- 「花王の配当や株主優待に興味があるけど、業績はどうなのだろうか?」
- 「花王の株価は割安?割高?」
また、花王は30期連続増配という点も魅力的であり、じっくりと運用したい長期投資家に人気です。
一方、花王の株価は緩やかに上昇していて、5年間で約1.5倍になっています。今から投資するには適しているでしょうか?
本記事では花王の業績や財務内容、株価の割安さなどから、今の花王の株価は買い時なのか?について私の考えを紹介します。
本記事は、自分の銘柄調査の一環として行ったものです。私なりの投資判断が含まれていますが、投資を推奨するものではありません。
投資をする際は、最新の情報を調べたうえで、自己責任で投資判断をお願いします。
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私の代表的な6つの投資判断基準
投資判断基準は投資スタイルによって異なります。私の場合、業績好調な割安株(バリュー株)への投資が好きなので、以下の6つの観点を重視しています。
上記6つの観点で花王の株価は買い時なのか、私なりに検討してみました。
花王の売上高・営業利益は長期的に成長している
1つ目の判断基準は「業績は成長しているか?」です。
2007年以降の花王の長期業績(売上高・営業利益)は以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
- 売上高:右軸
- 営業利益:左軸(0からのスタートではないことに注意してください)
2012年までの業績はやや停滞していましたが、2013年以降は成長が続いています。特に、営業利益は2012年からの7年間で約2倍になっています。
花王のような大企業で、これだけの成長を遂げているというのは素晴らしいですね。
花王は不況に強い業種の代表例
花王の業績で特に注目したいのが、リーマンショック後(2009~2010年)です。この時期は各企業の業績の悪化が著しく、トヨタやソニーなど、大手企業でも赤字決算が相次いでいました。
一方、花王はリーマンショック後にやや減収減益になっているものの、大幅な黒字を維持しています。
花王のような日用品ビジネスは不況時も継続的な売上が期待できます。花王はディフェンシブ銘柄(景気動向に業績が左右されにくい銘柄)の代表格です。
今後の花王の業績は海外展開次第
一方、花王の今後の成長は海外事業にかかっています。
花王の分野・地域別の売上高と対前年増減率は以下のようになっています(引用:2019年12月期決算説明会資料)。
花王の売上高は今のところ、国内の比率が多いです。しかし、国内は人口減少時代に入っていることもあって、大きな成長は見込めません。
一方、花王の対前年実質増減率を見てみましょう。2019年度は米中貿易摩擦の影響のためか、海外(特にアジア)の成長率は前年より鈍化していますが、それでも国内より海外のほうが成長率が大きいです。
花王の今後の業績については、海外事業の伸長次第です。
花王の営業利益率は約15%で高い
2つ目の判断基準は、利益率の高さです。利益率は競争力の強さを表す目安であると考えており、利益率は高いほど良いです。
花王の2007年以降の営業利益率は以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
花王の営業利益率は2014年までは9%前後でした。しかし、その後は徐々に上昇して、2019年12月期は約15%になっています。
日本株の場合、営業利益率が10%以上あれば良好といわれます。花王の営業利益率は比較的高く、競争力があることがわかります。
花王はアタックやビオレ、メリットなどの製品で根強い顧客を抱えています。そのため、安売り競争をする必要がなく、高い利益率を維持できていると考えられます。
花王のキャッシュフローは安定的にプラス
3つ目の判断基準は、キャッシュフローの潤沢さです。キャッシュフローは現金の出入りを表す数値であり、事業の実態を反映する指標として重要です。
花王のキャッシュフローの推移は、以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
特に重要といわれる、営業キャッシュフローは毎期、安定的なプラスとなっています。
また、花王の製品は技術革新が速いものではないので、投資キャッシュフロー(設備投資など)はあまり多くありません。そのため、フリーキャッシュフローは大幅なプラスが長年続いているのもよい点です。
※フリーキャッシュフロー:営業キャッシュフローから投資キャッシュフロー(絶対値)を引いた金額
花王の日用品ビジネスは、不況時でも安定した営業キャッシュフローを見込めるため、長期保有するのに安心です。
長期の業績・財務状態を調べるのに便利な財務分析ツール3選
銘柄分析をするときに、決算短信や有価証券報告書を全部調べていくのは大変です。各社が提供している財務分析ツールを上手に使って、効率よく銘柄分析するとよいです。 中でも、私が主に使っているのは以下の3つです。- マネックス証券 の銘柄スカウター
- GMOクリック証券
の財務分析ツール
- 会社四季報CD-ROMのスクリーニング機能

花王の財務は健全
4つ目の判断基準は財務の健全さです。
貸借対照表(BS、バランスシート)をみると、企業の保有資産や負債などの内訳がわかります。売上高や利益などのデータに表れない、企業の強みや危険な兆候が貸借対照表に表れます。
売上高や利益も大事ですが、それ以上に貸借対照表のきれいさのほうが重要と私は考えています(同様に、キャッシュフローのきれいさも重要です)。
花王の貸借対照表は以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
花王の自己資本比率は約52%もある
まず最初に注目したいのが、自己資本比率が高い(約52%)ことです。自己資本比率の目安として、30%くらいで普通、40%以上あれば優良といわれます。
自己資本比率が52%もある花王の財務は良い水準です。
花王は有利子負債が少なく、実質無借金
また、花王は現金預金、売上債権の割合が大きく、買入債務、その他流動負債の割合を超えています。また、有利子負債(短期借入金と長期借入金の合計)と同程度の現預金を保有している点も安全性が高いです。
総合的に見て、花王の財務はとても健全です。
花王の株価は割高な水準
5つ目の判断基準は、株価の割安さです。
花王の株価チャートは以下のようになっています(引用:SBI証券のホームページ)。
花王の株価は2018年後半以降にやや停滞していますが、5年前と比べると1.5倍くらいになっています。2020年3月のコロナショックで一時急落しましたが、すでに元の水準に戻っています。
花王の株価は緩やかな右肩上がりであり、優良株としての安心感すら感じます。
では、花王の株価は今買ってもよい水準なのでしょうか?ここでは、株価の割安さの指標として、以下の3つを使って検討してみました。
- PER(株価収益率)
- PBR(株価純資産倍率)
- 企業価値評価手法による理論株価
PERやPBRは多くの人が使っているので無視できない株価指標ですが、欠点もあります(PER・PBR・ROEの使い方と注意点についてはこちら)。
一方、私が最も重視しているのが、「企業価値評価手法による理論株価」です。
企業価値評価手法では事業性と資産性を総合評価するため、合理的に株価の割安度を測ることができます。
割安株投資をするなら、企業価値評価手法による理論株価がおすすめです(理論株価の考え方と計算方法についてはこちら)。
花王はPERが約27倍で、割高な水準
最初に、花王のPERの推移を見ると、以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)
花王のPERは2015年に最大38倍に達しました。その後はやや低下したものの、20倍を超える状態が続いています。現在のPERは約27倍です。
PERの平均値は15倍くらいが目安といわれますので、花王のPERは常に割高な水準です。
花王はPBRが約4.9倍で、割高な水準
次に、花王のPBRの推移を見ると、以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)
花王のPBRは2018年に最大5.8倍くらいになっていましたが、その後、やや低下して、約4.9倍になっています。
PBRは1倍が解散価値(事業を清算したときに残る、帳簿上の価値)といわれ、下値の目安とされています。業績がよい企業であれば1倍以上になるのが普通ですが、花王はすでに大企業であり、高成長が見込めるというわけではありません。
PBRでみると、花王の株価はやや割高な印象です。
花王の株価は理論株価(企業価値)に対して割高
株価の割安さの指標として有名なPER、PBRは一面的な評価であり、企業の実態がわかりにくいという弱点があります。
そのため、私が割安さを判断するときは、企業価値評価手法によって求めた理論株価を重視しています。
企業価値(理論株価)を計算する手法はいろいろありますので、自分の考え方に合った手法をとるとよいです。
私の場合は、GMOクリック証券
の財務分析ツールで使われている手法と基本的に同じ考え方であるため、前記ツールを参考値として使っています(GMOクリック証券の財務分析ツールの特徴と使い方についてはこちら)。
理論株価(適正株価)の計算式と使い方の注意点。おすすめは企業価値評価手法
GMOクリック証券の財務分析ツールによると、花王の理論株価は以下のようになっています。
花王は自己資本が潤沢ですが、固定資産が多いため、財産価値(資産の種類で重みづけした場合の保有資産価値)は少なめです。一方、花王は業績が好調で利益率が高いため、事業価値が高いという強みを持っています。
その結果、花王の理論株価は3350円となっています。
一方、花王の株価は8480円(2020/7/22終値)です。理論株価を153%も上回っており、大幅に割高な水準です。
理論株価は決算発表が出るごとに変わります。
最新の理論株価を調べるには⇒ GMOクリック証券
株主価値と時価総額の推移
さらに、花王の株主価値と時価総額の推移についても見てみましょう。
株主価値(企業価値)は前記の理論株価に発行済み株式数をかけたものです。また、時価総額は株価に発行済み株式数をかけたものを表します。
したがって、下図は株主価値⇒理論株価、時価総額⇒株価と置き換えて見てください。
花王の株主価値と時価総額の推移は下図のようになっています(引用:GMOクリック証券の財務分析ツール)。
花王の市場価値は一貫して株主価値を上回っています(つまり、割高)。
業績の良好さ以上に、花王の人気さが勝っているため、株価の割高さが長期間続いています。
花王が優良企業なのは間違いないですが、バリュー投資ではなかなか買いにくい株価水準です。花王株に投資するなら、〇〇ショックなどで株価が一時的に急落したときを狙いたいですね。
割安株を探すのに便利なスクリーニングツール
企業価値評価手法による理論株価でスクリーニングできるツールは少ないです。その中で、私が主に使っているのは以下の2つです(財務分析ツールの特徴と使い分け方についてはこちら)。- GMOクリック証券
の財務分析ツール
- 会社四季報CD-ROMのスクリーニング機能

花王は低配当利回りだが、30年連続増配が魅力
6つ目の判断基準は株主還元(配当・株主優待)をする姿勢があることです。
配当や株主優待には賛否両論あり、無いほうが良いという人もいます。しかし、配当や株主優待がある銘柄は、市場がショックに見舞われたときの株価下落率が比較的小さいという良さがあります。
そのため、私は業績などを最優先としたうえで、株主還元姿勢がある銘柄はなおよいと考えています。
花王の配当・株主優待について、詳しく見ていきます。
花王の配当利回りは低い
花王の配当金利回りの推移は以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
花王の配当利回りは1.1~1.9倍のレンジを行き来しており、現在は約1.7%です。
日本株の配当利回りは平均2%前後ですので、花王の配当利回りは平均よりやや低い水準です。
花王の配当金は長期的に増加している
一方、花王の配当金の推移を見ると、以下のようになっています(引用:花王の公式ホームページ)。
花王の配当金は長期的に増加し続けており、2019年度は30期連続増配となりました。花王は連続増配年数で日本一です。
現在の配当性向は約42%であり、増配余地はまだ大きい水準です。
※配当性向:税引後純利益のうち、何%を配当金として支払ったかの指標
今後も業績が堅調である限り、さらなる増配が見込めそうです。現在の配当利回りは高くないですが、増配が続いている銘柄というのは長期投資のしがいがありますね。
花王の株主優待はない
残念ながら、花王に株主優待はありません。
株主優待を楽しみにしている人にとっては、この点はマイナスです。
花王と競合企業の比較について
花王の競合企業として、資生堂、ライオン、ユニ・チャームの業績と各種投資指標を比較してみました。
売上高、営業利益の比較
花王、資生堂、ライオン、ユニ・チャームの売上高、営業利益、経常利益を比較した結果が以下です(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
4社とも多少の波はありますが、長期的に成長していることがわかります。
利益の成長率ではライオンが高いですが、売上高があまり増えていないのが気になります。売上高の向上まで考慮すると、ユニ・チャーム、資生堂、花王の順によいです。
投資指標の比較
花王、資生堂、ライオン、ユニ・チャームの投資指標を比較した結果が以下です(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
4社ともROEが10%を超えており、優良銘柄ぞろいです。PERも4社とも高く、日用品メーカーは投資家に人気があることがわかります。
その中でも、花王はROE、ROAが最も高いうえ、PERも比較的低いです。
花王のPERが低くて、PBRが高めな理由として、自社株買いに熱心(2018、2019年も実施)なことが考えられます。
※もし株価が変化しないと仮定すると、自社株買いにより、PERは下がって、PBRは上がる。
株主還元に積極的なうえ、総合的な投資指標もよい花王は長期投資に適した銘柄です。
直近決算の状況
花王の四半期業績の推移を見てみましょう(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
売上高・営業利益ともに前年と大きく変わっていません。新型コロナ問題で外出自粛が始まった2020年12月期1Qもほとんど業績は悪化していません。
ディフェンシブ銘柄の代表格である花王は、業績が比較的安定しています。花王の今期の業績は、今のところ堅調なようです。
【まとめ】花王の株価は買い時か?私の総合的な投資判断について
花王の投資判断について、下表にまとめました。各項目について、私なりの基準で◎、〇、△、× の4段階で評価してみました。
観点 | 評価 | 備考 |
---|---|---|
業績の成長 | 〇 | 順調に成長しているうえ、不況耐性がある |
利益率の高さ | 〇 | 営業利益率は約15%で比較的高い |
キャッシュフロー | 〇 | 営業キャッシュフローが安定的にプラス |
財務の健全さ | 〇 | 財務は健全 |
株価の割安さ | × | 株価は割高な水準 |
配当、株主優待 | △ | 配当利回りは1.7%だが、30期連続増配 株主優待はなし |
日用品メーカーである花王は、不況時でも需要が減りにくいビジネスモデルが強みです。すでに大企業なので、成長率は高くないですが、業績が安定していて、財務も健全であることが強みです。
配当利回りは約1.7%で低いですが、日本株で最長の30期連続増配という魅力があります。保有し続ければだんだん利回りが高まるというのはありがたいですね。
一方、優良株として人気がある花王は、株価が常に割高で安くならないという特徴があります。バリュー株投資家には投資しづらい銘柄ですが、〇〇ショックなどで株価が急落した場面を狙いたい銘柄だと感じます。
銘柄選定の参考になれば幸いです。
花王の株の買い方
最後に、花王の株を少額から、安い手数料で買う方法について解説します。手数料は運用成績を確実に悪化させる要因ですので、できるだけ手数料が安い証券会社を利用しましょう。
主なネット証券の一覧
投資をするなら、対面型証券会社よりもネット証券が良いです。ネット証券は運営コストが安いので、対面型の証券会社より格段に手数料が安いです。
主なネット証券12社とおすすめの用途は以下のようになっています。
会社名 | おすすめの用途 | 当ブログの評価記事 |
---|---|---|
SBI証券 | 何でも | SBI証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
楽天証券 | 投資信託 (ポイント) | 楽天証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
マネックス証券 | 米国株 | マネックス証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
松井証券 | ロボアドバイザー (投信工房) | |
auカブコム証券 | 日本株 | |
GMOクリック証券 | 日本株 (財務分析ツール) | GMOクリック証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
SBIネオモバイル証券 | 日本株 (単元未満株) | SBIネオモバイル証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
ストリーム(株アプリ) | 日本株 (手数料) | ストリーム(STREAM)のメリット・デメリット、評判・口コミ |
LINE証券 | 日本株 (単元未満株) | LINE証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
PayPay証券 (旧:ワンタップバイ) | 米国株 | PayPay証券(旧:ワンタップバイ)のメリット・デメリット、評判・口コミ |
岡三オンライン | 日本株 | |
ライブスター証券 | 日本株 |
- SBIネオモバイル証券:1株から少額投資できて、手数料も格安
- LINE証券
:操作性が良くて、はじめての投資でも使いやすい(1株から少額投資可能)
- ストリーム(STREAM)
:株式の取引手数料が無料(従来型の委託手数料について)
- SBI証券
:最大手のネット証券でオールマイティーに便利
格安な手数料で、1株から少額投資したいならSBIネオモバイル証券
日本株の通常の取引単位は100株(1単元)です。花王の株価は8480円(2020/7/24終値)ですので、通常は約85万円くらいの資金が無いと購入できません。大金を一度に投資すると、失敗したときのダメージが大きくなりますし、そもそも投資資金が豊富でないと買えないという問題があります。
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SBIネオモバイル証券は2019年4月に営業開始した新興ネット証券ですが、ネット証券最大手のSBI証券とCCC(TSUTAYAやTポイントの運営会社)の合弁会社なので、信頼感もあります(SBIネオモバイル証券のメリット・デメリットはこちら)。
はじめての投資で使いやすさを重視したいならLINE証券
LINE証券は、コミュニケーションアプリで国内最大手のLINEが2019年にスタートした、新しいネット証券です。LINE証券では1株から少額ずつ投資できるうえ、日中取引のスプレッド(実質的な手数料)は0.2~0.5%で安いです(昼休み・夜間は1.0%)。
※LINE証券の手数料について、詳しくはこちら
LINE証券はアプリ開発の大手企業が運営しているだけあって、操作性が良く、使いやすいです。単元未満株は取扱銘柄が限定されているというデメリットがありますが、有名な大企業の多くは投資可能です(単元株=100株単位ならほとんどの銘柄を売買できます)。
はじめて投資する方で、使いやすさを重視するならLINE証券が適しています。
株式の取引手数料を無料にしたいならストリーム(STREAM)
株アプリ「ストリーム(STREAM)」は2018年にスタートした、新しいネット証券です。SBI証券や楽天証券のような知名度はありませんが、株式の取引手数料がゼロ円という他にはない特長を持っています(ストリームのメリット・デメリットはこちら)。
ストリーム(STREAM)は新興ネット証券ですが、KDDIや大和証券などの大企業も出資している会社が運営していますので、ある程度の信頼感はあると考えています。
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もし、株価分析を希望する銘柄があれば、下記のアンケートで投票いただけるとうれしいです。
分析記事の対象銘柄選びの参考にさせていただきます(過去の株価分析記事はこちら)。
投票の仕方:
- 以下の銘柄の中で、株価分析を希望する銘柄に投票してください。選択肢にない銘柄をご希望であれば、自分で追加することも可能です。
- 書き込む場合は銘柄コードではなく、日本株の銘柄名でご入力ください。
- 本アンケートは日本株限定でお願いします。
- 書き込む場合は、日本株の銘柄名のみを入力してください。もし、それ以外の不適切な内容が書き込まれた場合は削除することもありますので、ご了承願います。
- 銘柄数が多くなりすぎた場合は、サイト管理者が整理することがありますので、あらかじめご了承ください
- できるだけご希望に沿えるように記事を作成していきたいと思いますが、余暇を使って記事を作成している関係上、すべてのご希望にお応えできるとは限りません。あらかじめご了承いただけますよう、よろしくお願いします。