イギリスのトラス首相が大規模減税、および物価高に対応するための大規模財政支出を表明しました。イギリスの財政に対する信認が揺らいだこととインフレを助長する懸念から、ポンドの下落、および英国債金利の大幅上昇が起き、それに巻き込まれる形で世界的なリスクオフが起きて、株式市場は一斉に下落しました。
各国の金融・財政政策をめぐって、市場が大荒れになっており、インフレに加えて、景気後退に対する懸念が高まっていることを感じます。来月中旬から始まる米国企業の決算発表シーズンにおいて、今後のガイダンスがどのように修正されるかに注目です。
目標金額まで残り:1065万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/9/17時点)
- トータルリターン:+488,064円(+33.3%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+348,672円
今週は先進国株を中心に大きく下落し、トータルリターンは33.3%に減少しました。
米国CPI(消費者物価指数)がコンセンサスを上回る伸びとなり、株式市場は今年6月に続いて再度のCPIショックに見舞われました。
FRBの金融引き締めが長引くと見られたことから、短期金利が急上昇し、来春~来夏の政策金利の見込みはついに4.25~4.50%となりました。金利上昇に弱いハイテク株などを中心に株価は続落しています。
来週のFOMCでは0.75%の利上げがコンセンサスとなっていますが、1.00%の利上げがあると予想する人もいるようです。インフレ退治の副作用として景気のオーバーキル(金融引き締めのやりすぎで過度な不況に陥ること)が起きかねないとも言われており、FRBの手綱さばきにますます注目が集まります。
目標金額まで残り:1065万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/9/10時点)
- トータルリターン:+530,697円(+36.2%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+391,304円
今週は先進国株を中心に上昇し、円安が進んだこともあって、トータルリターンは36.2%まで回復しました。
ジャクソンホール以降の急速な金利上昇が一服したことから、株式市場に見直し買いが入り、先週に比べてやや株高となっています。
ECB(欧州中央銀行)が0.75%利上げを決め、次回FOMCでは0.75%の利上げが確実視されてきており、利上げの不透明感は払しょくされつつあります。
来週は米国CPI(消費者物価指数)の発表があります。インフレピークアウトが鮮明になって、経済の正常化に弾みがつくことを期待したいです。
目標金額まで残り:1060万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/9/3時点)
- トータルリターン:+466,737円(+31.8%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+327,344円
今週は24年ぶりに140円/ドルまで円安が進行しましたが、先進国を中心に株式市場が続落したため、トータルリターンは31.8%まで下がってしまいました。
先週のジャクソンホールでのパウエル議長講演の内容により、将来の利下げタイミングが後ずれする見込みが高まったため、米国10年債金利が3.2%を超える水準まで上昇し、株安が続きました。
金曜に発表された雇用統計はやや失業率が高まったものの、雇用者数は比較的堅調であり、平均時給はコンセンサスを下回りました。リセッションの兆候がまだみられないことから、インフレ鈍化よりも利下げの後ずれが意識され、さらなる株安になりました。
7~8月は落ち着いていた金利動向が、ジャクソンホール以降、急にあわただしくなってきました。9月のFOMCまで残り2週間ほどですが、長期金利をめぐって一喜一憂する展開が続きそうです。
目標金額まで残り:1067万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/8/27時点)
- トータルリターン:+520,178円(+35.5%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+380,785円
今週は全体的に減少し、トータルリターンは35.5%に戻ってしまいました。
ジャクソンホール会議前のリスクオフで週初は下落して始まりました。木曜にはいったんリバウンドしたものの、金曜のパウエルFRB議長の講演において、インフレ抑制をやり遂げるまで利上げを続けるという趣旨の発言があったことを受けて、来年半ばの利下げ開始を見込んでいた株式市場は大きく下落に転じました。
一方、金曜発表のPCE(個人消費支出)デフレーターはコンセンサスより低い値となり、インフレのピークアウトが鮮明になってきています。しかし、水準自体はまだ高いまま(前年比のコア指数が4.6%)であり、インフレの沈静化にはまだ時間がかかりそうです。
減速が鮮明になってきている不動産市場に続いて、企業業績や個人消費、雇用に影響が出る前にインフレが収まることを期待したいです。
目標金額まで残り:1061万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/8/20時点)
- トータルリターン:+547,454円(+37.3%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+408,061円
今週は先進国株を中心に大きく上昇し、トータルリターンは37%を超えました。
米国不動産市場の減速は鮮明になってきているものの、小売売上高や製造業景気指数は依然として底堅く推移しています。そのため、リセッション懸念の後退から株高が続きました。
一方、株式市場の反騰をけん引してきたショートカバーに息切れ感がでており、金曜には久しぶりに大きく下落しました。
来週26日には、ジャクソンホールでパウエルFRB議長の講演が予定されています。最近のインフレピークアウトや景気・雇用の見通しなどについて、どのような発言があるかに注目です。
目標金額まで残り:1059万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/8/13時点)
- トータルリターン:+492,752円(+34.4%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+359,884円
今週の株式市場は全体的に大きく上昇し、トータルリターンは34.4%になりました。
6月以降、注目を集めていた米国CPI(消費者物価指数)はコンセンサスを超えて低下し、インフレ率のピークアウトが鮮明となりました。
また、雇用統計や消費者信頼感指数からは景気の底堅さが感じられ、インフレ抑制とともに景気のソフトランディングが可能という見方が強まりました。米国の代表的な株価指数であるS&P500は今年の下げ幅のうち半分を回復し、株式の先行きに強気な投資家が増えてきました。
一方、JOLTS求人件数の減少や新規失業保険申請件数の増加などのように景気減速を示す指標もあるため、インフレ沈静化まで景気を維持できるのか不安もあります。
インフレに代わって、今後は景気減速の行方に注目が集まりそうです。
目標金額まで残り:1067万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/8/6時点)
- トータルリターン:+462,067円(+32.2%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+329,199円
今週は先進国株を中心にやや上昇し、トータルリターンは再び32%台に回復しました。
欧米が夏季休暇期間となり、株式市場が閑散とする中で、米国のペロシ下院議長が台湾を訪問し、米中対立の緊張が今までになく高まりました。一時はリスクオフの円高・株安がみられましたが、ペロシ議長が無事に台湾を出発すると再びリスクオンとなり、株高が一段と進みました。
金曜の雇用統計では、雇用者数がコンセンサスを大幅に上回り、米国経済が依然として底堅いことを示しました。一方で、23年前半の利下げ期待が剥がれることとなり、一時はナスダック100指数が急落する場面もありましたが、押し目買い需要が強く、小幅安で終わりました。
夏枯れ相場の中で、悪材料がでても大きく崩れることなく株価がするすると上昇する様子をみると、薄氷を踏むような思いがします。
来週はかねてから注目されているCPIの発表があります。インフレ率のピークアウトがコンセンサスとなっていますが、期待通りの結果になるかに注目したいと思います。
目標金額まで残り:1070万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/7/30時点)
- トータルリターン:+454,521円(+31.7%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+321,654円
今週はやや株高となった一方、やや円高が進んだため、トータルリターンは31.7%に減少しました。
注目されていたFOMCでは、コンセンサス通りの0.75%利上げとなった一方、インフレ率のピークアウトの兆しにより金融引き締めペースが鈍化すると受け止められて安心感が広がりました。
また、今週のGAFAMの決算については、事前に業績悪化のニュースがでていたため、おおむねコンセンサス以上の結果と受け止められました。ビッグテック発の株安は懸念に終わり、株式市場は材料出尽くしで回復基調となりました。
一方で、金曜に発表されたPCE(個人消費支出)デフレーターはコンセンサスを超えて再加速しており、インフレはまだピークアウトしていないようにみられます。
経済指標とFRBの動向を巡って、一喜一憂する展開が続きそうです。
目標金額まで残り:1071万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/7/23時点)
- トータルリターン:+459,814円(+32.1%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+326,946円
今週は先進国株を中心に大きく上昇し、トータルリターンは再び30%台になりました。
米国企業の決算発表が本格化し、事前に織り込まれていたほど悪くなかったことから米国株は買戻しの動きが強まりました。
一方、金曜に発表された米国PMI(総合購買担当者景気指数)は47.5となり、景気拡大・縮小の節目である50を割りました。以前から懸念されているリセッションの到来が予想される結果となり、金曜の米国株式市場は再び反落しました。
来週はGAFAMなどの大手ハイテク企業の決算発表があります。すでにリストラ策の発表などが行われているため、今後の業績不安はある程度織り込まれているように思いますが、新たな材料が飛び出してこないかに注目です。
目標金額まで残り:1071万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/7/16時点)
- トータルリターン:+391,146円(+27.3%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+258,278円
今週は全体的にやや下落し、トータルリターンは27.3%になりました。
注目されていた米CPI(消費者物価指数)はコンセンサスを上回り、米国株は一時下落しました。しかし、直近のエネルギー価格の下落などを考慮するとピークアウトの兆しがみられるほか、FRB理事による1.0%利上げを否定する発言があったことなどから安心感が広がり、株式市場は底堅く推移しました。
一方、今週から始まった四半期決算では、JPモルガンのようにEPSがコンセンサスを下回り、今後の業績悪化を見越して貸倒引当金を積み増したり、自社株買いを一時停止した企業が現れました。
インフレのピークアウトがみえてきた中、今後はリセッションの行方に焦点が当たっていきそうです。
目標金額まで残り:1078万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/7/9時点)
- トータルリターン:+406,641円(+28.4%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+273,773円
今週は先進国株を中心にやや上昇しました。
先週までのリセッション懸念がやや後退し、株式市場は堅調に推移しました。
一方で、リセッションに伴うインフレ沈静化が後ずれすることを見込んだためか、米長期金利が上昇しています。7月FOMCでの0.75%利上げを支持するFRB理事の発言も相次ぎ、金融引き締め姿勢が当分続くことが確認されています。
金曜には安倍元総理が選挙演説中に銃殺されるという衝撃的な事件がありました。まさかの出来事に深くショックを受けつつ、世界の人々に多大な影響を与え、愛されていた首相であったことを感じました。ご冥福を祈りたいと思います。
コロナ禍に続いて、激動の2022年になっており、日本の政治・政策にも転換期がやってきそうに感じます。
目標金額まで残り:1076万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/7/2時点)
- トータルリターン:+372,116円(+26.6%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+245,609円
今週は全体的にわずかに上昇しました。
リセッション(景気後退)懸念の台頭により、株価が急落する場面もありましたが、将来の利下げが前倒しされるという思惑から米10年債金利が再び2.9%まで低下し、週後半は底堅い展開となりました。
この半年間で金融引き締めによるPER低下を反映した株価修正はある程度進んだとみられますが、再来週から始まる米国四半期決算において、もしガイダンス下方修正が連発されるようだとEPS低下による株価下落の第2章が始まるかもしれません。
すでにアメリカではハイテク企業を中心にレイオフ(一時的な解雇)が増えており、経済の先行きが気がかりになってきました。
インフレを抑えるためにある程度の景気減速はやむをえないと言われていますが、ひどい不景気にならないことを祈りたいです。
目標金額まで残り:1083万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/6/25時点)
- トータルリターン:+362,007円(+25.9%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+235,500円
今週は米国株をはじめとした米国株を中心に大きく上昇し、トータルリターンは25.9%に回復しました。
リセッション(景気後退)懸念は日増しに強まっていますが、2023年前半には利下げに転じるという見方が出始め、長期金利の低下によりハイテク株を中心に株価が反転上昇しました。
とはいえ、FRBのパウエル議長はインフレが収まらない限り、金融引き締めを続けると語っています。まだインフレの低下がみられないうちから楽観モードに入ることにはやや違和感を感じます。
株式市場はいったん小康状態に入ったようですが、来週から始まる7月はCPI発表やFOMCのほか、各企業の四半期決算とガイダンスの発表などがあります。指標などをめぐって、一喜一憂する日がまたきそうです。
目標金額まで残り:1084万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/6/18時点)
- トータルリターン:+304,266円(+21.7%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+177,776円
今週は先進国株を中心に大きく下落し、トータルリターンは2021年2月以来の21.7%に減ってしまいました。
先週のCPIショックにより週初は下落から始まり、FOMCでコンセンサス通りの0.75%利上げとなって一時は上昇したものの、金融引き締めの加速が意識されて再度の下落となってしまいました。
これまで好調だった資源・エネルギー関連株が大幅下落しており、市場はリセッション(景気後退)の到来を見込んでいるように感じます。
海外では金融引き締めが強まる中、今週、日銀は金融政策の維持を決定しており、更なる円安と物価上昇が予想されます。金融市場の激動が経済の悪化、および生活の激変につながらないことを祈るばかりです。
目標金額まで残り:1090万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/6/11時点)
- トータルリターン:+456,092円(+32.6%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+329,585円
今週はやや株安となりましたが、円安が大きく進んだため、資産額はわずかにプラスとなりました。
週初の米国株は堅調でした。しかし、木曜にECB(欧州中央銀行)が7月の利上げと債券購入停止を発表したうえ、金曜の米国CPI(消費者物価指数)がコンセンサスを超えて上昇、インフレのピークアウト期待を打ち砕き、再度金融引き締めが強化されるという観測が広がったため、米国株は年初来安値付近まで下落しました。
インフレを抑える過程でリセッション(景気後退)による需要減退が不可避との見方が広がっています。
これまではFRBによる強力な金融引き締めがありつつも、米国経済は依然として堅調だから乗り越えられるという希望的観測が米国株を下支えしていたと思います。しかし、その好調な経済も先行きが怪しくなってきており、株式市場にはさらなる下げがありそうです。
積立投資に適した時期がやってきそうです。
目標金額まで残り:1074万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/6/4時点)
- トータルリターン:+452,348円(+32.3%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+325,841円
今週は円安が進んだこともあって、全体的に大きく上昇しました。
先週に引き続いて株式市場は買戻しの動きが強かったものの、5月の雇用統計が依然として好調であり、FRBの金融引き締め姿勢がしばらく続くとみられたことから金曜日の米国株式市場はやや売られる展開となりました。
これまで米国の景気は堅調でした。しかし、今週はマイクロソフトの利益警告やS&Pグローバルの2022年の業績ガイダンス提供の停止が発表され、さらにテスラのイーロン・マスクCEOが10%の人員削減に言及するなど、リセッション(景気減速)の兆しも感じられるようになってきました。
インフレを沈静化させるためにある程度のリセッションは不可避とみられている様子もあり、今のところ株式市場で大きな反応は起きていない(どちらかというとFRBの動向に注目が集まっている)ようです。とはいえ、このままインフレが収まるまでうまく乗り切ることができるでしょうか?
深刻な景気後退に陥らないよう、FRBやバイデン政権の采配に期待したいところです。
目標金額まで残り:1075万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/5/28時点)
- トータルリターン:+369,507円(+27.0%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+249,195円
今週は先進国株を中心に大きく上昇し、トータルリターンは27.0%に回復しました。
週前半はハイテク株を中心に下落する場面がありました。しかし、インフレ率のピークアウトが確認されつつあることとFOMCの議事録公開で予想外のタカ派コメントがなかったこと、さらにタカ派の急先鋒であったブラード総裁がインフレ率の鈍化を前提に、23年に利下げする可能性に言及したことなどから過度な不安心理が後退し、週後半は買い直しの動きが続きました。
リセッションの到来を示唆する経済指標が続々と出てくる中、FRBがやや軌道修正を図っているようにみえます。本格的な反騰につながるかはわかりませんが、今後の経済指標とインフレ率の推移に注目したいところです。
目標金額まで残り:1086万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/5/21時点)
- トータルリターン:+327,740円(+24.0%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+207,428円
今週は米国株を中心にやや下がりました。
今週の米大手小売り各社(ウォルマート、ターゲットなど)の決算発表では、EPSがコンセンサスを下回りました。消費減速の兆しととらえられたことから、小売各社の株価が大幅に下落し、米国の代表的な株価指数であるS&P500は一時3800近くまで下落する場面がありました。ベアマーケット入りの目安といわれる「高値から20%の下落」が現実のものとなり、市場にはさらに警戒感が高まっています。
悲観ムードは高まっていますが、インフレ率の低下がみられるまではパウエルプット(相場が大幅に下落して金融市場が不安定化した時に、パウエルFRB議長が金融政策やそのガイダンスを発表することで市場安定化に努めること)は期待できないとの見方が根強く、底入れする気配が見えません。
NAHB住宅市場指数の低下などからリセッションの兆候は徐々に見えてきています。経済ショックに至る前にうまくソフトランディングしてくれることを祈りたいです。
目標金額まで残り:1091万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/5/14時点)
- トータルリターン:+330,681円(+24.2%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+210,369円
今週は全体的に大きく下げて、トータルリターンは24.2%まで減ってしまいました。
今週発表された米国CPI(消費者物価指数)は前年比でややピークアウトしたものの、コンセンサスを上回る結果となりました。エネルギーや耐久消費財のインフレは沈静化しつつあるものの、サービスのインフレが大きくなっており、インフレ率の低下ペースがゆっくりしたものになると懸念されたことから、株式市場はさらなる下落に見舞われました。
マーケットには緊張感が高まっていますが、パウエル議長ほか、FRB高官の発言からは金融引き締めを緩めるといった内容は今のところありません。総悲観状態から金曜の株式市場はいったん反発が見られましたが、本格的な反騰はまだまだ先になりそうです。
徐々に台頭してきたリセッション(景気後退)懸念が現実にならないうちに、インフレが沈静化することを期待したいです。
目標金額まで残り:1090万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/5/7時点)
- トータルリターン:+439,576円(+33.0%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+325,296円
今週は新興国株を中心として全体的に少し上昇し、トータルリターンは33.0%となりました。
注目されていたFOMCでは、約22年ぶりに0.5%の大幅利上げとなりましたが、コンセンサスとなっていた6月FOMCでの0.75%利上げをパウエル議長が否定したことから、当日の米国株式市場は大きく上昇しました。
しかし、翌日には前日の上げ幅を帳消しにする大幅下落となりました。6月FOMCでの利上げ幅のコンセンサスは再び0.75%となり、一夜にしてFRBの方針転換を見込む動きとなっています。パウエル議長の発言だけでは弱気な市場心理を払しょくするには至らなかったようです。
インフレ率はピークアウトの兆しが見えてきていますが、減速ペースは緩やかなものになるとの見方も増えています。深刻な景気後退に至らないことを祈るばかりです。
目標金額まで残り:1083万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/4/30時点)
- トータルリターン:+430,051円(+32.3%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+315,770円
今週は先進国株を中心に大きく下落し、トータルリターンは32.3%まで減少してしまいました。
木曜に発表されたアマゾン(AMZN)の四半期決算では、売上高は増加していたものの、成長鈍化が嫌気された結果、アマゾンの株価は1日で-14%もの大幅下落をしました。
また、6月FOMCで0.75%の利上げ可能性が徐々に織り込まれ始めており、今後の利上げ加速と景気後退懸念からハイテク株を中心として株価下落が一層進みました。ナスダック100指数は年初来安値を更新し、来週のFOMCを前にして悲壮感が漂い始めてきました。
悪材料は多いものの、3月FOMCでは短期的な材料出尽くしから株価は大幅に上昇していました。来週のFOMCでどうなるかはわかりませんが、波乱の一週間になりそうです。
目標金額まで残り:1084万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/4/23時点)
- トータルリターン:+507,338円(+38.1%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+393,058円
今週の株式市場は続落となりましたが、歴史的な円安が続いた(一時129円台/ドル)ことで、資産額はやや増加しました。ただし、金曜の米国株は2%を超える下落となりましたので、来週はやや下落して始まりそうです。
木曜にパウエル議長が、次回FOMC(5月)における0.50%の利上げを示唆する発言をしたことで、金融引き締めの加速が意識されました。さらに、QT(量的引き締め)について、踏み込んだ発言がなかったことから、疑心暗鬼が広がり、市場はリスクオフの展開となりました。
先週から始まった四半期決算発表では引き続き堅調な企業が多いものの、ネットフリックス(NFLX)のように成長減速が意識された銘柄はとことん売られており(NFLXは決算発表翌日に-35%の下落)、市場の警戒心の高さを感じます。
これから本格化する決算シーズンをうまく乗り切ってくれることを期待したいです。
目標金額まで残り:1076万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/4/16時点)
- トータルリターン:+483,135円(+36.2%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+368,855円
今週の株式市場はやや軟調でしたが、円安が約20年ぶりに126円台まで進んだ影響もあって、資産額はやや増加しました。
先週、複数のFRB高官が相次いで金融引き締めに対するタカ派発言をしたことを受けて、近い将来のリセッション(景気後退)入りを予想する声が増えてきました。
今週のJPモルガンの1Q決算では将来のリセッションに備えて貸倒引当金を積み増したことで、コンセンサスを下回る減益決算となったことが話題になりました。同業他社の多くもコンセンサスを下回っており、景気後退に敏感な金融業界は早くもリセッション入りのリスクに備えようとしていることが明らかとなりました。
コアCPI(消費者物価指数)がコンセンサスを下回ったことでインフレのピークアウトを指摘する声も増えてきましたが、インフレ率は約40年ぶりの高い水準です。
もしピークアウトしたとしても、減速スピードは緩やかなものにとどまるのではないかともいわれており、もし強硬な金融引き締めが続けば、景気のハードランディング(急速な失速)につながると心配する声も増えてきました。
FRBによる繊細な手綱さばきでソフトランディングに成功するか、もしくは失敗してハードランディングに陥るかという重要な局面に差し掛かっているようです。パウエル議長の手腕に期待したいです。
目標金額まで残り:1078万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/4/9時点)
- トータルリターン:+476,068円(+35.7%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:361,788円
今週はやや円安が進んだこともあって、先進国株を中心にわずかに増加しました。
3月のFOMC議事録が公開され、次回FOMC(5月)における0.50%利上げ、QT(資産圧縮)スタート、および資産圧縮のペースが3ヶ月程度かけて毎月最大950億ドルまで増額されるであろうことが明らかになりました。
2015~2018年の金融引き締め局面に比べてかなりハイペースなものとなることがわかり、インフレ圧力の高まりに対してFRBが強硬に対策を打とうとしているという姿勢が鮮明になりました。
2023年のリセッション(景気後退)入りが徐々に織り込まれつつあり、金利上昇に弱いハイテク株が売られた一方、ディフェンシブセクター(公益、ヘルスケアなど)が相対的に活況になってきました。
景気悪化が鮮明になったときにはFRBの姿勢が軟化し、金融引き締めペースが鈍化(状況によっては再び金融緩和)されると思いますが、それまでは株式市場の冬が続きそうです。
目標金額まで残り:1079万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/4/2時点)
- トータルリターン:+474,103円(+36.5%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:365,707円
今週は全体的にやや上昇し、トータルリターンは+36.5%まで回復しました。
週前半は先週までの上昇が続いたものの、週後半は失速しました。急激なリバウンド局面はいったん終わったように見えます。
金曜に発表された雇用統計は依然として堅調であり、FRBの利上げを止めるようなものではなかったと受け止められています。
インフレ高進を抑えるための利上げが続くという見方から、とうとう逆イールド(米国10年債利回りと2年債利回りの差がマイナスになること)が発生し、景気後退のシグナルが点灯しました。
逆イールドの発生から景気後退までは通常1~2年程度あると言われます。しかし、今回は利上げ開始からわずか2週間で逆イールドとなったこと、今後予想される利上げペースが過去最速級であることなどから、リセッション(景気後退)までの期間が短い可能性があります。
通常、リセッションより先に株価は下落するといわれています。今後、どのタイミングで下落トレンドが再開するかに注目が集まりそうです。
目標金額まで残り:1083万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/3/26時点)
- トータルリターン:+464,706円(+35.7%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:356,295円
今週は急激に円安が進んだこともあって、先進国株を中心に資産額が大きく伸びました。トータルリターンは年初並みの35.7%まで回復しました。
株式市場は2週間前までの売られすぎ状態からリバウンドする動きが続き、短期的な過熱感が指摘されるようになってきました。
ウクライナでの戦争はいまだ停戦の気配がないうえ、FRBメンバーによる利上げ加速を示唆する発言が続きました。
株式市場の回復と裏腹に、スタグフレーションの可能性はやや高まっているように感じられ、株価反落の懸念を感じます。
4月から発表される経済指標にはウクライナでの戦争の影響が本格的に反映されるようになります。戦争を発端とした世界的な貿易の混乱・インフレの続伸により再びボラティリティが高まる展開になりそうです。
目標金額まで残り:1084万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/3/19時点)
- トータルリターン:+387,388円(+29.8%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:278,976円
今週は株式市場の反転上昇と円安が進んだことで、先進国株を中心に大きく上昇しました。
懸念されていたFOMCはおおむねコンセンサス通りであり、大きなサプライズはありませんでした。そのため、株式市場では安心感が広がり、米国株は4連騰となりました。
ウクライナでの戦争についても、お互いに停戦条件を譲歩しつつあるという情報が伝えられており、妥結が近づいているのではないかという観測が広がっています。地政学リスクやインフレ高進の懸念が和らいだことも株式市場にとって買い材料となっています。
とはいえ、まだインフレ率は高く、景気悪化懸念は根強いままです。もうしばらくボラティリティの高い状況が続きそうです。
目標金額まで残り:1091万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/3/12時点)
- トータルリターン:+301,199円(+23.2%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:192,787円
今週は全体的に減少し、特に新興国株の減少幅が大きかったです。トータルリターンは約1年ぶりに20%台前半になってしまいました。
金曜の株安により、さらに資産額は減少する見込みです。
ウクライナでの戦闘は激化するばかりで停戦交渉が進まず、株式市場はニュースのヘッドラインで右往左往する相場が続きました。
ロシアに対する経済制裁が日増しに強まっており、資源価格の高騰だけでなく、経済活動の低迷による不況に陥る懸念が高まってきています。
アメリカではロシアへの経済制裁に後ろ向き(交易を維持しようとしている)な中国に対するけん制も始まっており、西側諸国対中国・ロシアの経済戦争の様相を呈してきました。
一方、注目されていた米国の消費者物価指数(CPI)は前年比7.9%でした。インフレ率の上昇は依然として続いており、ウクライナ戦争の影響が本格化する3月のCPIはさらに上昇すると予想されています。
米国や欧州を中心としてスタグフレーション(インフレ下の景気後退)に陥る懸念が日増しに強まっており、FRBの金融政策の難度はますます高まっています。
来週の3/17にはFOMCの結果が発表されます。0.25%の利上げはほぼ確定的といわれていますが、今後の利上げペースやQT(量的引き締め)の時期やペースなどについて、どのような見通しが示されるのかに注目が集まっています。
FOMCをめぐってさらにボラティリティが高まりそうですが、うまくソフトランディングできることを期待したいです。
目標金額まで残り:1100万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/3/5時点)
- トータルリターン:+329,165円(+25.3%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:220,754円
今週は全体的にやや上昇しました。
ウクライナ侵攻に対するロシアへの経済制裁として、SWIFTからの排除やロシア中銀の資産凍結、大手企業のロシア国内事業からの撤退などが矢継ぎ早に発表されました。
ロシア経済の先行きが暗転し、ルーブルの急落、ロシア株式の暴落が起きました。さらに、ロシア国債の格下げが相次ぎ、近いうちにデフォルトに陥る可能性も取りざたされるようになってきました。
原油や天然ガスのほか、小麦やとうもろこしなどのコモディティ価格が急騰しており、さらなるインフレが避けられない事態になってきました。
一方、パウエル議長が議会証言で、3月のFOMCにおいて0.25%の利上げを支持すると述べました。利上げペースが緩やかになったことを好感して株式市場はやや回復していますが、インフレの抑制と経済の下支えを両立できるのか不安が残ります。
スタグフレーション(高インフレ下の経済低迷)に陥る懸念が高まっており、今後の経済が心配になってきました。大きな経済ショックにつながらないことを祈るばかりです。
目標金額まで残り:1097万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/2/26時点)
- トータルリターン:+318,266円(+25.1%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:215,560円
今週は全体的に大きく下がり、特に新興国株が急落しました。
とうとうロシアがウクライナに侵攻し、株式市場は急落しました。ロシアの株式指数は前日比で一時50%もの大暴落をしました。
今のところロシアの金融機関をSWIFTから締め出すなどの強力な経済制裁に至っていないことから、その後の株式市場はやや回復していますが、今後の成り行き次第でリスクオフが再燃する可能性もありそうです。
いつ決着するのかまだわかりませんが、もし停戦合意などでウクライナ問題が沈静化したとしても、FRBの金融引き締め懸念は残ったままです。
直近のFOMCメンバーの発言ではウクライナ問題で利上げ、QTのペースがスローダウンすることは無さそうにみえます。3月のFOMCに向けて再びFRBの動向に注目が集まりそうです。
目標金額まで残り:1102万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/2/19時点)
- トータルリターン:+363,223円(+28.7%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:260,517円
今週は先進国株が大きく下落し、トータルリターンは再び30%を割り込んでしまいました。
懸念されていた1月のFOMCの議事録公開では、現状想定されている以上のタカ派な内容はなく、やや安心感が広がりました。
一方、ウクライナ情勢はさらに緊迫の度合いが増しており、ウクライナ-ロシア関連のトピックスが伝わるたびに株式市場が乱高下しました。FRBの金融引き締めとウクライナ情勢の2つが重なって、不安心理が高まっています。
このままマーケットがクラッシュせずに、うまく軟着陸できることを期待したいです。
目標金額まで残り:1097万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/2/12時点)
- トータルリターン:+423,313円(+33.4%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:320,607円
今週は円安が進んだことと、週半ばに楽観的な見方がでたことで、トータルリターンは33.4%に上昇しました。
しかし、木曜の米国CPI(消費者物価指数)が予想を超える伸び(前年同月比で7.5%、約40年ぶりの高さ)となり、インフレ率の高進が続いていることが確認されました。さらに、FOMCメンバーであるブラード総裁が今年7月までに合計1%利上げすることを支持すると発言したことから、利上げ加速が急速に織り込まれ、ハイテク銘柄を中心に再び大きく下げました。
さらに、金曜にはウクライナ在住のアメリカ人や日本人などに退避勧告が出され、地政学リスクから再び株価が大きく下げています。これらが重なったことにより、3連休明けのつみたてNISA運用実績は一転して大きく下落すると思われます。
もしロシアとウクライナとの間で戦争が始まれば、小麦や天然ガスなどの供給が滞り、さらなる商品価格の高騰につながるともいわれています。もしインフレが止まらなければさらなる金融引き締めが必要となり、株式市場にはマイナス要因となります。
FRBの動向とウクライナ情勢をめぐって、しばらくボラティリティの高い相場が続きそうです。
目標金額まで残り:1091万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/2/5時点)
- トータルリターン:+380,106円(+30.8%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:282,944円
今週は先進国株を中心に大きく上昇し、トータルリターンは再び30%台に戻りました。
先週までの反動で週明けの株価は大きく上昇しましたが、FBの決算ミスで再び警戒感が高まりました。
AMZNの好決算でセンチメント(市場心理)は一時回復したものの、金曜に発表された米国雇用統計がコンセンサスを大幅に上回り、賃金上昇が続いていることが確認されました。利上げ加速懸念が再燃し、米国10年債金利はとうとう1.9%を超えました。
金曜の株式市場はやや上昇となったものの、引けにかけて大きく売られており、不安が残る展開となりました。
3月のFOMCでは0.5%の利上げとなる可能性も浮上しており、今後のFRB高官の発言や経済指標をめぐって神経質な状況が続きそうです。
目標金額まで残り:1099万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/1/29時点)
- トータルリターン:+341,295円(+27.7%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:244,132円
今週は先進国株も新興国株もともに大きく値下がりし、トータルリターンは+27.7%まで低下してしまいました。
今週行われたFOMCの結果はコンセンサスの範囲内だったとはいえ、3月の利上げ、QTについても言及されていてタカ派な内容でした。
株式市場はFOMCの前後でボラティリティの大きい展開となりましたが、金曜には大幅上昇しており、いったんアク抜けしたように見えます。
しかし、今後のインフレ率次第で、さらなる利上げ、QT強化の観測が強まることもあるかもしれません。今後も経済指標の発表があるごとにボラティリティが高まる展開が続きそうです。
目標金額まで残り:1103万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/1/22時点)
- トータルリターン:+378,005円(+30.6%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:280,844円
今週は米国株を中心に、先進国株が大きく下げました。トータルリターンは2021年10月ぶりに+30.6%に減少しました。
バイデン大統領が記者会見で「インフレ抑制の責務はFRBに託されており、金融刺激策の縮小・解除計画を支持する」と述べたことから、FRBがインフレ抑制策に乗り出すことにお墨付きが得られました。
従来、3月の利上げ幅は0.25%とみられていましたが、インフレの高進により0.5%になるのではないかという見方が浮上しました。このため、米国10年債金利が1.8%を超え、債券・株式のポジション(持ち高)を圧縮する動きが続きました。
金利上昇に敏感なナスダック指数は2020年のコロナショック以来、初めて200日移動平均線を大きく下抜けし、下落トレンド入りしたようにみえます。
来週はFOMCが行われる予定であり、もしネガティブサプライズが出れば更なる下げもありそうです。投資家の不安が杞憂で終わるような内容を期待したいです。
目標金額まで残り:1099万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/1/15時点)
- トータルリターン:+428,706円(+34.8%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:331,544円
今週は新興国株が好調だった一方、先進国株が大きく下がり、全体として評価額はやや下落しました。
米国のCPI(消費者物価指数)が前年同月比7.0%となり、約39年ぶりの高い水準になりました。予想値を超えない数字に収まったということで株価指数が一時上昇する場面もありましたが、FRBのブレイナード理事(次期FRB副議長)のタカ派発言が伝わると、再び株価は下げ基調となりました。
また、米国の小売売上高が予想を大きく下回ったことで、インフレ率の高進に需要がついていけていない状況も見えてきました。
景気が悪化する中でのインフレ(つまり、スタグフレーション)につながる懸念が生じており、FRBのかじ取りが一層重要になってきました。
利上げやQT(量的引き締め)が開始されると予想されている3~6月くらいまで、神経質な相場が続きそうです。
目標金額まで残り:1094万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/1/8時点)
- トータルリターン:+450,770円(+36.5%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:353,608円
今週は先進国株を中心にやや下がりました。
週初の株式市場は堅調でした。しかし、12月のFOMC議事録が公開され、利上げの早期化とQTの是非について議論されたことが伝わると、市場に動揺が広がり、株安が続きました。
また、金曜の雇用統計において、雇用はコロナ前の水準に戻っていることと、賃金上昇が続いていることがあらためて確認されました。つまり、FRBのミッションのひとつである雇用の安定はすでに十分に達成されていること、および今後はもう一つのミッションであるインフレ率の安定に力点が置かれるであろうことがあらためて確認されました。
その結果、コロナショック後の株高の最大要因であった、じゃぶじゃぶの金融緩和が今後巻き戻されるであろうことが鮮明になってきました。
何事もなく業績相場に移行してくれれば問題ないのですが、今回の金融緩和は規模が壮大だった分、巻き戻しの影響がどこまで広がるかわかりません。
今年前半は特にFRBの動向から目が離せなさそうです。
目標金額まで残り:1092万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2022/1/1時点)
- トータルリターン:+464,069円(+38.7%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:372,289円
今週は先進国株が大きく伸びました。
年末で出来高が少ない中で株価指数は続伸し、トータルリターンは過去最高を更新しました。
オミクロン株やQTなどの懸念はありますが、それ以上に楽観ムードが強いようです。
今年は最高のスタートを切れましたが、このまま大きな波乱が起きない1年になることを期待したいです。
目標金額まで残り:1094万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/12/25時点)
- トータルリターン:+440,921円(+36.7%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:349,142円
今週は先進国株が大きく伸びて、トータルリターンの金額は過去最高水準となりました。
先週までの不安感が一変し、市場に再び安心感が戻っています。
とはいえ、出来高は低調であり、すでに年末休暇モードです。本当に無事にFOMCを通過できているのかよくわからない状況です。
利上げ、QT(量的引き締め)懸念など心配ごとは山積みですが、来年は穏やかな幕開けとなることを期待したいです。
目標金額まで残り:1096万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/12/18時点)
- トータルリターン:+416,732円(+34.7%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:324,952円
今週は新興国株が不調だったものの、先進国株がやや上昇し、全体ではわずかにプラスとなりました。
年内最後の大イベントであったFOMCの結果は事前の予想の範囲内(テーパリングの加速と利上げの前倒し)だったことから、当日の株価は大きく上昇しました。しかし、翌日から再び売りが強まり、リスク資産の圧縮の動きは変わりませんでした。
FOMC通過でアク抜けが期待されていただけに、相場の先安観が先週よりも高まっています。
今年も残り2週間ですが、2018年のクリスマスショックみたいにならないことを期待したいです。
目標金額まで残り:1098万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/12/11時点)
- トータルリターン:+416,144円(+34.7%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:324,364円
今週は先進国株を中心に上昇し、トータルリターンは34.7%に回復しました。
心配されていた新型コロナの変異株について、感染力は強いものの、重症化リスクは高くなさそうという暫定的な結果がでており、先週までの不安感は薄らいでいます。
変異株報道で下落していたS&P500(米国の代表的な株価指数)は一転上昇し、金曜に終値で最高値をわずかに更新しました。
一方、12/14~12/15におこなわれるFOMC(アメリカの金融政策を決定する会合)では、インフレ率の高進を受けてテーパリングの加速や利上げの早期化が議論されるといわれています。一部ではQT(量的引き締め)の計画にも言及されるのではといわれており、FOMCの結果次第で波乱が起きる可能性があります。
来週は年内最後の山場となりそうであり、無事に乗り切れるかに注目です。
目標金額まで残り:1098万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/12/4時点)
- トータルリターン:+384,735円(+32.1%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:292,954円
今週は先進国を中心として株式が下落したうえ、やや円高が進んだため、トータルリターンは大きく減少し、32.1%になりました。
新型コロナの変異株が拡散しているというニュースをきっかけに調整が進んでいます。
先週の時点では、感染が再拡大したらFRBのテーパリング加速、利上げの早期化が遠のくという予測もありました。しかし、パウエル議長証言でインフレ率の高止まりは一時的ではないとしてインフレへの対応を検討すると述べたことと、今週の雇用統計で失業率が2020年2月以来の低水準となったことから、金融緩和終了の流れは変わらないとみられ、株安の流れは変わりませんでした。
12/14~12/15のFOMCではテーパリング加速の是非が議論されるといわれており、その結果によっては2018年12月のクリスマスショックの再来が噂されるようになってきました。
年初から上昇傾向であった株式相場ですが、12月に入って急速に先行きが怪しくなってきました。
目標金額まで残り:1102万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/11/27時点)
- トータルリターン:+444,083円(+38.1%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:357,525円
今週は全体的にやや下がり、トータルリターンは38.1%に低下しました。さらに、金曜の株式市場は大幅安となり、急激に円高も進んだため、来週初はさらに資産額が減ってしまいそうです。
今週前半はインフレ率の高止まりと、米新規失業保険申請件数の大幅減(1969年以来の低水準)で、テーパリング加速と利上げの前倒し予想が強まり、株式市場は軟調になっていました。
さらに、金曜日には南アフリカで発生した新型コロナの変異株による感染が拡大しているというニュースが出てきて、株式市場では売りが強まる展開となりました。もし再び経済活動が制限される事態となった場合、利上げを先送りせざるを得なくなると思いますが、そのときにインフレ率の高進を抑えられるのか疑問符が付きます。
今後、FRBの金融政策がどういう方向に行くのかわからなくなってきており、株式市場はボラティリティの高い展開になりそうです。
今年もあと1か月程度ですが、波乱の年末にならないことを願うばかりです。
目標金額まで残り:1099万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/11/20時点)
- トータルリターン:+449,993円(+38.6%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:363,435円
今週は新興国株がやや下がったものの、先進国株が上昇しました。その結果、トータルリターンは38.6%となり、過去最高を更新しました。
今週はNVIDIAなどのハイテク株が好決算で続伸し、ナスダック指数が最高値を更新しました。一方、インフレ率が世界的に高止まりしているほか、ヨーロッパでコロナ感染者が再増加していることで景気敏感株が弱くなってきており、不穏な空気も感じます。
インフレの高進に対して各国中央銀行の金融引き締めが出遅れているという論調も見られるようになり、インフレを制御できなくなる可能性も取りざたされるようになってきました。
コロナ後の世界経済が正常化に向かうのか、さらなる混乱に見舞われるのか、気になるところです。
目標金額まで残り:1098万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/11/13時点)
- トータルリターン:+439,021円(+37.6%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:352,463円
今週は先進国株がわずかに下がったものの、新興国株が上昇し、トータルではわずかにプラスになりました。
中国で企業物価指数が急上昇し、さらにインフレ懸念が強まってきました。そのため、FOMCを経てやや低下していた金利が反転上昇し、やや動揺が広がる場面もありました。
インフレを抑えるために利上げが前倒しされる懸念が出ているほか、スタグフレーション(インフレ下の不況)に陥ることさえ取沙汰されるようになってきました。
株式市場はなお楽観的ですが、次の景気後退局面はどのように始まるのでしょうか。
目標金額まで残り:1099万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/11/6時点)
- トータルリターン:+438,198円(+37.6%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:351,641円
今週は先進国株を中心に上昇し、トータルリターンは37.6%まで増加しました。
国内の衆議院選挙では予想外に自民党が絶対安定多数を獲得したことで株式市場が好感し、大きく上昇しました。
また、米国のFOMCではテーパリング(量的緩和縮小)が決定されたものの、縮小ペースは市場予想の範囲内でした。そのため、材料出尽くしを市場が好感して、米国株は一段高となりました。
当面の大イベントは無難に通過できた一方、中国の不動産会社の苦境はまだ続いています。
どのような着地になるのか、固唾をのんで見守っていきたいところです。
目標金額まで残り:1100万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/10/30時点)
- トータルリターン:+420,113円(+37.1%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:338,617円
今週は新興国株を中心として、全体的にやや増えました。トータルリターンはとうとう37%を超えました。
先週に引き続いて楽観ムードに包まれていますが、国内では今週末に総選挙があり、自民党が単独過半数を割れるかもしれないといわれています。
また、米国では11/2~11/3にFOMCがあり、インフレ高進を受けてテーパリングが決定されると予想されています。
どちらも株式市場には逆風であり、来週はボラティリティの大きい1週間になりそうです。
目標金額まで残り:1105万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/10/23時点)
- トータルリターン:+414,758円(+36.6%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:333,262円
今週は先進国株を中心に大きく伸び、トータルリターンは過去最高の36.6%になりました。
先週に比べてやや円高になったものの、株式市場は買戻しの動きが続きました。米国の代表的な株価指数であるS&P500は過去最高値をつけ、2週間前までの悲壮感が一変しました。
一方、世界的にエネルギー価格が高騰してインフレ懸念がさらに高まっています。11月のテーパリング実施が確実視されるだけでなく、利上げの前倒しも想定される状況になってきました。
また、中国の不動産会社のデフォルトが相次いでおり、不動産バブルの崩壊も懸念されています。
2週間前よりも状況が悪くなっている中で株高が進んでおり、持続可能なのか疑問が残ります。
まだまだボラティリティが高い状況が続きそうです。
目標金額まで残り:1105万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/10/16時点)
- トータルリターン:+385,918円(+34.1%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:304,422円
今週は先進国株を中心に大きく上昇し、トータルリターンは過去最高水準の34.1%になりました。
コモディティ価格のインフレにより、相対的にインフレに強いといわれる株式に買いが集まっているほか、1ドル114円台まで進んだ円安によってリターンが大きく伸びました。
一方、中国の恒大集団が来週にもデフォルトを宣言するのではないかといわれており、緊張感も高まっています。
また、インフレ率が高止まりする中で、FRBがテーパリングを11~12月に実施するだけでなく、来年に見込まれている利上げの開始を早めるのではないかという観測も浮上しています。
今週の株価はやや復調しましたが、不安材料の増大に今後耐えられるのでしょうか?
固唾を飲んで見守っていきたいところです。
目標金額まで残り:1108万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/10/9時点)
- トータルリターン:+340,055円(+30.0%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:258,559円
今週は先進国株を中心に大きく上昇しました。
アメリカで債務上限を短期的に引き上げることで与野党が合意し、いったん落ち着いたことで米国株式市場はやや反発しました。また、円安が進んだこともあって、トータルリターンは再び30%に達しました。
一方、中国では恒大集団だけでなく、他の大手不動産企業にもデフォルトの危機が迫っているといわれ、事態が一層深刻化しているようです。また、米国のテーパリング(金融緩和縮小)が11~12月に始まるといわれていることもあって、いつまた戻り売りがあるかわからない状況です。
2018年の10月(クリスマスショック前)に似た雰囲気を感じるところではありますが、その再来にならないことを願いたいです。
目標金額まで残り:1113万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/10/2時点)
- トータルリターン:+317,070円(+28.8%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:240,475円
今週は先進国株を中心に大きく下落しました。
先週はFOMCを無難に通過したかのように見えましたが、時間差で長期金利が急騰し、グロース銘柄を中心にリスクオフが加速しました。
もともと景気減速感があった中で、中国の計画停電問題により生産が滞っているという報道がでており、一段と景気の不透明感が増しています。
株価が高値圏にある中で悪材料が次々と噴出しており、株式市場の雰囲気が急速に悪化しているようです。
また、国内では岸田新総裁が誕生し、お祝いムードとなりましたが、日経平均は急落を続けており、前途多難な船出となってしまいました。
総選挙があると株価は上昇するというアノマリーがありますし、近くある総選挙に向けて挽回を期待したいところです。
目標金額まで残り:1118万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/9/25時点)
- トータルリターン:+348,365円(+31.7%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:271,770円
今週は全体的にわずかに回復しました。
週初は中国の恒大集団のデフォルト危機とFOMCへの懸念でやや調整しました。しかし、週後半は売りが一巡したうえ、FOMCの結果が想定の範囲内であったことからやや回復し、先週の資産額をわずかに上回りました。
とはいえ、恒大集団の問題はまだ何も解決しておらず、いつ再燃するかわからない状態です。金融ショックにはつながらないとみられているようですが、中国の不動産市場が急速に冷え込み、景気が急減速する懸念があります。
来週も中国当局の対応に注目が集まりそうです。
目標金額まで残り:1115万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/9/18時点)
- トータルリターン:+347,285円(+31.6%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:270,691円
今週は新興国株を中心に、価格がやや下落しました。
中国で2番目に大きな不動産会社の恒大集団(英語名:エバーグランデ)がデフォルトの危機に瀕しており、中国当局が積極的に救済しようという様子もみられないことから、中国株式が続落しています。
恒大集団のデフォルトの期日は来週内となっており、中国株式市場をめぐって混乱が予想されます。
さらに、来週にはFOMCがあり、テーパリングの決定がアナウンスされる可能性があります。もし予想以上にタカ派な内容がでた場合は米国株式市場も大揺れになるかもしれません。
来週は中国、米国株式市場ともに注目の一週間になりそうです。
目標金額まで残り:1115万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/9/11時点)
- トータルリターン:+355,864円(+32.4%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:279,270円
今週は先進国株を中心にやや下がりました。
レイバー・デー(9/6)が明けて夏のバカンスシーズンが終了しました。株高が続いていたときに機関投資家が戻ってきたこともあって、利確売りがいったん広がったように見えます。
下落が続くにつれて出来高が増している点がやや気になるところです。9月は波乱が多い月といわれますが、今年はどうなるでしょうか?
目標金額まで残り:1114万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/9/4時点)
- トータルリターン:+369,078円(+33.6%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:292,483円
今週は全体的に大きく上昇し、トータルリターンは過去最高の+33.6%になりました。
先週のジャクソンホール会議で、パウエル議長講演が想定の範囲内だったことから、安心感が広がり、株式市場は堅調に推移しました。
しかし、金曜日の雇用統計でコンセンサスを大きく下回る数値がでて、株式市場は一時混乱しました。テーパリングが後ずれしそうという思惑に支えられつつも、今後の景気動向への懸念が生じています。
今のところS&P500はわずかな下げとなっていますが、今後市場がどう判断するかに注目したい状況です。
目標金額まで残り:1113万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/8/28時点)
- トータルリターン:+341,347円(+32.0%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:269,498円
今週は全体的に大きく増え、トータルリターンは+32.0%まで戻りました。
中国株がいったんリバウンドし、株安不安が和らいだこともあって、S&P500(米国の代表的株価指数)は再び最高値圏になっています。
さらに、金曜日のジャクソンホール会議において、FRBのパウエル議長からタカ派なコメントはみられませんでした。そのため、年内のテーパリング開始の見通しが緩やかに市場関係者に織り込まれ、金曜日の米株は一段上昇し、安心感が広がっています。
9月は波乱が多い月と言われますが、このまま緩やかな株高が続いてほしいものです。
目標金額まで残り:1119万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/8/21時点)
- トータルリターン:+317,975円(+29.8%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:246,125円
今週は新興国株を中心に大きく値下がりしました。
FOMCの議事録が公開され、大半の委員が年内のテーパリング(金融緩和縮小)開始を支持していることがわかったため、米株市場はリスクオフに動きました。
また、中国ではアリババ社内のセクハラ問題のほか、IT企業の増税や規制強化などの動きが連日報道されており、中国株が再び下げ足を強めています。
金曜の米株はいったん上昇しましたが、出来高は多くなく、買いの勢いはまだ弱そうです。
このまま反転上昇となるのか、下落の始まりとなるのか、来週は大事な一週間になりそうです。
目標金額まで残り:1122万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/8/14時点)
- トータルリターン:+350,978円(+32.9%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:279,128円
今週は新興国株が足踏みしたものの、先進国株が大きく伸びた結果、過去最高リターンを更新しました。
典型的な夏枯れ相場で出来高が細るなか、大きな悪材料がなく、S&P500などの指数はじりじりと高値を更新しています。
一方、春先から常に市場の懸念材料であったテーパリング(金融緩和縮小)について、インフレ懸念の鈍化や経済再開に伴う景気回復のピークが過ぎた懸念などが浮上しており、不安材料が増えてきています。
8/26~8/28のジャクソンホール会議ではFRBのパウエル議長がテーパリングの見通しについて語るとみられていますが、市場はどう反応するでしょうか?
パウエル議長がうまくソフトランディングさせてくれることを期待したいです。
目標金額まで残り:1118万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/8/7時点)
- トータルリターン:+339,874円(+31.9%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:268,024円
今週は先進国株を中心にやや上昇し、過去最高のリターンとなりました。
金曜の雇用統計でコンセンサスを上回る良い数値が出たため、テーパリング(金融緩和の縮小)の早期化が懸念されてナスダックはやや下がりましたが、ダウやS&P500指数は最高値を更新しています。
一方、中国では不動産開発大手の恒大集団のデフォルトリスクが一段と高まっているほか、テック企業への課税が強化されるという報道が出ており、中国発の株価下落懸念がくすぶっている状況です。
8月の夏枯れ相場の中、懸念を乗り越えて一段の上昇ができることを期待したいです。
目標金額まで残り:1119万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/7/31時点)
- トータルリターン:+329,481円(+31.9%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:262,215円
今週は新興国株が下げた一方、先進国が大きく伸びて、トータルでは過去最高リターン更新となりました。
火曜には急落する場面があったものの、再び押し目買いが大きく入り、急回復しました。
最近は下げる場面があってもすぐに回復することが常態化しており、「株価は下がってもまた戻る」という信仰が高まっているようにみえます。
一方、中国政府が先週発表した「教育産業の非営利化方針」を受けて、中国の教育関連株が壊滅状態になったほか、他の中国株からも資金逃避が起きています。
また、中国の不動産開発大手の恒大集団の資金繰りが急速に悪化しているという話もでており、チャイナ・ショックの芽を感じます。
米国市場の楽観状態がどこまで続くのか、固唾を呑んで見守っていきたいところです。
目標金額まで残り:1124万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/7/24時点)
- トータルリターン:+311,275円(+30.1%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:244,010円
今週は新興国株を中心に、全体的にやや減少しました。
月曜に株式市場が全体的に急落した影響が出ているものと思われますが、金曜に米株は最高値を更新しています。
投信の価格はやや遅れて反映されますので、来週初には最高近辺に戻るものと思われます。
最近は急落があってもすぐに押し目を狙っていた買い手が現れて、株価が急回復する状況が続いています。
コロナショック以降、押し目はすべて買いが正解となっており、過熱感を強く感じます。
どこまで続くのか、慎重に見守っていきたいところです。
目標金額まで残り:1126万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/7/17時点)
- トータルリターン:+326,370円(+31.6%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:259,105円
今週は、新興国株を中心として、全体的に増えました。
FRBのパウエル議長が公聴会で利上げに慎重なスタンスを示し、再び安心感が広がりました。
とはいえ、米国の代表的な株価指数であるS&P500指数はすでに最高値付近です。ある程度の調整は自然なことであり、金曜はやや下落して終わっています。
夏枯れ相場をうまく乗り切れるか、見守っていきたいところです。
目標金額まで残り:1124万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/7/10時点)
- トータルリターン:+313,556円(+30.3%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:246,291円
今週は木曜に株式市場が大きく動揺したうえ、やや円高傾向になったため、リターンは少し減少しました。
しかし、金曜には前日の下げをほぼ帳消しにするレベルのリバウンドが起きたため、特に心配はいらなさそうです。
今年2月以降、やや調整しては回復することを繰り返しており、押し目買いした方が全員報われる展開が続いています。
押し目待ちをしている投資家がたくさんいる一方、日米中で信用買い残高が膨らんでいるようです。
用心しながら次の展開を見守っていきたいところです。
目標金額まで残り:1125万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/7/3時点)
- トータルリターン:+341,869円(+34.2%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:279,033円
今週は円安が進んだこと、および先進国株が大きく伸びたことでトータルリターンは過去最高の34.2%になりました。
特に大きなニュースもなく、昨日発表された雇用統計も堅調だったことから、楽観ムードが強まっています。
国内外でワクチン接種が進み、経済再開の動きが進んできました。このまま無事に経済回復につながってほしいものです。
目標金額まで残り:1126万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/6/26時点)
- トータルリターン:+328,544円(+32.9%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:265,709円
今週は先進国株を中心に大きく伸び、トータルリターンは約33%となり、過去最高を更新しました。
先週末に株価が急落し、今週はどうなることかと思っていました。しかし、波乱なく利上げ織り込みが進んだことで、株式市場は何事もなかったかのように回復し、さらにやや円安が進んだことも重なってリターンは最高圏となりました。
ここ数か月の懸念材料であったテーパリング(金融緩和終了)の織り込みが軟着陸できそうということで、安心感が広がっています。
このまま順調に資産が成長していってほしいものです。
目標金額まで残り:1127万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/6/19時点)
- トータルリターン:+311,346円(+31.1%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:248,510円
今週はやや円安が進んだこともあって、先進国株が円建てで若干上昇し、わずかに最高リターンを更新しました。
しかし、今週のFOMCでは利上げの早期化が示唆され、株式市場に動揺が広がりました。利上げにより長期的なインフレが抑制されると想定されたためか、長短金利差が縮小し、景気敏感株が大きく売られています。
一方、長期金利の低下により、ハイテク銘柄が堅調となっているため、全体の下げ幅はまだ小さいレベルにとどまっています。
雰囲気はあまり良くありませんが、ここで持ちこたえることができるかどうか、来週は大事な一週間になりそうです。
目標金額まで残り:1129万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/6/12時点)
- トータルリターン:+311,074円(+31.1%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:248,251円
今週は米国などの先進国株が大きく上昇しました。トータルリターンは31.1%となり、過去最高を更新しています。
今週は大きな波乱もなく、米国の代表的な株価指数であるS&P500は最高値を更新し、ナスダック指数も最高値近辺まできました。
全体的に楽観ムードになっている一方、出来高は全体的に少なめであり、様子見姿勢も強そうです。
経済再開による景気良化と、金融緩和終了懸念の綱引きが今後も続きそうです。
目標金額まで残り:1129万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/6/5時点)
- トータルリターン:+306,680円(+30.7%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:243,844円
今週は新興国株式が大きく上昇しました。
週半ばにはハイテク株を中心に大きく下落する場面もありました。しかし、金曜の雇用統計がコンセンサスを下回ったことから、金融緩和縮小が遠のいたと判断され、全体的に持ち直しました。
S&P500はほぼ史上最高値付近、かつVIXは16.4まで低下しており、全体的に楽観ムードに戻っています。
日本ではワクチン接種が加速し、経済正常化の期待も高まっています。このままアフターコロナの世界に軟着陸できることを期待したいです。
目標金額まで残り:1129万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/5/29時点)
- トータルリターン:+298,409円(+30.9%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:239,845円
今週は全般的に大きく上昇し、トータルリターンは過去最高の30.9%になりました。
株式市場に大きな波乱もなく、円安がやや進んだ(1ドル109円→110円)ことが要因と考えられます。
懸念されていた素材インフレが少し落ち着きを取り戻してきたこともあって、やや楽観が広がっているように見えます(VIXも17台に低下)。
FRBのテーパリング懸念は高まっていますが、このまま軟着陸して業績相場に移行することを期待したいです。
目標金額まで残り:1133万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/5/22時点)
- トータルリターン:+273,434円(+28.3%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:214,870円
今週は新興国株を中心として、先進国株も大きく上昇しました。
週半ばには暗号資産(仮想通貨)市場が暴落し、株式市場への波及が懸念されましたが、大きな混乱もなく回復できました。
また、これまで下落を先導してきたグロース株がやや息を吹き返しており、この傾向が続くのかに注目です。
目標金額まで残り:1136万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/5/15時点)
- トータルリターン:+260,400円(+26.9%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:201,836円
今週は新興国を中心に、大きく下落しました。
米国のCPI(消費者物価指数)が予想を超えて大きく上昇し、インフレ加速による金融緩和の早期終了懸念が高まったため、米国だけでなく、世界中の株価が急落する場面がありました。
週後半はやや反騰しましたが、出来高は弱く、本格的な回復とはいえなさそうです。
これから良い買い場がやってくるのでしょうか?来週は重要な一週間となりそうです。
目標金額まで残り:1137万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/5/8時点)
- トータルリターン:+280,555円(+29.0%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:221,991円
今週は新興国を中心に、やや下落しました。
米国のイエレン財務長官が金利上昇を容認するかのような発言をしたことで、小型・ハイパーグロース株が軒並み暴落する場面もありました。一方、バリュー株や大型株は比較的堅調であり、S&P500は再度高値を更新しました。
また、金曜に発表された雇用統計がコンセンサスより大幅に悪かったことで、早期の金融緩和終了懸念が後退し、株高につながった面もありました。
指数では緩やかな動きですが、セクター間でみるとローテーションが激しく、ボラティリティが高い状況が続いています。
高値警戒感が強い中で緩やかな上昇傾向がどこまで続くのか、気になるところです。
目標金額まで残り:1135万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/5/1時点)
- トータルリターン:+283,192円(+30.3%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:228,743円
今週は全体的に上昇し、トータルリターンがとうとう30%を超えました。
GAFAMなどの好決算が発表され、安心感が広がったほか、やや円安が進んだことが大きかったと考えられます。
一方、好決算で一段高となったGOOG、FBに対して、AAPL、AMZN、MSFTは好決算なのに買いが続かず、失速してしまいました。
すでに期待値がかなり高くなっており、一段高になるには相当の買い需要が必要な状況のようです。
ガス欠感が漂うなか、パウエル議長やイエレン財務長官が経済をどうかじ取りしていくのかに注目です。
目標金額まで残り:1138万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/4/24時点)
- トータルリターン:+256,780円(+27.5%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:202,331円
今週は米国をはじめとした先進国を中心に値下がりしました。また、円高も進行したため、トータルリターンは3週ぶりに下落しました。
バイデン大統領が富裕層へのキャピタルゲイン増税に言及し、株式市場が大きく崩れる場面がありました。翌日には回復しましたが、出来高がやや乏しく、本格的に回復したわけではなさそうです。
また、株式市場の先行指標ともみられている暗号資産(仮想通貨)は大きく下落したままであり、不穏な空気が高まってきました。
株式市場は高値な一方、金融緩和終了(テーパリング)の早期化懸念、法人増税、キャピタルゲイン増税などの逆風が強くなってきています。
大なり小なり調整は避けられなさそうな情勢ですが、イエレン財務長官やパウエルFRB議長の手綱さばきに期待したいところです。
目標金額まで残り:1141万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/4/17時点)
- トータルリターン:+270,495円(+29.0%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:216,046円
今週は全体的に上昇し、特に米国など先進国が大きく伸びました。その結果、トータルリターンは29.0%となり、3週連続で過去最高となりました。
米国長期金利がやや低下したことで、グロース株が堅調に推移し、ダウ平均、ナスダック指数ともに最高値付近になっています。
米国経済の回復が鮮明になってきており、楽観ムードが続いていますが、すでに好材料はかなり織り込んでいるように見えます。
次は何をきっかけに波乱が起きるかわかりませんが、警戒しながらも今の株高を楽しみたいところです。
目標金額まで残り:1140万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/4/10時点)
- トータルリターン:+262,334円(+28.1%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:207,885円
今週は全体的に緩やかに上昇しました。
米国の金利上昇が落ち着いて、やや円高ドル安が進んだものの、それ以上に株高となりました。結局、トータルリターンは28%を超えて、2週連続で過去最高を更新しました。
3月は調子が悪かったグロース株(ハイテクなど)が復調しており、特にGAFAMなどの大手ハイテク株が続伸していることが大きかった印象です。
当面の不安要素は乗り越えたように見え、再び楽観ムードが高まってきました。このまま上昇が続くことを期待したいです。
目標金額まで残り:1140万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/4/3時点)
- トータルリターン:+256,723円(+27.5%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:202,274円
今週は全体的に大きく上昇し、とうとうトータルリターンが27%を超えました。
2月下旬から低迷していたグロース株に資金が戻り、米国の代表的な株価指数であるS&P500が4,000を超えて史上最高値をつけました。また、円安ドル高も進み、外貨建て資産の評価額を底上げした点も大きかったです。
また、金曜に発表された米国の雇用統計は市場予想を上回り、景気回復を裏付けるものでした。来週の株式市場も上げで始まりそうです。
一方、順調な雇用回復を受けて、比較的短期の金利(2年債、5年債)が上がっており、利上げの前倒しを見据えた動きとみられます。異例の超金融緩和という追い風がなくなることのマイナス面と、景気回復というプラス面の綱引きが今後一層強くなりそうです。
復調の兆しがみられる株式市場ですが、潮目の変化がいつ起こるかに注目したいです。
目標金額まで残り:1141万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/3/27時点)
- トータルリターン:+217,632円(+24.2%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:167,144円
今週の先進国株は比較的堅調だったのですが、新興国株が急落し、トータルの資産額はやや減少しました。
米国の長期金利上昇によってドルが新興国から流出する流れが続いており、通貨防衛のために金利を引き上げた結果、株安になる新興国が増えています。また、中国政府による中国ハイテク株への締め付けや、米国上場の中国株(正確にはADR)に対する監査強化の動きなどで中国株が売られやすくなっており、全体的に新興国株が弱くなっています。
一方、米国の代表的な株価指数であるS&P500は、金曜の引けに大量の買いが入ったことで最高値圏まで戻りました。しかし、週半ばには下落が続く場面もあり、米国株も強気一辺倒ではないようです。
機関投資家のリバランス売りで1,2月は月末に大きく下落していましたが、3月末はどうなるでしょうか?来週末には積立購入日もありますので、固唾を飲んで見守っていきたいです
目標金額まで残り:1148万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/3/20時点)
- トータルリターン:+227,208円(+25.2%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:176,720円
今週はトータルで見ると大きな動きがなく、先週と比べて微増という結果になりました。
週半ばに米国長期金利がまた急騰し、ハイテク株が崩れる場面もありましたが、代わりにバリュー株が堅調でした。
注目を集めていたFOMCの結果やSLR(コロナショックを緩和するために一時的に導入された、大手銀行に対する資本面の優遇策)の打ち切り発表がありましたが、大きな波乱になることもなく、無事通過できたという印象です。
当面の懸念事項がなくなり、割高感のあるハイテク株以外には比較的安心感が漂っています。
とはいえ、金融緩和終了の前倒し懸念はだんだん強くなっており、いつ崩れてもおかしくない状況です。今後の展開を注意深く見守りたいところです。
目標金額まで残り:1147万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/3/13時点)
- トータルリターン:+226,252円(+25.1%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:175,764円
今週は米国などの先進国株を中心に大きく上昇してトータルリターンが最高となり、とうとう25%を超えました。
先週に引き続いて、月曜はナスダック指数の大幅下落でヒヤッとしたものの、その後は金利上昇が一服して株式市場は反騰しました。
ナスダックはまだ最高値から約7%低い位置にいる一方、S&P500は最高値付近、ダウ平均は最高値を更新しています。結局、先週の急落でも押し目買いするのがよかったという結果になりそうです。
一方、週半ばは落ち着いていた長期金利が再び高くなっています(米国債10年利回りが約1.6%、30年利回りが約2.4%)。
先週末と同程度か、少し上くらいの水準になったにも関わらず、株式市場の反応が鈍いため、このまま問題ない可能性もあります。しかし、再び金利が急騰を始めると、グロース株を中心に再度売られる展開もありそうです。
来週予定されているFOMCの結果がどうなるか、それに対して株式市場がどう反応するかに注目です。
目標金額まで残り:1147万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/3/6時点)
- トータルリターン:+183,305円(+20.4%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:132,829円
今週は新興国を中心に小幅に下げました。
先週末にやや落ち着きを見せていた長期金利が再び急騰し、米国10年債金利が約1.6%、30年債金利が約2.3%になりました。長期金利の上昇に伴い、ハイテク株を中心に株式が売られ、ナスダック100指数は明確に50日移動平均線を割ってしまいました。
最近の月末下落、月初上昇のパターンが崩れ、さらなる下落もありそうな状況です。
ここで切り返すことができるかどうか、来週は正念場の一週間となりそうです。
目標金額まで残り:1152万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/2/27時点)
- トータルリターン:+185,689円(+21.4%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:139,006円
今週は新興国を中心として、全般的に下げました。先週まで急ピッチな上昇が続いていましたが、とうとう調整が入りました。
長期金利の上昇がさらに加速し、米国債10年金利が一時1.6%、30年金利が一時2.3%を超えました。また、月末のリバランスで株が売られたのも重なって、株安となったようです。
とはいえ、金曜は債券が買われて金利が低下し、いったん山を越えたようにも見えます。
また、最近は月末のリバランスが終わった直後に押し目買いが入り、再び上昇軌道に戻っていることが多いため、来週以降も株安が続くかはよくわかりません。
月曜の状況次第で、今後の展開も変わりそうなので、来週は大事な一週間になりそうです。
目標金額まで残り:1155万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/2/20時点)
- トータルリターン:+202,080円(+23.3%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:155,398円
今週も全般的に上昇し、トータルリターンは過去最高を更新しました。
株式市場は特に波乱もなく、堅調に推移しました。一方、長期金利の上昇ピッチがやや加速しているように見えます(米国債10年金利が1.36%、30年金利が2.16%)。
今のところ株安にはつながっていませんが、金利上昇を警戒する声が増えているようです。
緩やかな金利上昇ならよいですが、急上昇すると株式市場のショック安につながる恐れがあるので、警戒するほうが良さそうです。
目標金額まで残り:1153万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/2/13時点)
- トータルリターン:+194,759円(+22.5%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:148,076円
今週は全般的に上昇し、特に新興国株が大きく上げました。
アメリカの財政政策期待などで株式市場は堅調に推移しました。久しぶりにVIXが20を切り、楽観ムードが広がっています。
一方、株式市場は全体的に出来高が細っており、高値警戒感を感じます。また、金利がじわじわと上がり続けており、米国債30年金利はとうとう2%を超えました。
金利の上昇が株式市場を冷やさないか心配ですが、このまま何もないことを願いたいです。
目標金額まで残り:1154万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/2/6時点)
- トータルリターン:+183,400円(+21.2%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:136,717円
今週は全般的に大きく上昇しました。
先週の急落から一転して、上昇が続き、S&P500は最高値を更新しました。さらに、円安ドル高も進んだため、とうとうトータルリターンは最高の21.2%に達しました。
2020年3月のコロナショック以降、「押し目はすべて買い」という展開が続いていましたが、今回もまさにその通りな結果でした。
とはいえ、今回の回復局面では全体的に出来高が乏しかったのが気になります。機関投資家は上値を追うほどではないとみているように感じます。
長期金利(特に米国30年金利)も直近高値を更新しており、株式市場に冷や水を浴びせないか気になります。
節分天井という格言をぜひひっくり返してほしいものです。
目標金額まで残り:1155万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/1/30時点)
- トータルリターン:+153,855円(+18.5%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:110,824円
今週は全般的に下落しました。世界の株価指数は新興国を中心に大きく下げましたが、円安がやや進んだため、円建ての資産額は小幅な減少にとどまっています。
今週はロビンフッダー(株取引アプリのロビンフッドを使って投資する、個人投資家のこと)による狂乱相場が大きく話題になりました。
業績が良くないGME(ゲームストップ)株が空売りファンドによる空売り推奨を受けたことに対し、株の交流サイトを通じてロビンフッダーが結託してGME株を買い上がりました。年初は10ドル台だったGMEの株価は瞬く間に300ドルを超え、GME株をショートしていた空売りファンドが巨額の損失を出しました。
さらに次のGMEを狙って、業績低迷で売り込まれていた株(AAL、BBなど)が次々に急騰しました。個人投資家が大手ファンドを締め上げるという、あまり見たことがない状況となりました。
しかし、オプションなどを使ったレバレッジ取引で極端なボラティリティが生じていることや、集団で共謀して価格操作するかのような手法が警戒されており、証券会社による取引規制やSECによる調査などが始まってしまいました。
過度な取引を規制する動きが強まるのではないかという不安が広がったことや、年初から過熱していた相場でいったん利確する動きなどが出て、今週の株式市場は久しぶりに大きく下落しました。
コロナショック以降、下げたところはすべて押し目買いで良かったのですが、今回はどうなるでしょうか?来週は大事な1週間になりそうです。
目標金額まで残り:1161万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/1/23時点)
- トータルリターン:+165,010円(+19.8%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:121,979円
今週は全体的に増えて、中でも新興国株が大きく伸びました。とうとうトータルリターンが約20%になり、昨年11月以降のパフォーマンスは驚異的になっています。
今週はバイデン大統領の就任式が行われ、材料出尽くしとなることもなく、株式市場は堅調に推移しました。
イエレン新財務長官の公聴会での発言も波乱なく終わり、バイデン新政権の安定感を感じます。
今のところ波乱の芽はなさそうですが、投機マネーの流入で高騰していたビットコイン価格が失速している点は気がかりです。
ビットコイン相場の急落が投資家心理を冷やし、株式相場に波及することも考えられるため、注視していきたいです。
目標金額まで残り:1160万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/1/16時点)
- トータルリターン:+155,120円(+18.6%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:112,089円
今週は先進国株がやや停滞していたものの、新興国株が大きく伸びました。
先週に引き続き、長期金利が上昇し(10年金利が最大で1.19%)、ハイテク株などを中心にヒヤッとする場面もありました。
しかし、米国債の入札やパウエルFRB議長の発言で波乱が起きることもなかったため、結果的にやや上昇して終わりました。
来週はバイデン大統領誕生で、経済政策、コロナ対策が大きく変わっていきそうです。すでに材料出尽くし感もあるので、プラスに働くかはわかりませんが、今後良くなることを期待したいです。
目標金額まで残り:1161万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/1/9時点)
- トータルリターン:+150,560円(+18.1%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:107,529円
今週は全体的に上昇し、中でも新興国株が約5%も上昇しました。トータルリターンはとうとう18%を超えました。
米国ジョージア州の上院議員選挙で民主党候補が2人とも当選し、ブルーウェーブ(大統領、上院・下院の過半数をすべて民主党が占めること)が決定したため、大規模な財政政策が決まりやすくなったことを好感していると言われています。
一方、財政赤字拡大による国債増発懸念で長期金利が上昇(10年金利が0.9%台から1.1%台へ)しています。金利と株価はシーソーゲームの関係にあるといわれており、金利高と株高が共存しているのは不気味です。
金利高が止まらなければ、いずれ株式市場に悪影響が出ると警戒する声も増えてきているようです。
年初から過熱気味な株式市場ですが、いつまで続くでしょうか?
目標金額まで残り:1162万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2021/1/2時点)
- トータルリターン:+127,843円(+16.0%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:88,310円
今週は全体的に上昇しました。年末相場で「閑散に売りなし」という状況で、過去最大のリターンとなりました。
過去2年間の積立で+16.0%になったので、リターンが良すぎるくらいの状況です。
米国の大規模財政支出も決まり、急落する理由は当面なさそうに見えます。とはいえ、楽観ムードは強く、株式市場が高くなりすぎているのは事実です。
今後どうなるかはわかりませんが、今年もよい年になってほしいものです。
目標金額まで残り:1167万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/12/26時点)
- トータルリターン:+119,595円(+14.9%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:80,062円
今週は全体的に下落し、特に新興国株の下落がやや大きめでした。週初に一時急落してヒヤッとする場面もありましたが、終わってみれば少し下げた程度で済みました。
とはいえ、欧米のコロナ感染は収まる気配がなく、変異種の拡大も続いているのが心配です。
また、中国政府によるアリババグループへの締め付けが強烈になってきて、改めてチャイナリスクが表面化してきました。
年末相場で動き自体は乏しいですが、不安定さを感じるようになってきました。来年の市場がどうなるか、慎重に見守っていきたいです。
目標金額まで残り:1168万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/12/19時点)
- トータルリターン:+123,696円(+15.5%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:84,163円
今週も全体的に上昇し、中でも先進国株の伸びがやや大きめでした。
木曜のFOMCを波乱なく通過し、金曜はTSLAのS&P500組入れ、クアドラプル・ウィッチングという2大イベントもありましたが、大きな下落にはつながりませんでした。
つみたてNISAのトータルリターンは過去最高になり、買い需要が本当に強いと感じます。
とはいえ、ワクチン接種が続々と始まり、期待感はすでに織り込んでいると思われます。上値余地は限定的に感じますが、今後どうなるでしょうか?
また、寒さが増す中、コロナの感染状況は日米欧でさらに拡大しています。ブラックスワンが起きないことを祈りたいです。
目標金額まで残り:1168万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/12/12時点)
- トータルリターン:+116,432円(+14.6%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:76,899円
今週は新興国株を中心として、全体的に上昇しました。11月からのリターンの上昇は著しく、とうとう+14.6%まで来ました。
ワクチン接種が開始され、経済的な指標も波乱がなかったためです。また、テスラのS&P500組入れ決定をきっかけにハイテクグロースの一部に資金が集まっています。
一方、アメリカのコロナ感染状況は一段とひどくなっており、経済活動の制限も強まっているようです。日本でもGo Toキャンペーンの一時停止が議論され、経済的なダメージの深刻化が懸念される状況です。
さらに、今週末はブレグジット交渉が大詰めを迎えていて、英国のノーディール離脱が現実味を帯びているようです。
不安材料が多すぎな状況の中で株式市場が高値を維持できるのか、慎重に様子を見守っていきたいです。
目標金額まで残り:1168万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/12/5時点)
- トータルリターン:+111,263円(+13.9%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:71,729円
今週は米欧など先進国株を中心に上昇が続きました。
イギリスでの新型コロナワクチン承認や、近くワクチン接種が始まる見通しなどのニュースを受けて、経済回復期待が高まったためと考えられます。
一方で、米国雇用統計で新規雇用者数が鈍化するなど、新型コロナの感染が収まるまではまだまだ険しい道のりが続きそうです。
株式市場は早くもアフターコロナを織り込んだ水準になっているように見えるのが心配です。このまま波乱ないことを願いたいです。
目標金額まで残り:1169万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/11/28時点)
- トータルリターン:+105,338円(+13.7%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:69,150円
今週は全体的に上昇しており、特に新興国株が強かったです。合計含み益はとうとう10万円を超えました。
ファイザー、モデルナに続いてアストラゼネカのワクチンも高い効果が示されたとのことで、楽観ムードがさらに高まっています。
バリュー株の回復の裏で、最近不調だったハイテク株が伸びてきたことが大きかったです。
一方、国内では新型コロナ感染が止まらず、経済の再停止が視野に入ってきました。楽観モードのままでいいのか、本当にわからない状況です。
不安は尽きないですが、急落なんてことがないように願いたいです。
目標金額まで残り:1173万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/11/21時点)
- トータルリターン:+89,810円(+11.7%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:53,623円
今週は全体的に小幅に上昇しており、やや新興国株が強かったです。
先週のファイザーに続いて、モデルナのワクチンも90%を超える予防効果があったと発表され、株式市場には楽観ムードが高まりました。
一方、米国のコロナ感染者数は急激に増えており、ワクチンが一般的に使われるようになるまでの期間(数か月~)を乗り切れるのか心配になってきました。
また、ムニューシン財務長官がFRBに「未使用の緊急金融支援の資金返還」を求め、一部で動揺が広がっているようです。
リスク要因も多い中、楽観モードでよいのか不安を感じるところです。
今冬の感染増加を乗り切れるのか、注目していきたいです。
目標金額まで残り:1174万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/11/14時点)
- トータルリターン:+85,899円(+11.2%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:49,711円
今週は、全体的に大きく上昇し、特に先進国株の上げが大きかったです。
アメリカ大統領選の不透明感が解消されつつあるのに加えて、ファイザー・バイオンテック連合の新型コロナワクチンの予防効果が90%もあるという中間報告があったことが大きかったです。
この報道で一気にリスクオンが進み、低迷が続いていたコロナ直撃銘柄が息を吹き返しました。その結果、ダウ平均は一時、過去最高値を更新しています。
積立をしていると、こういう瞬間に立ち会えるのがうれしいですね。
ワクチンが一般的に使われるようになるにはまだ時間がかかるようなので、このまま上がり続けるとは思えません。とはいえ、希望の光は見えてきましたし、不透明要因はひとつ減ったように思います。
期待しすぎずに続けていこうと思います。
目標金額まで残り:1175万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/11/7時点)
- トータルリターン:+65,086円(+8.5%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:28,898円
今週は、米国などの先進国株が大きく上昇しました。
最大の懸念事項だったアメリカ大統領選挙はバイデン氏優勢となり、波乱懸念が払しょくされつつあることが今週の大幅上昇の要因と思います。先週まで手じまい売りしていた投資家が一斉に買い戻しに動いたようです。
不透明感はだいぶ薄れ、株式市場は久しぶりに明るくなっています。
一方、米欧の新型コロナの感染拡大は依然深刻で、かつアメリカがねじれ議会になるかどうかなど、懸念事項は山積みです。
不安は多いですが、今後良くなることを期待して続けていきます。
目標金額まで残り:1177万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/10/31時点)
- トータルリターン:+29,270円(+4.0%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:-3,725円
今週は新興国が底堅かったものの、米国などの先進国株が大きく下落しました。
欧州で新型コロナ感染が再拡大し、各国で再びロックダウンに追い込まれたため、欧州発でリスクオフの流れになっています。
米国は今のところロックダウンになっていませんが、感染者が増加していることを懸念して株価が急落したようです。
また、来週はアメリカ大統領選挙があり、ハイボラティリティが予想されるため、手じまい売りをした投資家が多かったのも株価急落の一因とみられます。
リスク要因が多すぎて不安定な状況ですが、こういう時こそ投資のチャンスです。あまり期待せずに、粛々と積み立てていこうと思います。
目標金額まで残り:1184万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/10/24時点)
- トータルリターン:+56,662円(+7.7%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:23,668円
今週は新興国が堅調だったものの、米国をはじめとした先進国がやや不調でした。
追加経済対策を見込んで長期金利が大きく上昇し、これまでけん引役だったグロース銘柄の株価が下がりました。
日替わりで雰囲気がころころ変わっており、大統領選挙を前にして市場が不安定になっているのを感じます。
来週もボラティリティが高い状況が続きそうです。
目標金額まで残り:1181万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/10/17時点)
- トータルリターン:+63,148円(+8.6%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:30,153円
今週は前半に増加しましたが、後半は小幅に下げて終わりました。欧州のコロナ感染再拡大で経済活動が制限されたことなどが原因と考えられます。
アメリカ大統領選も近づいてきて、混迷の度合いが増しています。しばらくボラティリティが高くなりそうであり、まったく先がみえません。
一喜一憂せずに積立ていこうと思います。
目標金額まで残り:1180万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/10/10時点)
- トータルリターン:+65,808円(+9.0%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:32,813円
今週は全体的に上げました。民主党のトリプルブルー(大統領、上下両院を制すること)期待が高まったことで、大規模な財政政策を早期に実現できる可能性が高まったからと言われています。
とはいえ、選挙は水物であり、何が起きるかわかりません。また、期待先行で上げすぎているようにも見え、「期待買い、実現売り」になる可能性も感じます。
今後どうなるかまったくわかりませんが、長期目線で積立を続けていこうと思います。
目標金額まで残り:1180万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/10/3時点)
- トータルリターン:+47,821円(+6.8%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:17,867円
今週は全体的に上げました。先週まで大きく下げていた米国株の戻りがやや大きかったです。
ただし、週後半は追加財政対策期待がしぼんだうえ、トランプ大統領の新型コロナ感染のニュースで再び売られました。金曜の分がまだ反映されていませんので、実際の資産額はもう少し少なそうです。
幸い、トランプ大統領にはコロナの症状が出ていないそうなので、まずは安心です。しかし、今後の株式市場のボラティリティは高くなりそうです。
大きく下げる場面もあるかもしれませんが、積み増しのチャンスと考えて続けていきます。
目標金額まで残り:1185万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/9/26時点)
- トータルリターン:+26,849円(+3.8%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:-3,105円
今週は全体的に大きく下げました。大手銀行でマネーロンダリングがあったことや、テスラの失望売りが起きたことなどにより、銀行株やハイテク株などが大きく売られました。
9月に入ってから下げ相場が続いており、8月に増えた含み益の多くを吐き出してしまいました。先週のFOMC以来、売りの勢いが強い状態が続いており、今後の展開がやや心配な状況です。
来週は反転することを期待したいです。
目標金額まで残り:1187万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/9/19時点)
- トータルリターン:+45,959円(+6.6%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+16,005円
今週は全体的にわずかに下げました。先週のハイテク株中心の下げがいったん収まったようです。
とはいえ、FOMCは現状維持にとどまり、雰囲気は悪いままです。いつベアマーケットに変わってもおかしくない状況ですが、穏やかな調整で済むことを期待したいです。
目標金額まで残り:1185万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/9/12時点)
- トータルリターン:+47,320円(+6.8%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+17,366円
今週は米国株が大きく下落したものの、新興国株はやや軽微な下げにとどまりました。
先週から始まったハイテク株中心の下げがまだ続いています。押し目とみて買う投資家も多く、オールドエコノミー銘柄は比較的堅調ですが、雰囲気は悪化しているように見えます。
来週のFOMCでどんな反応が出るかわかりませんが、大きな暴落に発展しないことを期待したいです。
目標金額まで残り:1185万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/9/5時点)
- トータルリターン:+64,286円(+9.2%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+34,332円
今週は先進国、新興国ともに下げました。週前半は好調だったものの、後半に米国株市場を中心に、大きく調整しました。
8月に大きく上げていて過熱感がありましたので、この程度の調整は当然と感じます。とはいえ、TSLAやAAPLなど、市場を先導していた銘柄が大きく崩れていたのは気がかりです。
大きな暴落につながらないことを期待しつつ、淡々と積み立てていきます。
目標金額まで残り:1184万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/8/29時点)
- トータルリターン:+71,124円(+10.7%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+44,061円
今週は先進国、新興国ともに大きく伸びました。最近、株高が続いていたので、トータルリターンがとうとう10%を超えています。
ただし、安倍総理が辞任を発表した影響で、日本株安・円高が進んでおり、週明けはややマイナスになりそうです。
次の総理がどういう経済政策をとるかによって、日本経済には大きな影響がでそうであり、政治リスクがにわかに大きくなってきました。
とはいえ、世界に分散投資しているので、極端に円高にならない限り、つみたてNISAへの影響はあまり大きくないだろうと考えています。淡々と積立て続けていきます。
目標金額まで残り:1186万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/8/22時点)
- トータルリターン:+50,674円(+7.6%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+23,611円
今週は先進国株、新興国株がやや下げたものの、米国株は堅調でした。先週、上昇していた国債利回りは反落し、落ち着きを取り戻しています。
一方、アメリカのハイテク株などで構成されるナスダック指数は連日の最高値更新で、株高が過熱しているようにもみえます。
大なり小なり調整は避けられないと思いますが、、淡々と積立を続けていこうと思います。
目標金額まで残り:1188万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/8/15時点)
- トータルリターン:+57,754円(+8.7%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+30,691円
今週は米国株を中心に、先進国株が一段高になりました。先週の雇用統計が良かったことから、出遅れていたバリュー株に見直し買いが入り、指数を押し上げました。
一方、米国債の大増発により、米国債金利が先週までと一転して上昇を始めています。あまりに上昇しすぎると株高の前提を覆しかねないですが、どこで止まるのでしょうか?
良い押し目が来るかもしれませんので、粛々と続けていこうと思います。
目標金額まで残り:1188万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/8/8時点)
- トータルリターン:+44,670円(+6.7%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+17,606円
今週は月1回の買付(33,333円)がありました。ドル安が一服し、決算が良かった大手ハイテク企業(GAFAMなど)の上昇が大きかったことで、指数も上昇しました。
特にアップル、マイクロソフトの上昇が大きく、個別株で利益がでた投資家も多かったのではないでしょうか。
一方、SaaS銘柄のように、好決算で大幅に売られた(利確売り)銘柄も多く、やや不穏な感じもします。
だいぶ高値圏には来ているので、今後どうなるかわかりませんが、淡々と続けていこうと思います。
目標金額まで残り:1189万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/8/1時点)
- トータルリターン:+24,511円(+3.9%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+188円
今週は全体的に下落してしまいました。急に円高ドル安が進んだ影響が大きかったです。
一方で、心配されていたGAFAの決算が予想以上に良く、金曜日はGoogleを除く3社が急上昇しました。ハイテク銘柄がけん引する相場がさらに続いており、週明けはやや回復すると思います。
とはいえ、オールドエコノミー銘柄を中心に、業績悪化が目立ってきています。特に、オールドエコノミーの比率が高い日本株は株価下落が顕著になってきており、3月の安値を下回る銘柄も少しずつ出てきました。
安値で買い増せるチャンスが来たと考えて、粛々と続けていきます。
目標金額まで残り:1194万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/7/25時点)
- トータルリターン:+39,189円(+6.2%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+14,866円
今週は全体的に資産額が増えており、特に新興国が良かったです。コロナの感染が新興国にも広まっていますが、株式市場は関係なく上がっています。
今週は米株決算が本格化し、今まで市場をけん引してきたナスダック銘柄が好決算でも反落するケースが目立ちました(MSFTやTSLAなど)。やや息切れ感を感じますが、あまり気にせず積立を続けていこうと思います。
目標金額まで残り:1193万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/7/18時点)
- トータルリターン:+30,785円(+4.9%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:+6462円
今週は、新興国が良くなかったものの、米国などの先進国が伸びて、トータルではプラスになりました。懸念材料だった、米国金融株の決算が予想より悪くなかったため、全体的に伸びました。
予想に振り回されずにたんたんと積み立てることは大切ですね。
世界的にコロナの感染者増加が止まらないのが心配ですが、このまま波乱が起きないことを願います。
目標金額まで残り:1194万円
つみたてNISAの運用銘柄と実績(2020/7/11時点)
- トータルリターン:+23,177円(+3.7%)
- 目標リターン(利回り5%を仮定した場合)との差:-1146円
今週は新興国株がやや堅調でした。全世界株もやや上昇しています。
トータルリターンはプラスで、目標リターンに対してもそんなに差がありません。コロナショックで安くなった時に買えましたし、順調に回復していることがわかります。
このまま順調に育っていってほしいものです。
目標金額まで残り:1194万円
まとめ
本記事では、私がつみたてNISAで投資している銘柄と運用実績を紹介しました。
つみたてNISAは税金が優遇(非課税)されていて、お得な投資方法です。しかも、一度設定したら基本的にほったらかしでよいです(銘柄変更しても良いですが、面倒なら全世界株投信にしておくと良いです)。
忙しいサラリーマンにとって、つみたてNISAは時間に関するコストパフォーマンスが抜群なのが最大のメリットです。
一方、つみたてNISAは最大20年間の投資なので、途中では何度も暴落することがあると思います。諦めたくなる時もあるかもしれません。
しかし、暴落は安く買うチャンスです。これまでも多数の経済危機がありましたが、世界経済はそれらを乗り越えて発展し続け、株式市場も長期的に上昇を続けています。
暴落を過度に不安視する必要はなく、こつこつと続けていけばよいと思っています(今後の実績報告に期待してください)。
将来を見据えて資産運用をするなら、まずはつみたてNISAから始めてみるとよいです。
私は楽天証券を使っています(ポイントがたまってお得)⇒ 楽天証券