- 「JAL(日本航空)の株に興味があるけど、業績や財務はどうなのだろうか?」
- 「JALの株価は割安?割高?」
JALは2010年に一度経営破綻しましたが、その後の経営再建で財務体質は劇的に変わり、近年の業績は堅調です。
また、JALは株主優待で国内線の50%割引券をもらえることから、優待投資家にも人気の銘柄です。
一方、2020年に入ってから新型肺炎の流行で世界的に航空需要が激減した結果、JALの株価は2020年初に対して約4割も下落してしまいました。今の株価は買い時と考えてよいでしょうか?
当サイト(ロイナビ)のアンケートでも株価分析希望が多かったので、調べてみました。
本記事ではJALの業績や財務内容、株価の割安さなどから、今の株価は買い時なのか?について私の考えを紹介します。
本記事は、自分の銘柄調査の一環として行ったものです。私なりの投資判断が含まれていますが、投資を推奨するものではありません。
投資をする際は、最新の情報を調べたうえで、自己責任で投資判断をお願いします。
手数料無料で「JAL(日本航空)」株に投資するには
楽天証券を使うと、1日の合計売買金額が100万円まで、手数料無料です(いちにち定額コースの場合)。日本株・ETF(単元株)の約98%は100万円以下ですので、1日に何度も売買するのでなければほぼ無料で投資できます。
手数料で損したくない方は、楽天証券 を活用すると良いです。
「JAL(日本航空)」株の買い方
関連記事:
- 私の代表的な6つの投資判断基準
- JAL(日本航空)の業績は良好だったが、今後は大幅悪化が懸念される
- JAL(日本航空)の営業利益率はやや高めだったが、大幅悪化が懸念される
- JAL(日本航空)の営業キャッシュフローは安定していたが、今後の悪化が懸念される
- JAL(日本航空)の財務は健全
- JAL(日本航空)の株価はかなり割安な水準
- JAL(日本航空)は配当が高めで、株主優待は自社サービスの割引券
- JAL(日本航空)と競合企業の比較について
- 直近決算の状況
- 【まとめ】JAL(日本航空)の株価は買い時か?私の総合的な投資判断について
- JAL(日本航空)の株の買い方
- アンケート:株価分析を希望する銘柄があれば、教えてください
私の代表的な6つの投資判断基準
投資判断基準は投資スタイルによって異なります。私の場合、業績好調な割安株(バリュー株)への投資が好きなので、以下の6つの観点を重視しています。
上記6つの観点でJAL(日本航空)の株価は買い時なのか、私なりに検討してみました。
JAL(日本航空)の業績は良好だったが、今後は大幅悪化が懸念される
1つ目の判断基準は「業績は成長しているか?」です。
2007年以降のJAL(日本航空)の長期業績(売上高・経常利益)は以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
- 売上高:右軸
- 経常利益:左軸(0からのスタートではないことに注意してください)
2011年の売上高・営業利益が極端に小さいのは、会計年度の変更のためです(2011年は4か月間の売上高・営業利益となってます)。
業績が急に変化したわけではありませんので、2011年のデータはあくまでも参考値としてみるとよいです。
JAL(日本航空)は2010年1月に会社更生法の適用を申請し、経営破綻しました。その後、京セラ創業者の稲森和夫氏がJAL会長に就任し、経営再建を進めた結果、JALは2012年9月に再上場を果たしました。
2019年(新型コロナ問題前)のJALの売上高は2012年に比べて23%増加した一方、営業利益はやや下がっています。業績は良好だったものの、長期的な成長はみられません。
さらに、2020年3月期は新型コロナ問題による航空需要の減退により、大幅な営業減益となりました。2021年3月期は更なる大幅減収・減益が予想されます。
JALは日本を代表する航空会社の一つですが、業績の先行きには注意が必要です。
JAL(日本航空)の営業利益率はやや高めだったが、大幅悪化が懸念される
2つ目の判断基準は、利益率の高さです。利益率は競争力の強さを表す目安であると考えており、利益率は高いほど良いです。
JAL(日本航空)の2007年以降の営業利益率、ROE(自己資本利益率)、ROA(総資産利益率)は以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
JAL(日本航空)の営業利益率は2012年3月期に約17%もありましたが、その後は徐々に低下し、2020年3月期は約7.1%でした。
日本株の場合、平均的な営業利益率は8%前後で、10%以上あれば良好といわれています(日本最大の企業、トヨタ自動車でも約8%です)。
2019年以前のJALの営業利益率はやや高い水準でしたが、新型コロナ問題により大幅な低下が予想されます。
感染拡大が落ち着いて、航空需要が戻るまでは、JALにとって苦しい状況が続きそうです。
JAL(日本航空)の営業キャッシュフローは安定していたが、今後の悪化が懸念される
3つ目の判断基準は、キャッシュフローの潤沢さです。キャッシュフローは現金の出入りを表す数値であり、事業の実態を反映する指標として重要です。
JAL(日本航空)のキャッシュフローの推移は、以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
特に重要といわれる、営業キャッシュフローは常にプラスになっています。長期的な成長は見られませんが、安定してキャッシュを稼げているのは良い点です。
一方、2020年3月期は新型肺炎の影響で営業キャッシュフローが一気に減少してしまいました。2021年3月期は更なる悪化が予想されます。
今期・来期のJALは、今までのような良好なキャッシュフローではなくなる可能性がある点に注意が必要です。
航空会社は全体的にフリーキャッシュフローが小さいという特徴がある
また、JALは投資キャッシュフローが多く、フリーキャッシュフローがやや小さいという特徴があります(多くの航空会社に共通する特徴です)。
※フリーキャッシュフローは、営業キャッシュフローから投資キャッシュフロー(絶対値)を引いたもの
つまり、JALは競争力維持のための設備投資などに使うキャッシュフローが多いため、配当や自社株買いなどの株主還元にまわす余力が相対的に少なくなっています。
航空会社は魅力ある企業ですが、株式投資の観点では利益を得にくい傾向があります。
長期の業績・財務状態を調べるのに便利な財務分析ツール3選
銘柄分析をするときに、決算短信や有価証券報告書を全部調べていくのは大変です。各社が提供している財務分析ツールを上手に使って、効率よく銘柄分析するとよいです。 中でも、私が主に使っているのは以下の3つです。- マネックス証券 の銘柄スカウター
- GMOクリック証券 の財務分析ツール
- 会社四季報CD-ROMのスクリーニング機能
JAL(日本航空)の財務は健全
4つ目の判断基準は財務の健全さです。
貸借対照表(BS、バランスシート)をみると、企業の保有資産や負債などの内訳がわかります。売上高や利益などのデータに表れない、企業の強みや危険な兆候が貸借対照表に表れます。
売上高や利益も大事ですが、それ以上に貸借対照表のきれいさのほうが重要と私は考えています(同様に、キャッシュフローのきれいさも重要です)。
JAL(日本航空)の貸借対照表は以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
JAL(日本航空)の自己資本比率は約59%
まず最初に注目したいのが、自己資本比率が約59%あることです。
2011年の破綻前の自己資本比率は約10%でしたが、会社更生法適用後の経営再建により財務体質は劇的に変わりました。
自己資本比率の目安として、30%くらいで普通、40%以上あれば優良といわれます。自己資本比率が約59%あるJAL(日本航空)の財務は、良好とみてよさそうです。
JAL(日本航空)の株価はかなり割安な水準
5つ目の判断基準は、株価の割安さです。
JAL(日本航空)の株価チャートは以下のようになっています(引用:SBI証券のホームページ)。
JALの株価は2015年の約4800円を高値として、およそ3000~4500円の範囲で横ばいが続いていました。しかし、新型肺炎の世界的な流行が始まった2020年2月以降、JALの株価は急落しました。
5年前の高値と比べて、現在の株価は約6割も下がっています。現在の株価は買い時と考えてよいでしょうか?
ここでは、株価の割安さの指標として、以下の3つを使って検討してみました。
- PER(株価収益率)
- PBR(株価純資産倍率)
- 企業価値評価手法による理論株価
PERやPBRは多くの人が使っているので無視できない株価指標ですが、欠点もあります(PER・PBR・ROEの使い方と注意点についてはこちら)。
一方、私が最も重視しているのが、「企業価値評価手法による理論株価」です。
企業価値評価手法では事業性と資産性を総合評価するため、合理的に株価の割安度を測ることができます。
割安株投資をするなら、企業価値評価手法による理論株価がおすすめです(理論株価の考え方と計算方法についてはこちら)。
JAL(日本航空)はPERが約12倍で、株価は割安な水準
最初に、JAL(日本航空)のPERの推移を見ると、以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)
JALのPERは2018年に約14倍となっていました。しかし、その後は株価が下落した一方、新型コロナ問題で純利益も大きく減ったため、現在のPERは約12倍となっています。
PERの平均値は15倍くらいが目安といわれます。現在のJAL(日本航空)のPERはやや割安な水準です。
不況で業績が大幅に悪化した企業のPERは、逆に高くなることが多いです(純利益の減少に比べて株価下落が小さいため)。したがって、PERが12倍でも、将来の利益に比べたらかなり割安ということはよくあります。
JAL(日本航空)のPBRは約0.61倍で、株価は割安な水準
次に、JAL(日本航空)のPBRの推移を見ると、以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)
JAL(日本航空)のPBRは2015年に約2.3倍でしたが、その後は一貫して低下を続け、現在のPBRは約0.61倍です。
PBRは1倍が解散価値(事業を清算したときに残る、帳簿上の価値)といわれ、下値の目安とされています。
JAL(日本航空)のPBRはかなり割安な水準です。
JAL(日本航空)の理論株価はかなり割安な水準
割安度の指標として有名なPER、PBRは一面的な評価であり、企業の実態がわかりにくいという弱点があります。
そのため、私が株価の割安さを判断するときは、企業価値評価手法によって求めた理論株価を重視しています。
企業価値(理論株価)を計算する手法はいろいろありますので、自分の考え方に合った手法をとるとよいです。
私の場合は、GMOクリック証券 の財務分析ツールで使われている手法と基本的に同じ考え方であるため、前記ツールを参考値として使っています(GMOクリック証券の財務分析ツールの特徴と使い方についてはこちら)。
理論株価(適正株価)の計算式と使い方の注意点。おすすめは企業価値評価手法
GMOクリック証券の財務分析ツールによると、JAL(日本航空)の理論株価は以下のようになっています。
過去の良好な業績を反映して、JALの事業価値、財産価値は高くなっています。
その結果、事業価値と財産価値の合計から有利子負債を引いて求めた、JALの理論株価は約4689円となっています。
実際のJAL(日本航空)の株価は1971円(2020/7/9終値)ですので、約57%も割安となっています。
理論株価は決算発表が出るごとに変わります。
最新の理論株価を調べるには⇒ GMOクリック証券
ただし、2021年3月期は新型肺炎による業績悪化で、事業価値が下がると予想されます。
上記の結果は、業績が回復することを想定した、長期的な割安度と考えておくとよいです。
株主価値と時価総額の推移
さらに、株主価値と時価総額の推移についても見てみましょう。
株主価値(企業価値)は前記の理論株価に発行済み株式数をかけたものです。また、時価総額は株価に発行済み株式数をかけたものを表します。
したがって、下図は株主価値⇒理論株価、時価総額⇒株価と置き換えて見てください。
JAL(日本航空)の株主価値と時価総額の推移は下図のようになっています(引用:GMOクリック証券の財務分析ツール)。
JAL(日本航空)の市場価値は、以前から株主価値を下回っていました。過去の破綻のイメージを引きずっていて人気がない、または、成長に対する期待感が薄いなどの理由が考えられます。
一方、2020年2月以降はさらに市場価値が低下して、株主価値との乖離が大きくなっています。これは、新型肺炎の流行による業績悪化を織り込んだ動きと考えられます。
いずれ業績が回復して株主価値も元に戻ると考えれば、今の株価はかなり割安であり、投資に適しています。しかし、株価回復がいつになるかはわからず、かなり長期化する可能性もあります。
新型肺炎の収束を見極めてから投資する、もしくは短期的な株価下落は覚悟したうえで、長期視点で投資するのが良さそうです。
割安株を探すのに便利なスクリーニングツール
企業価値評価手法による理論株価でスクリーニングできるツールは少ないです。その中で、私が主に使っているのは以下の2つです(財務分析ツールの特徴と使い分け方についてはこちら)。- GMOクリック証券 の財務分析ツール
- 会社四季報CD-ROMのスクリーニング機能
JAL(日本航空)は配当が高めで、株主優待は自社サービスの割引券
6つ目の判断基準は株主還元(配当・株主優待)をする姿勢があることです。
配当や株主優待には賛否両論あり、無いほうが良いという人もいます。しかし、配当や株主優待がある銘柄は、市場がショックに見舞われたときの株価下落率が比較的小さいという良さがあります。
そのため、私は業績などを最優先としたうえで、株主還元姿勢がある銘柄はなおよいと考えています。
JAL(日本航空)の配当・株主優待について、詳しく見ていきます。
JAL(日本航空)は配当利回りが高い
JAL(日本航空)の配当金利回りの推移は以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
JALは2020年3月期に減配(110円→55円)しました。一方で、2020年2月以降に急激に株価が安くなったため、配当利回りは約2.8%となっています。
日本株の配当利回りは平均2%前後ですので、JALはやや高配当です。
ただし、2021年3月期は新型肺炎の影響で大幅な業績悪化懸念があります。資金繰りのため、さらなる減配(最悪の場合、無配)になる可能性があります。
経営環境の変化があまりにも大きい状況なので、配当目的で投資するのはあまりおすすめできません。
JAL(日本航空)の株主優待は自社サービスの割引券
JAL(日本航空)の株主優待は、自社サービスの割引券(国内線50%割引、JALパックツアーの7%割引)です。
国内線割引券
国内線の50%割引券の枚数は保有株式数によって、以下のように変わります(引用:公式ページ)。
1000株までは、単元株数に比例して割引券の枚数が増えます。さらに、以下の長期株主特典もあります(引用:公式ページ)。
国内線で旅行することが多い方にとっては、かなりお得な株主優待です。
JALパックツアーの割引券
JALパックツアー(国内・海外)商品を、正規旅行代金の7%割引で利用できます。割引券の枚数は以下のようになっています(引用:公式ページ)。
海外パックツアーなどは高額になることが多いので、7%割引になるのはありがたいですね。旅行が好きな方にとって、JALは優待目的での投資に適しています。
JAL(日本航空)と競合企業の比較について
JAL(日本航空)の競合企業として、ANAH、スターフライヤーの業績と各種投資指標を比較してみました。
売上高、営業利益の比較
JAL(日本航空)、ANAH、スターフライヤーの売上高、営業利益を比較した結果が以下です(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
2019年まででみると、JALは大きな成長がみられない一方、ANAHとスターフライヤーは長期的に売上高が成長していました。特に、ANAは比較的順調に営業利益を増やしていました。
一方、2020年は新型コロナ問題により航空需要が急減したため、3社とも大幅な営業減益に陥っています。感染が収束するまでは各社とも苦しい状況が続きそうです。
投資指標の比較
JAL(日本航空)、ANAH、スターフライヤーの投資指標を比較した結果が以下です(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
ROEやROA、自己資本比率が高いのはJALです。なおかつ、JALはPBRも割安です。投資指標の観点ではJALが最も良さそうに見えます。
収益性の高さ、株価の割安さではJAL、業績の成長性ではANAHが良さそうです。
直近決算の状況
JAL(日本航空)の四半期業績の推移を見てみましょう(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
2020年3月期は、どの四半期においても前年同期の営業利益をやや下回っています。さらに、4Qは新型肺炎による影響が直撃したため、営業赤字に転落してしまいました。
2021年3月期も大幅減益は避けられず、苦しい状況が続きそうです。今後の業績は新型肺炎の流行がいつ収まるか次第です。
【まとめ】JAL(日本航空)の株価は買い時か?私の総合的な投資判断について
JAL(日本航空)の投資判断について、下表にまとめました。各項目について、私なりの基準で◎、〇、△、× の4段階で評価してみました。
観点 | 評価 | 備考 |
---|---|---|
業績の成長 | × | 良好だったが、新型肺炎の流行により大幅悪化 |
利益率の高さ | × | やや高めだったが、今期は悪化が予想される |
キャッシュフロー | × | 営業キャッシュフローは安定していたが、今期は悪化懸念大 |
財務の健全さ | 〇 | 自己資本比率が約59% |
株価の割安さ | 〇 | 割安 |
配当、株主優待 | △ | 配当利回りは約2.8%でやや高いが、減配懸念あり 株主優待は自社サービスの割引券 |
JAL(日本航空)は2010年に経営破綻しましたが、その後の経営再建で財務体質が劇的に良くなりました。2012年の再上場後の業績は大きな成長こそ見られないものの、良好な状態を保ってきました。
また、JALは株主優待の自社サービス割引券(国内線50%割引など)が魅力的です。旅行が好きな方は、長期目線で保有しておくのもよさそうです。
一方、2020年1月から始まった新型肺炎の流行で、世界的に航空需要が激減しています。そのため、JALの2021年3月期の業績は非常に厳しくなると予想され、すでに株価は大幅に下落しています。
新型肺炎の流行による業績の落ち込み幅や期間がどの程度になるかは、今のところ、まったく見通せません。もし新型肺炎問題が早期に収束すれば、今の株価は魅力的です。しかし、想定以上に長引いた場合は、更なる株価下落もありえます。
新型肺炎問題がある程度落ち着くまで待つ、もしくは短期的な下落は覚悟のうえで、長期の視点で投資するのが良さそうです。
銘柄選定の参考になれば幸いです。
JAL(日本航空)の株の買い方
最後に、JAL(日本航空)の株を少額から、安い手数料で買う方法について解説します。手数料は運用成績を確実に悪化させる要因ですので、できるだけ手数料が安い証券会社を利用しましょう。
主なネット証券の一覧
投資をするなら、対面型証券会社よりもネット証券が良いです。ネット証券は運営コストが安いので、対面型の証券会社より格段に手数料が安いです。
主なネット証券12社とおすすめの用途は以下のようになっています。
会社名 | おすすめの用途 | 当ブログの評価記事 |
---|---|---|
SBI証券 | 何でも | SBI証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
楽天証券 | 投資信託 (ポイント) | 楽天証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
マネックス証券 | 米国株 | マネックス証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
松井証券 | ロボアドバイザー (投信工房) | |
auカブコム証券 | 日本株 | |
GMOクリック証券 | 日本株 (財務分析ツール) | GMOクリック証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
SBIネオモバイル証券 | 日本株 (単元未満株) | SBIネオモバイル証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
ストリーム(株アプリ) | 日本株 (手数料) | ストリーム(STREAM)のメリット・デメリット、評判・口コミ |
LINE証券 | 日本株 (単元未満株) | LINE証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
PayPay証券 (旧:ワンタップバイ) | 米国株 | PayPay証券(旧:ワンタップバイ)のメリット・デメリット、評判・口コミ |
岡三オンライン | 日本株 | |
ライブスター証券 | 日本株 |
- SBIネオモバイル証券:1株から少額投資できて、手数料も格安
- LINE証券:操作性が良くて、はじめての投資でも使いやすい(1株から少額投資可能)
- ストリーム(STREAM):株式の取引手数料が無料(従来型の委託手数料について)
- SBI証券:最大手のネット証券でオールマイティーに便利
格安な手数料で、1株から少額投資したいならSBIネオモバイル証券
日本株の通常の取引単位は100株(1単元)です。JAL(日本航空)の株価は1971円(2020/7/8終値)ですので、通常は約20万円くらいの資金が無いと購入できません。大金を一度に投資すると、失敗したときのダメージが大きくなりますし、そもそも投資資金が豊富でないと買えないという問題があります。
少額からリスク控えめに投資したいなら、SBIネオモバイル証券の単元未満株制度を使うとよいです。なぜなら、格安な月額手数料で、1株から何度でも売買できて便利だからです(単元未満株のメリット・デメリットはこちら)。
SBIネオモバイル証券は2019年4月に営業開始した新興ネット証券ですが、ネット証券最大手のSBI証券とCCC(TSUTAYAやTポイントの運営会社)の合弁会社なので、信頼感もあります(SBIネオモバイル証券のメリット・デメリットはこちら)。
はじめての投資で使いやすさを重視したいならLINE証券
LINE証券は、コミュニケーションアプリで国内最大手のLINEが2019年にスタートした、新しいネット証券です。LINE証券では1株から少額ずつ投資できるうえ、日中取引のスプレッド(実質的な手数料)は0.2~0.5%で安いです(昼休み・夜間は1.0%)。
※LINE証券の手数料について、詳しくはこちら
LINE証券はアプリ開発の大手企業が運営しているだけあって、操作性が良く、使いやすいです。単元未満株は取扱銘柄が限定されているというデメリットがありますが、有名な大企業の多くは投資可能です(単元株=100株単位ならほとんどの銘柄を売買できます)。
はじめて投資する方で、使いやすさを重視するならLINE証券が適しています。
株式の取引手数料を無料にしたいならストリーム(STREAM)
株アプリ「ストリーム(STREAM)」は2018年にスタートした、新しいネット証券です。SBI証券や楽天証券のような知名度はありませんが、株式の取引手数料がゼロ円という他にはない特長を持っています(ストリームのメリット・デメリットはこちら)。
ストリーム(STREAM)は新興ネット証券ですが、KDDIや大和証券などの大企業も出資している会社が運営していますので、ある程度の信頼感はあると考えています。
最大手のネット証券でオールマイティーに便利なのはSBI証券
株取引をするなら、信用ある大手がいいという場合は、SBI証券がおすすめです。SBI証券は国内株式個人取引シェアNo.1であり、最初に開いた口座がSBI証券という方は多いです。
SBI証券の手数料は無料ではないですが、他証券と比較しても安い水準です。また、SBI証券は夜間取引やIPO(新規公開株)など、取り扱う商品・サービスが豊富なので、オールマイティーに使いやすいのがメリットです(SBI証券のメリット・デメリットはこちら)。
アンケート:株価分析を希望する銘柄があれば、教えてください
もし、株価分析を希望する銘柄があれば、下記のアンケートで投票いただけるとうれしいです。
分析記事の対象銘柄選びの参考にさせていただきます(過去の株価分析記事はこちら)。
投票の仕方:
- 以下の銘柄の中で、株価分析を希望する銘柄に投票してください。選択肢にない銘柄をご希望であれば、自分で追加することも可能です。
- 書き込む場合は銘柄コードではなく、日本株の銘柄名でご入力ください。
- 本アンケートは日本株限定でお願いします。
- 書き込む場合は、日本株の銘柄名のみを入力してください。もし、それ以外の不適切な内容が書き込まれた場合は削除することもありますので、ご了承願います。
- 銘柄数が多くなりすぎた場合は、サイト管理者が整理することがありますので、あらかじめご了承ください
- できるだけご希望に沿えるように記事を作成していきたいと思いますが、余暇を使って記事を作成している関係上、すべてのご希望にお応えできるとは限りません。あらかじめご了承いただけますよう、よろしくお願いします。