- 「SBI・V・S&P500インデックスファンドの評判はよい?ブログ評価は?デメリットはある?」
- 「VOOや楽天VTIなどに投資するのと比較して、どれがおすすめ?」
- 「SBI・V・S&P500の買い方は?」
オリラジの中田氏が米国株インデックス投資を紹介する動画が話題です。
「SBI・V・S&P500に一括投資」が本当に最適なのか、過去のデータを用いて検証してみました。#SBI・V・SP500#SP500#オリラジ#中田敦彦#Youtube大学https://t.co/jGh3Heblzf
— なびお@「ロイナビ」管理人 (@loi_navio) August 23, 2020
一方、米国株投資ができるインデックスファンドは楽天VTIやeMAXIS Slim米国株式など、他にもあります。
米国株に投資するなら、SBI・V・S&P500を選ぶべきでしょうか?また、他の投資信託を保有している方は、SBI・V・S&P500に乗り換えるほうがよいのでしょうか?
本記事では「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」のメリット・デメリット、および他の投信・ETFと比較してどうか?について、私の考えを紹介します。また、他のブログやツイッターにおける評判は良いのかについて、調べてみました。
SBI・V・S&P500に投資するなら⇒ SBI証券
先に結論からいうと、これから米国株投資を始めるなら、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドを最有力候補の一つにするとよいです。
- 信託報酬(毎年継続的にかかる費用)は驚異的な超低コスト(年率0.0938%)
- 国内投信なので、手間をかけずに積立投資できる(つみたてNISAでも投資可能)
- SBI証券の投信マイレージサービスでTポイントがもらえる
- 競合商品のVOOや楽天VTI、eMAXIS Slim米国株と比較しても、十分魅力的なインデックスファンド
- SBI・V・S&P500を購入するなら、保有額に対してTポイントをもらえるSBI証券がよい(マネックス証券 、岡三オンラインなどでも購入できるが、ポイントはなし)
一方、すでに楽天VTIやeMAXIS Slimなどの低コストファンドで運用している場合は、売却してまで乗り換えなくてもよいと思います。最近は他ファンドに追随して信託報酬を引き下げるファンドが多いからです。
すでに投資している他ファンドはそのまま継続保有し、新規の投資分をSBI・V・S&P500にすることをおすすめします。
SBI・V・S&P500を持っているだけでTポイントがたまるのはSBI証券のみです。
本ファンドで投資したい方は、SBI証券の口座を持っておくとよいです。
インデックスファンドの買い方
関連記事:
SBI・V・S&P500・インデックスファンドのメリット
最初に、SBI・V・S&P500・インデックスファンドの主なメリットをまとめると、以下の3つです。
それぞれについて、以下で詳しく解説します。
メリット1.手間をかけずに米国株全体に投資できる
SBI・V・S&P500・インデックスファンド(SBI・VOO)の仕組みは下図のようになっています。
私たちが投資した資金は本ファンドを通じて、「バンガード・S&P500 ETF(VOO)」に投資されます。VOOはS&P500採用銘柄(米国の大企業500社)に分散投資するETF(上場投資信託)です。
つまり、私たちはSBI・V・S&P500を買うだけで、間接的に米国大企業500社に投資していることと同じになります。
米国の大企業500社に分散投資するので、株式投資のリスクを抑制できる
株式投資では値下がりのリスクがつきものです。米国の大企業といえども、業績が悪ければ短期間で20%下がることや、1年で半値以下になるケースも珍しくはありません。
一方、SBI・V・S&P500・インデックスファンド(SBI・VOO)では500社に分散投資するため、各社の値動きが相殺されて、比較的値動きが緩やかになります。個別株よりもリスク小さく投資できるのが魅力です。
VOOの設定来の価格チャート
VOOが設定されてからの価格チャートは以下のようになっています。
2010年の運用開始以来、9年間で約2.7倍になっています。さらにVOOは配当金もありますので、トータルリターンはもう少し大きくなります(配当利回りはそれほど大きくないので、値上がり益が中心です)。
米国株の強さの理由
特に2010年代は他の先進国や新興国に比べて米国株の強さが目立っています。なぜこれほど米国株が強いかというと、主に以下の3つの理由があるといわれます。
- 米国は世界最先端の技術を持ち、継続的にイノベーションが生まれている
- 米国は長期的に人口増加が続くと予想されている、数少ない先進国である
- 米国は経済政策や金融政策に積極的なため、経済危機に陥っても株価がいち早く回復する
米国のこれらの強みは今後しばらく続きそうです。米国の主要企業全体に投資する、SBI・V・S&P500・インデックスファンド(SBI・VOO)も長期的な成長を期待できそうです。
公式ページ⇒ SBI証券
メリット2.SBI・V・S&P500は超低コスト(買付手数料無料、信託報酬が安い)
SBI・V・S&P500・インデックスファンド(SBI・VOO)の手数料は以下のようになっています。
- 買付手数料:無料
- 信託報酬(毎年かかる費用):年率0.0938%
- 信託財産留保額(解約時にかかる費用):無料
後述の米国株、米国ETFとの比較、他ファンドとの比較でも述べるように、SBI・V・S&P500・インデックスファンド(SBI・VOO)は超低コストな投信です。
特に、毎年かかる費用である信託報酬は0.1%未満です。私は10年以上前にインデックス投資を始めましたが、そのころは外国株投信の信託報酬は0.7~0.8%くらいありました。SBI・V・S&P500の信託報酬は、10年以上前と比べると異次元の安さです。
メリット3.SBI・V・S&P500はSBI証券の投信マイレージサービスの対象(残高に対してポイントがもらえる)
さらに、SBI・V・S&P500・インデックスファンド(SBI・VOO)はSBI証券の投信マイレージサービスの対象になっており、残高に対して、年率0.0242%分のTポイントをもらえます。
したがって、ポイントを考慮した、実質的な信託報酬はわずか年率0.0696%となります。わずかなコストで手軽に米国株投資できるのはありがたいですね。
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SBI・V・S&P500・インデックスファンドのデメリット
一方、SBI・V・S&P500・インデックスファンド(SBI・VOO)のデメリットは以下の2点です。
デメリット:
それぞれについて、以下で詳しく解説します。
デメリット1.毎年信託報酬がかかり、本家のVOOより少し高い
1つ目のデメリットは、SBI・V・S&P500・インデックスファンド(SBI・VOO)は毎年信託報酬がかかり、その大きさは本家のVOOより少し高いことです。
本ファンド、個別株投資、VOOでの投資でかかるコストを比較すると、下表のようになります。
SBI・V・S&P | VOO | 米国個別株 | |
---|---|---|---|
信託報酬(経費率) | 年率0.0938% | 年率0.03% | なし |
SBI・V・S&P500はVOOをひたすら買い付けるファンドであり、VOOは米国個別株に分散投資するファンド(ETF)です。運用会社を経由するほど運用経費が乗っかってきますので、コストはSBI・V・S&P500が一番高くなります。
信託報酬は毎年継続的にかかる費用ですので、運用期間が長くなるほど不利になります。米国個別株やVOOを直接買う場合と比べると、コストが少しかかることがSBI・V・S&P500のデメリットです。
ただし、銘柄を選ぶときは、信託報酬だけでなく、売買手数料も考慮する必要があります。
SBI・V・S&P500・インデックスファンド(SBI・VOO)は買付手数料が無料なのに対し、VOOや米国個別株は0.495%(税込、SBI証券の場合)かかります。
つまり、個別株で売買手数料の元を取るには約13年、本家VOOで元を取るには約23年かかります(投信マイレージサービスで付与されるポイントを考慮する場合)。
また、SBI・V・S&P500とVOO、個別株では、為替費用や配当再投資のしやすさなどの違いもあります(詳しくは、VOO、米国個別株との比較をどうぞ)。
売買手数料などの費用や手間を考えれば、SBI・V・S&P500に支払うコストはそれほど高くありません。手軽に米国株投資をしたいなら、SBI・V・S&P500は便利です。
デメリット2.SBI・V・S&P500を販売している証券会社が限られている(SBI証券など)
2つ目のデメリットは、SBI・V・S&P500の販売が少数の証券会社に限られていることです。
具体的には、SBI・V・S&P500を購入できるのは、以下の証券会社・銀行のみです(引用:SBI・V・S&P500の公式ホームページ)。
たとえば、私の場合、楽天証券でつみたてNISAをやっています。もし、つみたてNISAでSBI・V・S&P500に投資したいと思っても、楽天証券では投資できません。
SBI・V・S&P500を買うなら、保有額に対してTポイントが貯まるSBI証券がおすすめ
SBI・V・S&P500の保有額に対してポイントがもらえるのは、SBI証券だけです(マネックス証券にも投信ポイントプログラムはありますが、SBI・V・S&P500は対象外です)。
SBI・V・S&P500・インデックスファンド(SBI・VOO)で投資するなら、SBI証券を使うとお得です。
SBI・V・S&P500・インデックスファンドの注意点
デメリットというわけではないですが、SBI・V・S&P500・インデックスファンドに投資する際に気を付けたい点が2つあります。
それぞれについて、以下で詳しく解説します。
SBI・V・S&P500の実質コストや乖離率(トラッキングエラー)が、まだわからない
インデックスファンドを選ぶときは、実質コストや乖離率もチェックしておくとよいです。
- 実質コスト:信託報酬と、信託報酬以外にかかっている費用の合計(1年ごとの運用報告書で報告される)
- 乖離率(トラッキングエラー):インデックスファンドの値動きが、指標とするベンチマークにどれだけ追随できているか?(運用報告書で報告される)
これらは運用実績が出て初めて分かるものなので、運用開始したばかりのSBI・V・S&P500・インデックスファンドのデータはまだわかりません。
SBI・V・S&P500はVOOのみを買い付けるだけというシンプルな設計なので、それほど悪い数値にはならないだろうと私は予想していますが、実際にデータが出てみないとわかりません。
まだ運用開始して間もないファンドなので、実際の運用成績がどうなるのかわからないというリスクがあります。
SBI・V・S&P500は米国株への集中投資である
本ファンドの投資対象は、米国の大企業500社です。日本や欧州などの先進国、および中国などの新興国は含まれていません。
2010年代は米国株が絶好調であり、利回りは高水準でした。米国の経済成長の源泉である人口増加とイノベーションの優位性は揺らいでいないので、今後も米国株への期待は大きいです。
しかし、過去の歴史を振り返ると、米国株は常に堅調だったわけではありません。たとえば、S&P500の長期チャートは以下のようになっています。
例えば、2000年のITバブル崩壊のときは過去の高値を更新するまでに7年かかっています。この間は新興国株投資がもてはやされる一方、米国株は時代遅れといわれていました。
同様に、2007~2008年のサブプライムショック・リーマンショックの時は高値更新までに7年かかっています。また、戦前の話ではありますが、1929年から始まった世界恐慌のときにいたっては、高値更新までに20年以上かかっています。
SBI・V・S&P500は米国への集中投資なので、もし米国経済が低迷した場合、本ファンドに大きなリターンは期待できません。時には株価が低迷し続けるリスクもあることを理解しておく必要があります。
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SBI・V・S&P500、米国ETF(VOO)、米国個別株との比較
本ファンド以外の選択肢として、本家VOO(米国ETF)や、米国個別株に投資するという方法があります。どのような違いがあるかをまとめたのが、下表です(手数料はSBI証券で投資する場合)。
SBI・V・S&P | VOO | 米国個別株 | |
---|---|---|---|
買付手数料 | なし | 0.495%(税込) | |
毎年かかる費用 | 年率0.0938% | 年率0.03% | なし |
売却時手数料 | なし | 0.495%(税込) | |
為替手数料 | なし | 0.25円/ドル | |
分散投資のしやすさ | 〇 | 〇 | × |
配当再投資のしやすさ | 〇 | × | |
配当にかかる税金の繰り延べ効果 | あり | なし |
コストの観点での比較
SBI・V・S&P500は信託報酬(経費率)がやや高いことがデメリットです。しかし、売買手数料や為替手数料が不要であるため、運用開始から数年間で考えると、SBI・V・S&P500のコストのほうがむしろ安いことが多いです。
SBI・V・S&P500は手間がかからないことがメリット
SBI・V・S&P500は分配金を自動的に再投資できるので手間がかからないのに対して、VOOや米国個別株は自分で再度投資しなければいけないので、手間がかかります。
また、インデックスファンドの場合、分配金をあまり出さずに内部で再投資する場合が多いです。この場合、配当に対する課税はされないので、配当にかかる税金を繰り延べできる効果があるという点でも有利です。
SBI・V・S&P500は運用にかかる手間が少ないので、多少信託報酬が高くても、手軽に米国株投資したい人におすすめです。
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SBI・V・S&P500と楽天VTI、eMAXIS Slimの比較
米国株インデックスと連動した、国内の競合ファンドとして、楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の2つがあります。これらとの違いを比較したのが下表です。
SBI・V・S&P | 楽天VTI | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | |
---|---|---|---|
連動する指数 | S&P500 | CRSP USトータル・マーケット・インデックス | S&P500 |
買付手数料 | なし | なし | なし |
信託報酬(年率) | 0.0938% | 0.1620% | 0.0968% |
実質コスト(年率) | 0.112% | 0.209% | 0.140% |
売却時手数料 | なし | なし | なし |
純資産(億円) | 630 | 1309 | 1453 |
販売会社 | SBI証券、マネックス証券 、岡三オンラインなど | 多くの証券会社 | 多くの証券会社 |
信託報酬が最も安いのはSBI・V・S&P500
信託報酬が最も安いのはSBI・V・S&P500です。
一方、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は「業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指す」ことを公式に表明しています。実際、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)はSBI・V・S&P500に追随して信託報酬を大幅に引き下げました。
しかし、それでも今のところわずかにSBI・V・S&P500がリードしています。
SBI・V・S&P500の純資産は他よりやや少ないが、すでに運営継続に十分な規模になっている
SBI・V・S&P500の純資産は、他2ファンドと比べるとやや少ないですが、運用開始から9か月ほどで約417億円も集めているのは驚くべき結果です。
投信が早期償還されないための目安といわれる30億円を大きく超えており、純資産の点では3ファンドとも十分な規模があります。
注意が必要な点
ただし、SBI・V・S&P500は販売がSBI証券に限られている点と、実質コスト、乖離率(トラッキングエラー)がわからない点に注意が必要です。
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米国株投資はSBI・V・S&P500にするべきか?
SBI・V・S&P500がよい商品であることは間違いないです。新規で始める人は本ファンドを選ぶとよいです。
一方、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)なども十分低コストです。すでに他ファンドを保有している場合は急いで乗り換える必要はありません。
すでに保有している他ファンドは継続保有し、新規分だけSBI・V・S&P500に投資するとよいです。
ブログ・ツイッターにおける、SBI・V・S&P500・インデックスファンドの評判、評価
他のブログ・ツイッターから、SBI・V・S&P500・インデックスファンドの評判・口コミを調べてみました。
SBI・V・S&P500の悪い評判・口コミ
基本的に好意的な評判・口コミが多く、明確な悪い評判というのはありませんでした。ただし、以下のような懸念点などについてのコメントはいくつか見られました。
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドは信託報酬で話題だけど、1年後の実質手数料を見ないと何とも言えないんだよなぁ…
どうせemaxisは下げてくるだろうし、実質手数料勝負なんだよなぁ…
しかもiDeCoでemaxisを選べるのSBIだけ
ちなみに楽天VTIは3重課税#投資信託 #積み立てNISA #iDeCo— ファン太郎 (@FunfunGen) October 7, 2019
SBI・・V・・S&P500の最大のメリットは低コストであることです。しかし、他ファンドが追随値下げする可能性はありますので、将来にわたって優位性を保てるかはわかりませんね。実質コストがどうなるかは私も気になります。
・SBIバンガードS&P500
って楽天証券のつみたてNISAで購入できる??探しているんだけど、見つからない。。。
— スーパー夫@👶一年育休中🍼 (@ikukyusuperotto) October 5, 2019
楽天証券で扱ってくれれば、私もつみたてNISAで投資したいです。現状は販売されていないのが残念ですね。
SBI・・V・・S&P500の良い評判・口コミ
世界一の投資家ウォーレンバフェト氏が投資家に推奨する米国S&P500へのインデックス投資。そのインデックスファンドを日本の投資家が最も低コストで投資出来るのが、SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド。信報は消費税10%後でも0.0938%と極めて低い。https://t.co/rY4kxgFXxD
— 朝倉智也(Tomoya Asakura) (@tomoyaasakura) October 5, 2019
投資信託などの評価会社を運営しているモーニングスター社の朝倉智也代表取締役社長も、SBI・V・S&P500を高く評価していますね。
SBIバンガードS&P500が快進撃ですね
SBI証券でしか買えないのにね
もし他でも販売始まったらSlim米国株はいよいよ厳しいね
個人的にはSlimシリーズ利用してるから純資産額が減ると困るので頑張ってもらいたい https://t.co/wB0xhzAEm3
— パパ五郎 (@papagoro0705) October 6, 2019
SBi証券では既にeMAXIS Slim SP500や楽天VTIよりも販売額ランキングで上位にきていますね。
顧客は正直です。
既保有分はともかく、新規投資分はSBIバンガードでいいかも!
〜CCCへの個人情報提供で躊躇~SBI証券でのSBIバンガードS&P500 https://t.co/LOo3F3TOB2— ぶぶぶfufufu (@bunbunfufu) October 5, 2019
SBI・V・S&P500についての評判・口コミは良い評価が多かったです。低コストな米国株インデックスファンドは多くの方が待ち望んでいたものであることがよくわかります。
SBI・V・S&P500の買い方
SBI・V・S&P500の買い方(投資方法)は以下の通りです。
1.SBI・V・S&P500はSBI証券で販売されています。SBI証券
公式ページはこちら⇒ SBI証券
2.SBI証券にログイン後、上部にある「投資信託」タブをクリックし、「SBI・V・S&P500」を検索します。
3.投信の銘柄画面で、買付設定をします。買い方を、以下の4つから選択します。
- 金額買付(買付金額を指定して注文する)
- 口数買付(口数を指定して注文する)
- 積立買付(定期的に買い増す設定をする)
- つみたてNISA買付(つみたてNISA口座で積立買付設定をする)
後は画面に従って注文をすればよいです。
公式ページ⇒ SBI証券
SBI・V・S&P500・インデックスファンドについてのQ&A
SBI・V・S&P500について、上記の補足も兼ねて、以下の疑問にお答えします。下記の目次が各項目へのリンクになっていますので、詳しく知りたいものがあればクリックしてください。
S&P500の値動きは他国の株式と比較して良い?
以下に、SBI・V・S&P500と他の代表的な資産クラスのリターンを比較したグラフを示します(2014年7月~2019年6月)。
株式は基本的に債券よりも平均リターンが高くなっていて、中でも本ファンド(連動するS&P500指数)のリターンが最も高くなっています。
対象期間の5年間は世界中で米国経済が最も堅調だったためであり、米国経済の相対的な有利さは今後もしばらく続きそうです(米国経済の堅調さの理由についてはこちら)。
リーマンショックのような出来事があれば、株価は短期的に下落することもあると思います。しかし、長期的にみれば米国経済の発展と米国株の成長には今後も期待できそうです。
SBI・V・S&P500の分配金(配当金)はいつ出る?
SBI・V・S&P500は年1回決算となっており、第1期の決算予定日は2020/9/14です(権利取り最終申込予定日は2020/9/10)。
つまり、SBI・V・S&P500を2020/9/14に保有していれば、分配金(配当金)をもらえます(新規に投資する場合は、2020/9/10までに申し込んだ分が対象となります)。
SBI・V・S&P500の最新の分配金情報についてはこちら(公式ページ)
公式ページ⇒ SBI証券
SBI・V・S&P500の分配金(配当金)利回りは?
SBI・V・S&P500は年1回決算となっていて、まだ第1期の分配金の実績データはありません(2020/9/14の第1期決算後に発表されます)。
しかし、国内の低コストなインデックス投信の場合、毎年の分配金は0円になっていることが多いです。私の予想ですが、SBI・V・S&P500の配当利回りもおそらく0%になるのではないかと考えています。
SBI・V・S&P500の最新の分配金情報についてはこちら(公式ページ)
分配金がないことは、実は良いこと
分配金が出ないことを残念と感じた方もいるかもしれません。
しかし、実は配当を出すと、その都度課税されてしまいます。そのため、実は配当を出さずにファンド内で再投資するほうが、トータルリターンは高くなるのです(専門的にいうと、税金の繰り延べ効果といいます)。
したがって、配当利回りが0%であるということは、実はメリットなのです。
もし途中で現金が必要になったら、SBI・V・S&P500を売却すればよいです。売り注文を出してから数日で現金にできます。
公式ページ⇒ SBI証券
SBI・V・S&P500はつみたてNISAで投資できる?
SBI・V・S&P500はつみたてNISAの対象になっていますので投資可能です。
ただし、同ファンドの販売会社が限られているため、SBI証券
SBI・V・S&P500はiDeCoで投資できる?
今のところ、SBI・V・S&P500はSBI証券やマネックス証券のiDeCoの商品ラインナップに入っていません。
今のところ、つみたてNISA口座、または特定口座で投資するのみとなっています。
SBI・V・S&P500は楽天証券などでも投資できる?
SBI・V・S&P500はSBI証券
もし楽天証券で購入できれば、各種のポイントプログラムを使ってポイントを貯めながら投資できるのですが、取り扱っていないので不可能です。
代わりに、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)なら楽天証券でも取り扱っています。同一の指数に連動するので運用成績はほとんど同じになりますし、ポイントプログラムの対象になっているので、お得に投資できます。
楽天証券でポイ活(ポイントを貯めて使う)する方法についてはこちらの記事をどうぞ。
【ポイ活】ポイント投資なら楽天証券がおすすめ。ポイントを逃さないための仕組みづくりを解説
SBI・V・S&P500の評判・口コミのまとめ
本記事では「SBI・V・S&P500・インデックス・ファンドのメリット・デメリット、および他の投信・ETFと比較してどうか?」について、私の考えを紹介しました。
SBI・V・S&P500・インデックス・ファンドが登場したことで超低コストで手軽に米国株投資ができるようになりました。
本家のVOOを買うよりも年間の費用(信託報酬)は少し高くなりますが、売買手数料が不要、かつ配当再投資などの手間がかからないので、はじめての投資などにも適しています。
ただし、まだ運用開始したばかりで実質コストや乖離率(トラッキングエラー)はまだわかりません。楽天VTIやeMAXIS Slim米国株式(S&P500)で投資している方は急いで乗り換える必要はなく、今後のデータをみて判断すればよいと思います。
SBI・V・S&P500は限られた証券会社のみ(SBI証券やマネックス証券など)での販売となっています。中でも、SBI証券
本ファンドで投資したいという方は、SBI証券