LINE証券の手数料(スプレッド)はいくら?仕組みの解説と、SBIネオモバイル証券などの手数料との比較について

この記事ではこんな疑問にお答えします。

  • 「ライン証券は手数料無料というのは本当?」
  • 「他の証券会社と比較して、ライン証券の手数料(スプレッド)は安い?」
LINE証券は2019年8月に始まった、新しい証券会社です。LINEアプリの親近感と、1株から国内株・ETFに投資できる(単元未満株、ミニ株と呼ばれる制度)という気軽さが話題ですね。

LINE証券のもう一つの特徴は手数料無料をうたっていることですが、実はスプレッドという実質的な手数料がかかります

スプレッドを意識しておかないと、知らないうちに大きな手数料を支払っていた、なんていうことも起こりえるので、気をつけておくとよいです。

本記事ではLINE証券の手数料の仕組みを解説します。さらに、同じく単元未満株で少額取引可能な他証券会社の手数料と比較した結果について紹介します。

LINE証券の手数料の仕組み

LINE証券では以下のように、取引手数料は無料になっています。

LINE証券の手数料1

LINE証券の手数料1(引用:LINE証券のホームページ)

しかし、LINE証券は相対取引(OTC取引とも呼ばれ、投資家はLINE証券と取引する)であるため、スプレッドという事実上の手数料がかかります。

スプレッドがあるというのは、たとえば、証券取引所の価格が1000円のときに1005円の価格が提示されるということです(この場合、差額5円がスプレッド)。

スプレッドというのはFX(外国為替証拠金取引)で一般的な方式です。

LINE証券のスプレッドの大きさは固定されていない

スプレッドが小さければよいのですが、下記の説明をみると、その金額は固定されておらず、状況により変化することになっています。

LINE証券の手数料

LINE証券の手数料2(引用:LINE証券のホームページ)

特に、相場の急変時には通常より高いスプレッドが提示されることがあります。知らない間に思わぬ高額なコストを支払っていることもありえますので、注意が必要です。

LINE証券のスプレッドの目安はどれくらい?

LINE証券のスプレッドは固定されていないので、よくわかりません。

そこで、私が実際に試してみたところ、以下のようになっていました(相場が穏やかなときの結果です)。

LINE証券のスプレッド

LINE証券のスプレッド

スマホに表示されているのがLINE証券でみたKDDIの株価(スプレッド込みの価格、購入時)、背景のPC画面に表示されているのがGMOクリック証券でみたKDDIの株価(手数料を含まない価格)です。

両者を比較すると、LINE証券のスプレッドは0.5%くらいになっていました。

また、以下のようなツイッター上の意見もあり、やはり0.5~0.6%くらいを目安としておけばよさそうです。

もちろん相場が急変した場合、スプレッドはもっと高くなることもありますので、取引前は注意が必要です。

公式ホームページはこちら⇒ LINE証券

LINE証券とSBIネオモバイル証券などの手数料を比較

一方、LINE証券が特長としている、単元未満株(ミニ株)取引は以下のネット証券でも可能です。

それぞれの手数料を比較し、単元未満株に適した証券会社がどこかについて解説します。

単元未満株の売買手数料の比較

上記7証券の単元未満株の売買手数料は以下のようになっています。

会社名手数料(税抜)最低手数料(税抜)
SBI証券0.50%50円
マネックス証券0.50%48円
カブドットコム証券0.50%48円
岡三オンライン証券最低0.6%200円
SBIネオモバイル証券月額制
フロッギー(SMBC日興証券)購入時:無料(100万円以下)
    1.0%(100万円以上)
売却時:0.5%(100万円以下)
    1.0%(100万円以上)
なし
LINE証券スプレッドがかかる(金額は固定されていない)

それぞれについて、以下で詳しく解説します。

SBIネオモバイル証券以外でみると、一番安いのはフロッギー

1取引ごとに手数料がかかる証券会社(つまり、SBIネオモバイル証券以外)で比べると、一番手数料が安いのはフロッギー(SMBC日興証券)です。次にマネックス証券、SBI証券、カブドットコム証券が続きます。

LINE証券のスプレッドは固定されていないため、比較しにくいですが、上記のツイッターからすると、やや高そうな印象です。

SBIネオモバイル証券の手数料は安い(特に月間取引金額50万円以内)

一方、SBIネオモバイル証券は月間取引額に対して、サービス利用料がかかるという方式になっています。SBIネオモバイル証券では特に月間取引金額が50万円以内であれば、手数料がほぼ無料になるため、一番おすすめです。

以下で詳しく説明します。

SBIネオモバイル証券の手数料

SBIネオモバイル証券の手数料は、以下のように決まります。

SBIネオモバイル証券の月額手数料(サービス利用料)

SBIネオモバイル証券の月額手数料(SBIネオモバイル証券のホームページより)

月間の取引金額が合計50万円以内であれば、何度売買しても手数料はわずか200円(税抜)です。

さらに、SBIネオモバイル証券では毎月期間固定Tポイントを200円分付与される

SBIネオモバイル証券のメリットは通常の手数料が安いことだけではありません。

SBIネオモバイル証券を利用していれば、毎月Tポイントが200円分もらえるというメリットもあります(ただし、SBIネオモバイル証券でのみ利用可能な期間固定Tポイントです)。

したがって、月間の合計取引額が50万円以下の場合、実質的な月額手数料はわずか20円(消費税分)です。つまり、ほぼ無料いってもよい金額です。

毎月の売買金額はそれほど多くないという方の場合、SBIネオモバイル証券がおすすめです。

格安な手数料で投資を始めるなら⇒ SBIネオモバイル証券

まとめ

本記事ではLINE証券の手数料の仕組みと、他の証券会社の手数料との比較結果について紹介しました。

LINE証券は身近なLINEアプリを使って投資できるという手軽さはありますが、手数料が不明瞭というデメリットがあります。投資が初めての方にとっての入門用としては良いですが、ある程度慣れた方にはあまりおすすめできません。

LINE証券を使って、ある程度投資に慣れたら、早めに手数料が安いSBIネオモバイル証券などに移行することをおすすめします。

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