SBI証券は大手ネット証券の一つ(国内株式個人取引でシェアNo.1)であり、多くの個人投資家が使っています。
実際に私が投資を始めたとき、最初に口座開設したのはSBI証券でした。当時、SBI証券は最も知名度があるネット証券であったため、「なんとなく安心できそう」という単純な理由からです。
実際、SBI証券を使ってみて、その使い心地はどうですか?メリットだけでなく、デメリットなども知りたいです。
私は10年以上、SBI証券を使い続けていますが、正直なところ、大きな不満というのを感じたことはありません。何をするにも便利ですし、総合力No.1の証券会社だなと感じています。
(実際、SBI証券は「みんなの株式 2021年ネット証券年間ランキング」で7年連続の総合1位も受賞しており、名実ともに業界首位の証券会社です。)
本記事ではSBI証券を実際に私が使って感じた口コミと、その他の評判についてまとめ、取扱商品や手数料などの特徴(メリット・デメリット)について紹介します。
先に結論からいうと、投資初心者が最初に口座を作るなら、SBI証券にすれば間違いないです。
- SBI証券は取扱商品・サービスが最多級に豊富。手数料も全体的に安い。
- SBI証券は大きな弱点がないので、オールマイティーに使いやすい。
- 総合力では楽天証券 もSBI証券と同じくらい素晴らしい。中でも、SBI証券は単元未満株の売買ができるというメリットがあるため、どちらか1つを選ぶならSBI証券がおすすめ(SBI証券と楽天証券の比較はこちら)。
特定の用途ではSBI証券以上に良い証券会社もあります。しかし、どの用途においてもSBI証券が大きく劣っていることはありません。まずは業界No.1のSBI証券で始めて、さらに本気で取り組みたくなってきた時は他証券も併用するとよいです。
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SBI証券を実際に使って感じたメリット(私の口コミ)
最初に、SBI証券のメリットについてです。
私が10年以上前からSBI証券を使ってきて感じるメリットは、以下の3つです。
なぜそう思うのかについて、以下で詳しく解説していきます。
メリット1.SBI証券はネット証券で口座数最多級であり、安心感がある(口座数の比較)
大事なお金を預けることになる証券会社ですから、できれば安心なところを選ぶとよいです。
会社の規模の大きさを表す指標のひとつとして口座数があります。代表的なネット証券の口座数を比較すると、下図のようになります。
楽天証券とSBI証券の口座数が他を圧倒しており、両社がネット証券界のツートップです。大きく離れてマネックス証券、松井証券、auカブコム証券が続きます。これら大手5社は歴史が長く、システムも比較的安定していますから、安心して取引できます。
この数年でいえば楽天証券 の人気が徐々に高まってきましたが、20年近く前から2021年初くらいまで長く第1位だったのはSBI証券です。
実際、私が投資を始めた2008年頃はネット証券といえば「まずはSBI証券」という状況でした。SBI証券は長くネット証券界のトップとしてユーザーに支持されてきたという点で信頼感があります。
口座数が多い証券会社ほど、魅力的なサービスが増えやすいこともメリット
口座数が多い証券会社を選ぶべき理由はもう一つあります。それは、利用者数が多いほど効率的な運営ができるという点です。
ネット証券では口座数に比例して従業員数を増やさないといけないということはありません。規模が大きいほど経費率が下がるため、よりよいサービスを打ち出しやすくなります。
その結果、SBI証券では取り扱う商品数が豊富なだけでなく、比較的割安な手数料や充実した付加サービスを提供できていると考えられます。
今後もユーザー数が多いSBI証券では魅力的なサービスが提供される期待も高いです。初めてネット証券を選ぶなら、口座数最多級のSBI証券を選ぶと安心です。
メリット2.SBI証券は取扱商品が豊富で、手数料なども全体的に安いので、何をするにも便利
SBI証券で取り扱っている商品・サービスはたくさんあります。その項目と特徴は後でまとめて示しますが、ネット証券で最多、かつ手数料や取引の自由度も高いです(SBI証券の取扱商品やツール、サービスなどの特徴一覧)。
私は合計9社の証券口座を持っていて、お得さや便利さなどをいろいろ比較してきました。用途によってはSBI証券以上にお得な会社も一部ありますが、SBI証券が他社に比べて大きく劣っていると感じる部分は正直いって、無いです。これほど豊富に取り揃えていて、なんでもできる証券会社はSBI証券だけです。
オールインワンでいろいろな金融商品に投資したいなら、SBI証券を選ぶのがおすすめです。
総合力No.1の証券会社を選びたいなら⇒ SBI証券
メリット3.SBI証券は少額投資がしやすいので、投資初心者に適している
投資をするときには、自身の資金量や知識、ノウハウの度合いに応じて段階的に投資対象を広げていくとよいです。SBI証券は投資初心者向けの投資商品に強いので、投資初心者に適しています。
最初に、自分のステージに応じてどんな投資商品を選べばよいか、見てみましょう。代表的な投資商品における必要資金と銘柄選択の難易度をイメージ図で表すと、下図のようになっています。
資金や銘柄選びなどのノウハウができてきたら、矢印のように徐々にステップアップしていくことをおすすめします。具体的にいうと、以下のようにステップアップするイメージです。
- 投資初心者は、銘柄選びが簡単で100円から投資可能な投資信託から始めるとよいです。
- さらに個別株にも興味があれば、最初は少額から投資可能な単元未満株で売買の経験を積むとよいです。
- 資金が増えてきたら日本株の単元株投資に移行するとよいです。
- さらに、海外投資にも興味がでてきたら、世界的に有名な企業も多い米国株投資に移行するとよいです。
SBI証券は少額投資の手段が豊富なので、初心者にとって使いやすい
投資初心者にとって大事なのは投資信託や単元未満株のような少額投資に強い証券会社であるかどうかです。
私はもともとSBI証券を使っていたので、当時はSBI証券の良さをあまり意識せずに使っていました。しかし、後から振り返ってみると、他の証券会社では単元未満株を売買できなかったり、投資信託の取扱銘柄数が限られていたりするため、少額投資しにくいところが多いです。
一方、SBI証券では単元未満株も投資信託も取扱銘柄数が多いうえ、手数料も安いので、少額投資がしやすいです。投資初心者でも少額取引でリスクを抑えて始められるというのはSBI証券の魅力のひとつです。
もちろんSBI証券は投資熟練者にもおすすめですが、特に資金やノウハウが少ない投資初心者にとってメリットが大きい証券会社だと感じています。
SBI証券のデメリットと感じるところ(私の口コミ)
SBI証券はオールマイティーに強いため、大きな弱点というものは正直いって無いと感じています。どの投資をする場合でも十分満足できる証券会社であり、大きなデメリットはありません。
ただし、SBI証券のデメリットをあえて言えば、以下の2つです。
以下で、詳しく解説します。
デメリット1.機能が豊富すぎて、はじめての方には操作画面がわかりにくい
SBI証券のホームページはたくさんの取扱商品やサービスが並んでいます。また、マーケット情報や各種のレポートなども豊富に掲載されています。
そのため、SBI証券のホームページは情報量が多く、はじめて投資する方にとっては操作画面がわかりにくいかもしれません。
ただし、わかりにくさは機能の豊富さの裏返し。長期的な使いやすさではSBI証券がよい
最近は初心者向けのスマホ投資アプリも複数あります(初心者におすすめなスマホ投資(株式投資)5選)。
しかし、これらのスマホ投資アプリは機能を絞ることで操作しやすくしているため、用途が一部に限られています(たとえば、LINE証券なら日本株と投資信託のみ)。
SBI証券の操作画面のわかりにくさは、機能の豊富さの裏返しです。長期的な使いやすさでみると、オールマイティーに便利なのはSBI証券です。
最初のうちは使いにくく感じるかもしれませんが、使っていくうちに自分に必要なのはどれかわかってきます。慣れてしまえば特に使いにくく感じることはありません。
デメリット2.特定の用途では他の証券会社のほうが優れているものもある
他の証券会社のなかには一点突破で特定の用途に限ってSBI証券よりも良いサービスを提供している会社もあります。
SBI証券のデメリットをあえていうと、「総合力でみればSBI証券がNo.1であるものの、用途ごとにみると2番手くらいの位置につけているものも多い」ことです。
最初はSBI証券だけでも良いが、慣れてきたら複数の証券会社を使い分けるとよい
口座が複数になってもよいのであれば、用途ごとに複数の証券会社を使い分けるとよいです。たとえば、「SBI証券を何でも使える主力口座として使い、特定の用途では他証券を使う」などです。
実際、私はSBI証券のほかに楽天証券、マネックス証券、GMOクリック証券、SBIネオモバイル証券などを用途に応じて使っています(SBI証券と組み合わせて使うとよい証券会社はこちら)。
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SBI証券のその他の評判をチェック
私の口コミだけでなく、その他の評判を調べてみました。速報性が高くて臨場感ある口コミが多いTwitterからSBI証券の株・投資信託などに関するツイートを抜粋しました。
SBI証券に関する良い評判・口コミ
最初に、SBI証券の良い評判・口コミについてです。
サービス改善について(楽天証券との競争など)の評判・口コミ
先日の楽天証券に引き続き、SBI証券は投資信託の最低購入単位を5/25発注分から100円に引き下げると発表しています → https://t.co/P8wIrgP0nz どちらかが引き下げを行うと、一方がそれに合わせて改定する…楽天とSBIのライバル関係、まだまだ続きそうです。
— 竹川美奈子 (@minakotakekawa) 2017年5月25日
たしかに、口座数第1位、第2位の楽天証券とSBI証券はどちらかが良いサービスを打ち出すともう片方が追随する、ということが多いです。お互いに競争しているおかげで、両社のサービスレベルはネット証券のなかでかなり高いです。個人投資家としてはありがたいですね。
SBI証券が株の注文方法にIFD-OCOを追加ってマジか。これで株はSBI一択になった気がする
— わとまとま (@watoma) 2019年1月24日
株式の注文方法が拡充されたというツイートです。今までは成行、指値、逆指値しか注文できませんでしたが、OCO(指値と逆指値を同時に注文)、IFD(買いと売りを同時注文)、IFDOCO(IFDとOCOを同時に注文)ができるようになりました。
どちらかというと短期投資家に便利な注文方法ですが、日中は忙しい長期投資家にとってもリスクコントロールに役立つ改定となっています。SBI証券は継続的に取引の選択肢を拡充していますので、だんだん使いやすくなっています。
オリジナル機能についての評判・口コミ
投資信託定期売却サービスで、年金受け取りの感覚で売却可能なのがSBI証券の強みです。
— 証券会社投資口コミ情報 (@shyouken629) 2019年3月21日
SBI証券では投資信託を定期的に一定額ずつ自動的に売却するという設定ができます。資産を少しずつ取り崩して生活費にしたいというときに便利ですね。
iDeCo(個人型確定拠出年金)の内容についての評判・口コミ
SBI証券、iDeCoの管理手数料ゼロ 若者を開拓https://t.co/RuXw9BLgBN
— 満州中央銀行 (@kabutociti) 2017年5月17日
#ideco 、#SBI証券 #セレクトプラン にて、#eMAXISSlimバランス8資産均等型 をチョイスして継続中です https://t.co/jK6m3lFuXA
— 悩んで学んで(´Д` )trouble and learning(ノД`) (@daiichikankyou) 2019年3月20日
後で詳しく述べますが、SBI証券のiDeCoは手数料が安いうえ、信託報酬が格安で人気があるeMAXIS Slimシリーズを扱っています。使いやすいので、評判がいいですね。
IPO(新規公開株)についての評判・口コミ
【IPO】スマレジ、SBI証券から当選してた~。2019年1発目の当選!😊https://t.co/JKfEDLEnA1 pic.twitter.com/v9GotCH54j
— ひっきー@「マンガ 株 入門」増刷決定! (@hiccky0928) 2019年2月20日
IPO(新規公開株)の当選に関するツイートです。SBI証券はIPOの取扱銘柄数が最多で人気があります。
競争倍率も高いのでなかなか当たらないのですが、落選するとIPOチャレンジポイントが付与されます。諦めずにポイントをためて、ここぞというときにポイントを使えば当選しやすくなるという仕組みになっています。続けていればいつかは当たりますので、ありがたいですね。
米国株・ETFの取扱いについての評判・口コミ
SBI証券が2018年7月13日付で、ステート・ストリートの超低コストインデックスファンドを含む米国籍ETF計18本の取り扱いを開始したと発表しています。昨日のマネックス証券に続き、米国籍ETFのラインナップ競争も激化しそうですね。 https://t.co/QEDfZDE0gH
— アウターガイ (@outerguy) 2018年7月13日
米国ETF(上場投資信託)の話ですが、SBI証券で超低コストのETFを取り扱うようになったというツイートです。質の高い銘柄を購入できるようになるのはうれしいですね。
SBI証券の米国株・ETFの取扱銘柄数はマネックス証券よりも少ないですが、銘柄リクエスト(新規に取り扱ってほしい銘柄を要望すること)もできます。ある程度投資に慣れたら、外国株式にもチャレンジするといいです。
四季報を無料で閲覧できることについての評判・口コミ
業績が安定してて、(たぶん)潰れない会社に行きたい人は「株」を勉強するといいなと最近めっちゃ思う。この世には全然知られてないだけで、儲かっててずっと純利益が増えてる会社が意外とあるんですよね。
そういった情報は四季報見ればわかるし、SBI証券の口座持ってたら無料で見れるんですよw pic.twitter.com/U99kZXyUYQ— タク@プロブロガー&投資家 (@TwinTKchan) 2017年10月23日
これは本当にそうだと思います。特に個別株投資をしていると、知名度はないけど優良な会社がたくさんあることに気づかされます。SBI証券で無料で見られる四季報はお宝情報のかたまりですし、四季報を読むだけでも経済の勉強になります。
特に、若手サラリーマンや就活生には株式投資を始めてみることを強くおすすめしたいです。
コールセンターのサポート対応についての評判・口コミ
久々に用事があってSBI証券とかみずほ証券のコールセンターに電話したら極楽浄土のようなサポート対応感。いかん、暗号通貨慣れしすぎている・・・
— ちりめんじゃこ:ChirimenJako (@Luqina) 2017年7月13日
SBI証券ではコールセンターの対応もいいようです。ネット証券なので操作などは基本的に自分でやる必要がありますが、困ったときに親切に対応してもらえるのはありがたいですね。
公式ページ⇒ SBI証券
SBI証券に関する悪い評判・口コミ
次に、SBI証券の悪い評判・口コミについてです。
操作性についての評判・口コミ
普段使っている楽天証券以外も使ってみようと先週マネックス、SBIへ久々にログイン。
マネックスはいい感じだけど、
やっぱりSBIはサイトわかりずらいな…😵— けだま@投資ブログ運営🐈 (@kedamafire) January 20, 2020
SBI証券の操作画面は情報量が多くて、わかりにくいですね。慣れれば問題ないのですが、はじめて使うときは戸惑ってしまうように思います。
基本的なメニューは画面上部にまとまっていますので、まずは上部から探すようにするとよいです。
システムダウンの発生についての評判・口コミ
SBI証券のptsとFXとCFDのサービスがダウンして使えない。
パソコンでもスマホでもできない。ブレグジット投票によるボラで損失を回避するために、ポジを解消したいのにできない。
SBIに電話しても時間外の自動音声で困ってる。— ガンター (@ga1119g) 2019年1月15日
システムがダウンしてしてしまうと、売買のタイミングを逃してしまうので困りますよね(特にデイトレーダーなど短期投資家の場合)。
しかし、SBI証券でのシステムダウンは珍しいですし、もともと長期投資家は売買回数が少ないので困ることは少ないと思います。実際、私はシステムダウンで困ったという経験はありません。過度に心配する必要はないです。
投資情報の提供についての評判・口コミ
マネックス証券のアナリストは歴代(一部悪い意味でも)キャラクターが立ってる人が多いですが、SBI証券のアナリストはあまり印象にない。
— 弐億貯男 (@2okutameo) 2018年10月5日
私はマネックス証券の口座も使っています。マネックス証券の投資情報の発信(メールやWebサイト)をSBI証券と比べると、たしかにマネックス証券のほうが興味を引く内容が多いですね。
銘柄選びに直接役立つということは少ないですが、経済情勢などを理解するのには役立ちます。
もしアナリストの分析などに興味があって勉強したいという場合は、SBI証券だけでなく、マネックス証券の口座も持っておくといいです(口座開設・維持管理は無料なので2口座持っても費用はかかりません)。
SBIハイブリッド預金についての評判・口コミ
SBI証券の口座残高を住信SBIネット銀行の預金扱いに出来るハイブリッド預金ですが、万一同銀行が破綻した場合、預金保険制度の範囲でしか保護されなくなり、最悪1,000万円を超える資産が戻ってこなくなる恐れがありますので利用しない方が良いです。
— 弐億貯男 (@2okutameo) 2019年2月23日
後で紹介するSBIハイブリッド預金ではペイオフが適用されるので注意、というツイートです。確かにそのとおりですが、そもそも1000万円も預金できる人はそんなにいませんのであまり気にしなくていいです。逆に言えば、1000万円までの預金は保護されますので、安心していいです。
SBI証券の取扱商品やツール、サービスなどの特徴一覧
SBI証券の取扱商品やサービスをまとめました。当サイト(ロイナビ)で判断したおすすめ度も併せて載せています。
取扱商品 | おすすめ度 | 特徴 |
---|---|---|
日本株 | 手数料が安い | |
投資信託 | 取扱銘柄数が最多級 | |
米国株 | 為替手数料を格安にできる | |
その他外国株 | 中国株、ベトナム株など8か国の株を売買可能 | |
NISA・つみたてNISA | NISAで国内株の売買手数料、海外ETFの買付手数料が無料 つみたてNISA対象銘柄が最多級 |
|
単元未満株 | 売買可能、手数料が安い | |
貸株 | 上限金利なし 配当金、株主優待を自動取得可能 |
|
IPO(新規上場株) | 取扱銘柄数が最多 | |
PTS(私設取引所取引) | 夜間取引が可能 | |
ロボアド | ウェルスナビに対応 | |
債券 | 取扱銘柄が多い | |
銀行との連携 | SBIハイブリッド預金が便利(住信SBIネット銀行) | |
投資情報 | 四季報を無料で閲覧可能 | |
iDeCo(確定拠出年金) | 手数料が安い 取扱銘柄が豊富で質が高い |
|
その他取引 | ー | FX 指数先物(日経225先物など) オプション(日経225オプションなど) CFD/eワラント 金・銀・プラチナ投資が可能 |
SBI証券はネット証券の中で取扱商品が最多であり、どの取引においてもおすすめできます。投資初心者で初めて証券口座を作る場合や、いろいろな取引を試してみたいという場合はSBI証券をおすすめします。
オールマイティーに便利な証券会社を選ぶなら⇒ SBI証券
SBI証券のおすすめ度を楽天証券・マネックス証券と比較
SBI証券のおすすめ度を、口座数第2位・第3位の楽天証券・マネックス証券と比較しました。長期投資における主要な投資先である日本株、投資信託、米国株の3つの用途で比較し、相対的なおすすめ度をわかりやすく表現するため、5点満点で表した結果が下表です
SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | |
---|---|---|---|
日本株 | |||
・手数料が安い(1日合計売買金額100万円まで無料) ・取引の選択肢が多い (単元未満株、PTSなど) | ・手数料が安い(1日合計売買金額100万円まで無料) ・取引の選択肢がやや多い | ・手数料がやや高い ・単元未満株を売買可能 |
|
投資信託 | |||
・取扱銘柄が最多級 | ・取扱銘柄が最多級 ・ポイントがたまりやすい | ・取扱銘柄がやや多い |
|
米国株 | |||
・住信SBIネット銀行経由で入金すると、為替手数料を安くできる | ・注文有効期間が長い | ・取扱銘柄数が圧倒的に多い ・注文の選択肢が多い ・時間外取引が可能 |
大手3社を比較すると、投資信託では楽天証券がいいと思いますし、米国株の取引の自由度ではマネックス証券が少し優れています。
しかし、SBI証券のメリットは総合力の高さです。日本株・投資信託・米国株のどれも検討しているという場合はSBI証券を選ぶのがおすすめです。
SBI証券と組み合わせて使うとよい証券会社
例えば、日本株(単元株、単元未満株)、投資信託、米国株で投資したいなら以下の証券会社がおすすめです。
- 日本株(単元株):手数料をとにかく安くしたいなら、GMOクリック証券
- 日本株(単元未満株):格安な手数料で1株から売買可能なSBIネオモバイル証券
- 投資信託:ポイントプログラムがお得な楽天証券
- 米国株投資:取扱銘柄数が豊富なマネックス証券
もし複数口座を使い分けることに抵抗感がないのであれば、上記の証券会社を用途ごとに使い分けることをおすすめします。
日本の証券会社は口座開設や維持管理に費用がかかりませんので、複数口座を持つことのデメリットはありません。お得に投資をしたいならば複数の口座を用途別に使い分けるとよいです。
一方、複数口座を持つのが面倒な人はSBI証券でまとめて管理することをおすすめします。上記の証券会社と比べてSBI証券が大きく劣るというわけではないので、SBI証券のみで取引していてもそれほど損することはありません。
口座管理の考え方に応じて使い方を選択することをおすすめします。
公式ページで詳しく見る⇒ GMOクリック証券 SBI証券 楽天証券 マネックス証券 SBIネオモバイル証券
SBI証券についてのFAQ
SBI証券について、不安な点やよくわからない点は他にもたくさんあると思います。上記の補足も兼ねて、以下の疑問にお答えします。下記の目次が各項目へのリンクになっていますので、詳しく知りたいものがあればクリックしてください。
口座開設に関して:
- SBI証券の口座開設の手続きは面倒ではない?口座開設方法を知りたい
- 証券会社にはマイナンバーを提出しないといけない?
- 証券会社の口座開設時に口座の種類(特定口座、一般口座など)を選択する画面がでてきたけど、どれを選ぶのがいいの?
- NISA、つみたてNISA口座はSBI証券で作ったほうがいい?手数料などを比較したい
- SBI証券ではどんなキャンペーンをやっている?
- 口座を複数持つことはできる?損することはない?
- 証券会社を変更する場合は何か手続きが必要?
安全面の心配事について:
- 証券会社の口座数を比較したい!シェアが高い大手3社というのはどの会社のこと?
- 証券会社の格付けを確認するにはどこをみればいい?比較的安全な証券会社はどこ?
- 証券会社が破綻したら私のお金はどうなるの?ペイオフのような仕組みはあるの?
手数料やサービスなどについて:
SBI証券の口座開設の手続きは面倒ではない?口座開設方法を知りたい
1.SBI証券の口座を開設するには、まず公式ページに行きます(以下がリンクになっています)。
⇒ SBI証券
2.メールアドレスを入力します。
3.入力したメールアドレスに届いた認証コードを入力します。
4.氏名や住所などを入力して、口座開設を申し込みます。
※.「ネットで口座開設」と「郵送で口座開設」を選択できます。早く手軽に口座開設したいなら、「ネットで口座開設」がおすすめですが、Webで送信するのが不安な方は「郵送で口座開設」を選ぶと良いです。
(以下では、「ネットで口座開設」を前提として説明します)
5.発行されたユーザーネームとログインパスワードを使ってログインします。
6.本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証など)を提出します。
(提出方法は、「スマホで撮影して提出」または「画像データ(スキャン画像など)を送信して提出」を選べます)
7.書類審査終了後に郵送物が送られてきますので、受け取ります。
8.再度ログインしたのち、初期設定(詳細情報の入力、設定)を行います。
9.口座開設完了通知(受取方法はメールまたは郵送を選択可能)を受け取ったら、取引開始です。
NISA、つみたてNISA口座はSBI証券で作ったほうがいい?手数料などを比較したい
NISA口座を作りたい場合は日本株の売買手数料や外国ETFなどの買付手数料が無料になるSBI証券、またはマネックス証券がおすすめです。
一方、つみたてNISA口座を作りたい場合は投資信託の購入・保有で楽天ポイントが貯まる楽天証券がおすすめです。
詳しく知りたい方はこちらの関連記事をどうぞ。
SBI証券ではどんなキャンペーンをやっている?
今、SBI証券では以下のキャンペーンを実施中です。
- 新規口座開設で、翌月末まで最大2か月間、米国株式の取引手数料が無料
- エントリーするだけで、S株(単元未満株)の売却手数料を全額キャッシュバック(2023/6/30まで)
- エントリー&SBIラップを合計10万円以上購入すると、抽選で最大10万円プレゼント(2023/5/31まで)
- エントリー&投信積立を500円以上発注&はじめて米国株式を購入すると、もれなく米国株式(現物)の買付手数料を全額キャッシュバック&抽選で2人に1人に500円をプレゼント(2023/4/6まで)
- 20~25歳限定!国内株式現物手数料を全額キャッシュバック(つまり、実質無料)
- NISA口座での国内株式売買手数料&海外ETF買付手数料0円
- 対象の「王道」的な米国ETF10銘柄の買付手数料がいつでも無料
- WealthNavi for SBI証券ではじめて運用を開始し、積立を利用すると、運用残高に応じて最大2,500円をプレゼント
SBI証券で投資を始めたいという方はぜひキャンペーンを有効活用するとよいです。
最新のキャンペーンについて詳しく見る⇒ SBI証券
他の証券会社のキャンペーンについてはこちらをどうぞ。
証券会社の今月の口座開設キャンペーン一覧
投資信託におけるSBI証券のメリットはある?
SBI証券は投信の銘柄数が充実しており、商品内容もよいものが多いです。代表的なネット証券(SBI証券や楽天証券、マネックス証券など)における投資信託の銘柄数を比較した結果が以下の図です(2018年10月)。
SBI証券と楽天証券の銘柄数が他のネット証券に比べて圧倒的に多いことがわかります。
さらに、この2社はノーロード投信(購入時手数料が無料の投信)やインデックス型投資信託、積立投資可能な銘柄数も多く、100円から積立が可能です。
※インデックス型投資信託は特定のベンチマーク(市場平均)と連動するように自動的に運用される投資信託のこと。運用に関するコスト(信託報酬)が安いという長所があります。
会社名 | 投信銘柄数 | ノーロード本数 | インデックス投信数 | 積立可能本数 | 最低投資金額(積立) |
---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 2660 | 1324 | 407 | 2548 | 100円 |
楽天証券 | 2673 | 1353 | 335 | 2542 | 100円 |
マネックス証券 | 1175 | 747 | 289 | 1093 | 100円 |
長期投資ではできるだけコストをかけずに、積立投資によって平均買付単価を下げることが大事です。SBI証券や楽天証券の投資信託は長期投資に適しているものが多いです。
スクリーニングツールを使うと好みの投信を探しやすい
また、SBI証券や楽天証券の投資信託の検索画面では、様々な特徴や指標を用いて好みの投資信託を探す機能(スクリーニングツール)が充実していて、使いやすいです。
例えば、SBI証券のスクリーニングツール(投資信託パワーサーチ)の詳細検索条件は以下のようになっています。
国内株式や国際株式などの資産タイプや、投資地域、信託報酬などで好みに合ったファンドだけを選び出すことができます。
さらに、検索結果を信託報酬の安い順に並べ替えることもできます。投資信託パワーサーチの画面で、「手数料等」のタブをクリックし、「管理費用」の小さい順に並び替えます。
自分が欲しい銘柄を簡単に探すことができますので便利です。
SBI証券で購入できる、代表的なインデックスファンド
SBI証券で購入できる、代表的なインデックスファンドとしては以下があります。
分類 | ファンド名 | 販売手数料 | 信託報酬 |
---|---|---|---|
国内株式 | ニッセイTOPIXインデックスファンド | 0 | 0.17172% |
国内株式 | eMAXISSlim国内株式(TOPIX) | 0 | 0.17172% |
海外株式 | ニッセイ外国株式インデックスファンド | 0 | 0.11772% |
海外株式 | SBI・先進国株式インデックス・ファンド | 0 | 0.11550% |
海外株式 | 楽天・全米株式インデックスファンド ※愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式) | 0 | 0.16960% |
海外株式 | eMAXISSlim先進国株式インデックスファンド | 0 | 0.11772% |
海外株式 | eMAXISSlim米国株式インデックスファンド(S&P500) | 0 | 0.17280% |
海外株式 | eMAXISSlim新興国株式インデックスファンド | 0 | 0.20412% |
海外株式 | eMAXISSlim全世界株式(除く日本) | 0 | 0.15336% |
海外債券 | ニッセイ外国債券インデックスファンド | 0 | 0.18360% |
海外債券 | eMAXISSlim先進国債券インデックス | 0 | 0.18360% |
海外債券 | たわらノーロード 先進国債券 | 0 | 0.18360% |
国内リート | Smart-i Jリートインデックス | 0 | 0.18360% |
国内リート | ニッセイJリートインデックスファンド | 0 | 0.27000% |
海外リート | Smart-i 先進国リートインデックス | 0 | 0.21600% |
海外リート | ニッセイグローバルリートインデックスファンド | 0 | 0.29160% |
海外リート | たわらノーロード 先進国リート | 0 | 0.29160% |
バランス型 | Smart-i 8資産バランス 安定型 | 0 | 0.17280% |
バランス型 | eMAXISSlimバランス(8資産均等型) | 0 | 0.17172% |
バランス型 | ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) | 0 | 0.17172% |
経費がかかりやすく、信託報酬が高くなりがちな海外資産(株式や債券、リートなど)やバランス型ファンドも信託報酬が0.3%以下という低コストで購入できます。さらに、上記はすべて販売手数料が無料のノーロード投信です。
このようなインデックスファンド、ノーロードファンドであれば長期投資に適していますから、おすすめです。
また、アクティブファンドの中でも運用成績が好調なことで有名な「ひふみプラス」なども取り扱っています。SBI証券は人気のある投資信託の多くを扱っていますので、投資信託で運用したいという方におすすめです。
良質の投資信託にこだわりたいなら⇒ SBI証券
米国株投資の場合、SBI証券の手数料などは安い?
米国株投資ができる証券会社は少なくて、選択肢は海外の証券会社を除くと、大手3社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券)に絞られます。将来的に米国株投資をするならば、大手3社の口座を持つとよいです。
上記3証券会社であれば、米国株も特定口座(証券会社が1年間の損益を計算して、税金の支払いを代行してくれる口座)に対応していますので、確定申告も不要であり、簡単です。
上記3証券の中では米国株・ETFの取扱銘柄数の点でマネックス証券が有利です。中小型株を売買したいと思ったらマネックス証券一択です。
一方、売買手数料・為替手数料に関しては上記3証券とも同じです。しかし、SBI証券に関しては住信SBIネット銀行でドルを購入し、SBI証券に入金すれば片道4銭の手数料で済みます(住信SBIネット銀行とSBI証券間の外貨入出金手数料は無料)。
為替コストを抑えたいならば、SBI証券とともに住信SBIネット銀行を活用するとよいです。
米国株投資におすすめの証券会社についてはこちらの記事をどうぞ。
SBI証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)の評判はどう?メリットはある?
iDeCo(個人型確定拠出年金)は運用益に対する非課税と、拠出した掛け金に対する全額所得控除がお得ですね。SBI証券でもiDeCoのプランが用意されており、自営業者や一部の会社員、公務員、専業主婦などが加入することができます。
SBI証券のiDeCoは2つのメリットがあります。
- 運用時のコストが安い
- 運用商品のラインナップが良好
以下で詳しく解説します。
SBI証券のiDeCoは運用時のコストが安い
iDeCoは加入時、運用時、給付時にそれぞれ手数料がかかります。
国民年金基金連合会や信託銀行に支払う手数料は共通しているため、どの金融機関でiDeCoに加入しても変わりません。一方、金融機関に支払う手数料は金融機関ごとに設定されているため、差が出ます。
特に運用中にかかる手数料(毎月最大400円程度)は何十年もの間、繰り返し支払いますので、トータルすると大きなコストになります。運用中にかかる手数料が安い金融機関を選ぶことがポイントです。
SBI証券のiDeCoの場合、SBI証券に支払う手数料は無料です。最安の手数料でiDeCoに加入することができますのでお得です。
SBI証券のiDeCoは運用時のコストが安いことから人気があります。
SBI証券のiDeCoは運用商品のラインナップが良好
SBI証券のiDeCoは以下の2つのプランがあり、運用商品のラインナップが異なります。
- オリジナルプラン
- セレクトプラン
特に、セレクトプランは後から設定されたプランであり、商品ラインナップに良好なものが多いです。たとえば、セレクトプランで投資可能なインデックスファンドを下表に示します。
カテゴリ | 商品 | 信託報酬(税込) |
---|---|---|
国内株式 | eMAXIS Slim国内株式(TOPIX) | 0.17172%以内 |
ニッセイ日経平均インデックスファンド | 0.17172%以内 | |
全世界株式 | SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式)) | 0.15%程度 |
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) | 0.15336%以内 | |
EXE-i グローバル中小型株式ファンド | 0.3304%程度 | |
先進国株式 | eMAXIS Slim先進国株式インデックス | 0.11772%以内 |
ニッセイ外国株式インデックスファンド | 0.11772%以内 | |
eMAXISSlim米国株式(S&P500) | 0.1728%以内 | |
iFree NYダウ・インデックス | 0.24% | |
インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用) | 0.30% | |
新興国株式 | eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 0.20412%以内 |
国内REIT | ニッセイJリートインデックスファンド | 0.27%以内 |
先進国REIT | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 0.3024%以内 |
国内債券 | eMAXISSlim 国内債券インデックス | 0.15012%以内 |
先進国債券 | eMAXISSlim 先進国債券インデックス | 0.1836%以内 |
インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用) | 0.28% | |
新興国債券 | iFree 新興国債券インデックス | 0.24% |
バランス | eMAXISSlimバランス(8資産均等型) | 0.17172%以内 |
幅広いアセットクラス(資産の種類や分類のこと)から選ばれているだけでなく、信託報酬が最大でも0.3%台というかなり良心的な商品ラインナップになっています。
特にeMAXIS Slimシリーズは「業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続けるファンド」と公式に言っており、おすすめできます。
iDeCoで運用するならSBI証券のセレクトプランがおすすめです。
iDeCoで自分年金を作るなら⇒ SBI証券 iDeCo
ロボアドバイザーに興味があるんだけど、SBI証券にはある?
銘柄選びや売買を自動でやってくれるため、ほったらかしで投資できるのがロボアドバイザーです(アドバイスだけ受けて、自分で売買手続きを行うものもあります)。投資初心者でも簡単に投資を始められますから便利ですね。
SBI証券ではウェルスナビ(Wealth Navi)と契約することができます。ウェルスナビはロボアドバイザー業界の最大手ですから、評判もいいです。
ロボアドバイザーのデメリットは手数料が年1.1%(税込)かかってしまうことです。しかし、投資の知識や売買の手間が一切必要ありませんので、その手間代だと考えれば安いです。
SBI証券のロボアドバイザーは特に投資初心者や毎日忙しいサラリーマンにおすすめです。
私が実際に運用しているロボアドバイザー3社(ウェルスナビ、楽ラップ、投信工房)の運用実績を比較してみました。外国株(特に米国株)の将来に期待しているならウェルスナビがおすすめです。
ロボアドバイザーの運用実績とそのメリット、デメリットについて知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
SBI証券に入金するにはどの銀行を使えばいい?手数料はかかる?
以下の銀行を使って即時入金サービスを使うと、手数料無料でSBI証券に入出金できます。
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- ゆうちょ銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- ジャパンネット銀行
- イオン銀行
- 近畿大阪銀行
- セブン銀行
- スルガ銀行
これらの銀行で即時入金を行えば振込手数料無料でSBI証券に入金できます。また、SBI証券の残高にリアルタイムに即時反映されますので、すぐに取引することができて便利です。
出金するときも登録した金融機関に手数料無料で出金できます。
たとえば、入金の手続きをするには、ログイン後の画面で、上部の「入出金・振替」タブをクリックします。
「即時入金」がありますので、出金元となる金融機関を選びます。
あとは、各金融機関のシステムの指示に従って入金してください。手続き後、すぐにSBI証券の買付余力に反映されて取引ができるようになります。
SBIハイブリッド預金というのは何?何が便利なの?
SBIハイブリッド預金というのは住信SBIネット銀行内に作られる口座です。SBI証券と連携すると、SBIハイブリッド預金の残高がSBI証券の買付余力に反映され、日本株などの取引に自動振替(自動スイープ)できるようになっています。
また、SBIハイブリッド預金の金利は通常の10倍の優遇金利(年0.01%)となっているほか、振込手数料が無料になるという優遇サービスもあります(住信SBIネット銀行の取引状況で決まるランクに応じて回数制限あり)。
投資に不安があって迷っているという方でも、通常の預金をするくらいならSBIハイブリッド預金に預けておくほうがよいです。
SBI証券の口座開設をする場合、あわせて住信SBIネット銀行の口座も開設しておくことをおすすめします。
SBI証券の評判・口コミなどのまとめ
本記事ではSBI証券を実際に私が使って感じた口コミと、その他の評判についてまとめ、取扱商品や手数料などの特徴(メリット・デメリット)について紹介しました。
個別の商品・サービスを見るとSBI証券よりやや魅力的なものを提供している証券会社もありますが、SBI証券の特徴は総合的なレベルの高さにあります。
SBI証券は取扱商品が豊富であり、どの商品・サービスも全般的にレベルが高いです。口座数も業界最多級であり、安心して投資できるネット証券といえます。
理想的には証券会社ごとの強みに合わせて、複数の証券口座を使い分けるのがベストです。しかし、最初のうちは投資資金が複数口座に分散されると投資しづらいという方も多いのではないでしょうか?
そういう場合、まずはSBI証券で始め、投資に慣れて投資金額も増えてきたところで他の証券会社の口座と使い分けるようにするとよいです。
これから投資を始めるという方はまずSBI証券でスタートするのがおすすめです。
SBI証券の基本情報のまとめ:
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | 株式会社SBI証券(SBI SECURITIES Co.,Ltd.) |
登録番号 | 関東財務局長(金商)第44号 |
本店住所 | 東京都港区六本木1-6-1 |
設立 | 平成11年4月26日(商号変更日) |
お問合せ(電話番号) | ・カスタマーサービスセンター 0120-104-214(携帯・PHSは0570-550-104) ・口座開設サポートデスク 0120-104-250(携帯・PHSは0570-082-241) ・テクニカルサポートデスク 0120-581-255(携帯・PHSは0570-010-702) |
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