JTの株価はどうなる?配当利回りと株主優待は?業績や割安度など検討してみました

この記事ではこんな疑問にお答えします。

  • 「JT(日本たばこ産業)の配当や株主優待に興味があるけど、業績はどうなんだろう?」
  • 「JTの株価はだいぶ下がったけど、割安と考えていい?まだ下がりそう?」
JT(日本たばこ産業)といえば、国内で唯一、たばこの製造を許可された会社です。安定した高配当を期待できる株として雑誌やネット記事で取り上げられることも多く、JTは個人投資家に人気です。

一方で、JTの株価は2015~2016年の高値から半値以下にまで落ち込んでいます。下がりすぎのように見えますが、JTの株価は今後、どうなるでしょうか?

本記事ではJT(日本たばこ産業)の業績や財務内容、株価の割安さなどから、今のJTの株価は買い時なのか?について私の考えを紹介します。

本記事は、自分の銘柄調査の一環として行ったものです。私なりの投資判断が含まれていますが、投資を推奨するものではありません。

投資をする際は、最新の情報を調べたうえで、自己責任で投資判断をお願いします。

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私の代表的な6つの投資判断基準

投資判断基準は投資スタイルによって異なります。私の場合、業績好調な割安株(バリュー株)への投資が好きなので、以下の6つの観点を重視しています。

上記6つの観点でJTの株価は買い時なのか、私なりに検討してみました。

JT(日本たばこ産業)の売上高・営業利益は成長していないが、安定している

1つ目の判断基準は「業績は成長しているか?」です。

2007年以降のJTの長期業績(売上高・営業利益)は以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。

JTの売上高・営業利益

JTの売上高・営業利益

  • 売上高:右軸
  • 営業利益:左軸(0からのスタートではないことに注意してください)
売上高が2011年に大きく下がっているのは、たばこ税の分を売上高に含まない会計方式に変更したからです。実質的な売上高に大きな変化はないので、気にしなくてよいです。

JTの営業利益は2012年以降にやや増えましたが、2014年以降は横ばいが続いています

たばこは嗜好品ですが、一度吸い始めたらなかなかやめられないという特徴があります。そのため、売上高、営業利益が比較的安定しやすく、日本の大手企業で巨額の赤字決算が続出していたリーマンショック後の時期でも最大2~3割程度の減益にとどまっています。

景気変動に対して強いことがJTの魅力です。

今後の懸念材料は、喫煙者の減少

一方、今後の業績悪化懸念として、喫煙者の減少によるたばこ需要の減少があります。特に、JTの利益の1/3を占めている国内では、喫煙に対する風当たりがますます強くなっています。

今のところ、JTは値上げによる利幅拡大と海外新興国での販売本数増加によって利益を維持していますが、将来的にはそれでも需要減少を埋め合わせることはできないかもしれません。

喫煙者の減少は今後の大きな懸念材料です。

長期の業績変化を見るなら、マネックス証券の「銘柄スカウター」がおすすめ

多くの投資家が使っている、会社四季報は5~6年分の業績しか載っていないため、リーマンショック前後の不況期に業績がどうなったかを調べることができません。

長期の業績変化を知りたいなら、マネックス証券の「銘柄スカウター」を使うとよいです。

銘柄スカウターを使えば2007年以降の業績(売上高、営業利益、経常利益、当期利益、EPS、BPS)をすべて見られます。10年以上の長期にわたる業績を一度に見られるツールは珍しいです。

マネックス証券の「銘柄スカウター」は口座保有者であれば無料で使えます。長期業績を手軽に調べたい方は、マネックス証券の口座を持っておくと便利です。

スマホでも簡単に申込・取引できます

銘柄スカウターの活用方法については、こちらの記事をどうぞ。
ファンダメンタルズ分析でおすすめの銘柄スカウターの評判。便利な活用術を紹介

JT(日本たばこ産業)の営業利益率はなんと約26%もある!

2つ目の判断基準は、利益率の高さです。利益率は競争力の強さを表す目安であると考えており、利益率は高いほど良いです。

JTの2007年以降の営業利益率は以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。

JTの営業利益率

JTの営業利益率

JTの営業利益率は安定して高く、2018年12月期は約26%になっています。

日本株の場合、営業利益率が10%以上あれば良好といわれます。JTの営業利益率は抜群によい水準であることがわかります。

JTの営業利益率が高いのは、たばこ事業は国の許可が必要な独占的市場だからです。さらに、一度吸い始めたらなかなかやめられないというたばこの性質によって、JTの価格決定力は強く、安売りの必要がありません。

JTの利益率の高さの源泉は価格決定力の強さであり、その状況は今後も続くと考えられます。

JT(日本たばこ産業)のキャッシュフローは安定的にプラス

3つ目の判断基準は、キャッシュフローの潤沢さです。キャッシュフローは現金の出入りを表す数値であり、事業の実態を反映する指標として重要です。

JTのキャッシュフローの推移は、以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。

JTのキャッシュフロー推移

JTのキャッシュフロー推移

特に重要といわれる、営業キャッシュフローは安定的にプラスとなっています。

JTは新規の設備投資があまり必要ないため、株主還元やM&Aに積極的

たばこ事業は成熟産業であり、新規の設備投資はあまり必要ないという良さがあります。

そのため、JTは資金的にも余裕があり、M&Aや株主還元(配当や自社株買いなど)などに積極的です。国内で減少し続けるたばこ需要を、新興国のたばこ事業拡大で補えているのは、潤沢なキャッシュフローによるM&Aが可能だからです。

JT(日本たばこ産業)の財務は健全だが、のれんが多め

4つ目の判断基準は財務の健全さです。

貸借対照表(BS、バランスシート)をみると、企業の保有資産や負債などの内訳がわかります。売上高や利益などのデータに表れない、企業の強みや危険な兆候が貸借対照表に表れます

売上高や利益も大事ですが、それ以上に貸借対照表のきれいさのほうが重要と私は考えています(同様に、キャッシュフローのきれいさも重要です)。

JTの貸借対照表は以下のようになっています(引用:GMOクリック証券の財務分析ツール)。

JTの貸借対照表

JTの貸借対照表

JTの自己資本比率は約48%

財務の健全性を見るときに最初に注目したいのが、自己資本比率です。自己資本比率の目安として、30%くらいで普通、40%以上あれば優良といわれます。

JTの自己資本比率は約48%あり、財務は健全と考えられます。

ただし、JTはのれんが多いことに要注意

ただし、気をつけたいのは、JTは巨額ののれんを抱えていることです(自己資本に対するのれんの比率は約72%)。

のれんというのは過去の買収において簿価を超える金額を支払った時の差額のことで、無形資産として計上されます。簿価に表れていない価値を表したものなので、のれんが大きいこと自体は問題ありません。

ただし、買収した事業がうまくいかなかった場合、のれんの価値も減少したとして、減損損失を出すことがあります。

減損損失は帳簿上の損失なので、キャッシュフローに影響はありません。しかし、減損損失が発生するというのは事業がうまくいっていないことを表しているので、株価が急落することが多いです。

巨額ののれんを抱えているJTは減損が発生したときのインパクトが大きいです。将来的にも事業がうまくいくかどうかには注意が必要です。

JT(日本たばこ産業)の株価はフェアバリュー

5つ目の判断基準は、株価の割安さです。

JTの株価チャートは以下のようになっています(引用:SBI証券のホームページ)。

JTの株価チャート

JTの株価チャート

2015~2016年にかけて株価は4800円くらいになっていましたが、それ以降は下落を続けています。現在の株価は高値の半額以下になっていますが、今のJTの株価は割安と考えてよいでしょうか?

ここでは、株価の割安さの指標として、以下の3つを使って検討してみました。

  • PER(株価収益率)
  • PBR(株価純資産倍率)
  • 企業価値評価手法による理論株価

上記3指標の中で、個人的に最も重視しているのが、3つめの「企業価値評価手法による理論株価」です。企業価値評価手法では事業性と資産性を総合評価するため、最も合理的に株価の割安度を測ることができると感じています。

一方、PERとPBRには欠点もありますが、多くの人が指標として使っているため、無視してはいけないと考えています。

それぞれの指標について、詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。

JTはPERが約12倍で、やや割安な水準

最初に、JTのPERの推移を見ると、以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)

JTの予想PERの推移

JTの予想PERの推移

JTのPERは2015~2016年に最大22倍に達しました。しかし、その後は徐々に低下し、今は約12倍となっています。PERの平均値は15倍くらいが目安といわれますので、現在のJTのPERはやや割安な水準です。

JTはPBRが約1.6倍で、割高ではない

次に、JTのPBRの推移を見ると、以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)

JTの実績PBRの推移

JTの実績PBRの推移

JTのPBRは2015年に最大3.8倍くらいになっていましたが、その後、徐々に低下して、約1.6倍になっています。

PBRは1倍が解散価値(事業を清算したときに残る、帳簿上の価値)といわれ、下値の目安とされています。1倍以下なら株価は割安といわれますが、業績がよい企業であれば1倍以上になるのが普通です。

JTは業績が堅調なわりにPBRが低く、割高感はありません

JTの株価は理論株価(企業価値)に対してやや割安なフェアバリュー

株価の割安さの指標として有名なPER、PBRは一面的な評価であり、企業の実態がわかりにくいという弱点があります。

そのため、私が割安さを判断するときは、企業価値評価手法によって求めた理論株価を重視しています。

企業価値(理論株価)を計算する手法はいろいろありますので、自分の考え方に合った手法をとるとよいです。

私の場合は、GMOクリック証券の財務分析ツールで使われている手法と基本的に同じ考え方であるため、前記ツールを参考値として使っています。

GMOクリック証券の財務分析ツールによると、JTの理論株価は以下のようになっています。

JTの理論株価

JTの理論株価

JTは無形資産が多いため、財産価値(資産の種類で重みづけした場合の保有資産価値)が少なめです。一方、JTは業績が好調で、利益率が高いため、事業価値が高いという強みを持っています。

その結果、JTの理論株価は2418円となっていて、実際の株価2274.5円(2019/9/10終値)はやや割安なフェアバリュー(適正株価)となっています。

株主価値と時価総額の推移

さらに、JTの株主価値と時価総額の推移についても見てみましょう。

株主価値(企業価値)は前記の理論株価に発行済み株式数をかけたものです。また、時価総額は株価に発行済み株式数をかけたものを表します。

したがって、下図は株主価値⇒理論株価、時価総額⇒株価と置き換えて見てください。

JTの株主価値と時価総額の推移は下図のようになっています(引用:GMOクリック証券の財務分析ツール)。

JTの株主価値と市場価値の推移

JTの株主価値と市場価値の推移

上図では、市場価値は自社保有株も含めた時価総額で表示されています。多くの企業では自社保有株は大きくないので、その影響は無視できます。

しかし、JTは全体の10.4%の自社株を保有しているため、自社保有株分を除いた実質的な市場価値は上図より約10%小さくなります。

2017年ごろまでは市場価値が株主価値を大きく上回っていました(割高な状態)。しかし、2018年以降に株価が徐々に下落(市場価値が減少)し、現在の株価はフェアバリューになっています。

時として市場価値は行き過ぎることがあるので、今後、更なる株価下落もあるかもしれません。しかし、現在の株価は割高とはいえないため、長い目で見れば失敗しにくい株価であると考えています。

ただし、「ESG投資の浸透による株式の売り」には要注意

JTの株価について、もう一つ注意しなければいけないのが「ESG投資の浸透による株式の売り」です。

ESGというのは、環境・社会・企業統治に配慮している企業に投資しようという世界的な動きのことです。

JTのようなたばこ株は社会にとって良くない企業として、保有しないという機関投資家が増えています。そのため、JTの株式は業績や投資パフォーマンスに関係なく売られやすくなっています。

そのため、JTの株式には割安さ指標では測れない売り圧力が加わっており、下値がよくわからなくなっています。JTに投資する際は、ESG投資の動きに気を付けておくとよいです。

GMOクリック証券の財務分析ツールは手軽に割安株を探せて便利

上記で用いた理論株価診断や貸借対照表の分析(GMOクリック証券の財務分析ツール)は、口座保有者なら無料で使えます。

理論株価に対する割安度でスクリーニングすることもできますので、割安株を絞り込むのも簡単にできます。

割安株投資に興味がある方は、GMOクリック証券の財務分析ツールを使ってみるとよいです。

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GMOクリック証券の財務分析ツールの使い方について、詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
【具体例つき】株式投資の財務分析ツールならGMOクリック証券がおすすめ(理論株価計算ツールの使い方と注意点)

JT(日本たばこ産業)は高配当利回り・株主優待で人気

6つ目の判断基準は株主還元(配当・株主優待)をする姿勢があることです。

配当や株主優待には賛否両論あり、無いほうが良いという人もいます。しかし、配当や株主優待がある銘柄は、市場がショックに見舞われたときの株価下落率が比較的小さいという良さがあります。

そのため、私は業績などを最優先としたうえで、株主還元姿勢がある銘柄はなおよいと考えています。

JTの配当・株主優待について、詳しく見ていきます。

JTは配当利回りが高い

JTの配当金利回りの推移は以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。

JTの予想配当利回りの推移

JTの予想配当利回りの推移

2016年以降に株価が徐々に下落しているのに対して、配当金は増加しているため、配当利回りは約6.6%に達しています。

日本株の配当利回りは平均2%前後であり、7%近い配当利回りというのはほとんど見られないです。JTはかなりの高配当銘柄といってよいです。

JTの配当金は長期的に増加している

JTの配当金の推移を見ると、以下のようになっています(公式ホームページのデータから作成)。

JTの配当金の推移

JTの配当金の推移

JTの配当金は長期的に増加し続けており、2010~2019年の9年間で、配当は5.2倍になりました。保有し続けるだけで配当収入が増えるというのはありがたいですね。

ただし、現在の配当性向は約70%であり、高めな水準です
※配当性向:税引後純利益のうち、何%を配当金として支払ったかの指標

業績があまり伸びていないことを考えると、増配余地は年々、小さくなっています。今後は大きな増配は見込みにくいかもしれません。

JTの株主優待は自社商品の詰め合わせ

JTの株主優待は2019年12月分から以下のように変更になりました。

JTの株主優待の内容

JTの株主優待の内容

「当社グループ商品」の中身はご飯やカップ麺の詰め合わせなどです。いくつかの選択肢の中から自分で選べます。

JTの株主優待

JTの株主優待(引用:JTの公式ページ)

たとえば、100株保有の場合、約23万円で2500円相当の商品がもらえることになります。つまり、株主優待利回りは約1.1%です。配当利回りとあわせると、総還元利回りは約7.7%になります。

JTはインカムゲイン目的の投資家にはかなり良い銘柄です。

JTの株主優待は、継続保有期間が1年以上の株主のみと定められています。投資してから、すぐにはもらえませんので、注意してください。

JT(日本たばこ産業)と競合企業の比較について

JTは国内で唯一のたばこメーカーであるため、厳密には競合企業はいません。同じ日用品メーカーとして、味の素、明治HDの業績と各種投資指標を比較してみました。

売上高、営業利益の比較

JT、味の素、明治HDの売上高、営業利益を比較した結果が以下です(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。

JT、味の素、明治HDの売上高・営業利益の比較

JT、味の素、明治HDの売上高・営業利益の比較

3社とも売上高は大きく変わっていません。

営業利益・経常利益についてみると、明治HDは機能性食品の値上げなどが寄与して順調に成長している一方、味の素については冷凍食品などの不振により、大きく減少しています。

JTはたばこ販売の数量減を値上げで補っているため、利益は横ばい状態です。

投資指標の比較

JT、味の素、明治HDの投資指標を比較した結果が以下です(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。

JT、味の素、明治HDの投資指標の比較

JT、味の素、明治HDの投資指標の比較

PER、PBRで見ると、JTの株価の割安さが際立っていますね。さらに、JTはROE、ROAも高いので、投資指標は比較的良いです。JTの株価が割安になっているのは、売上高・営業利益に成長期待が無いためと考えられます。

一方、業績が成長している明治HDはJTよりPER、PBRがやや高めです。しかし、ROE、ROAも比較的高いことから、明治HDは投資先として有望と考えられます。

また、味の素は2019年3月期に大幅に減益になったため、投資指標で見てもあまりよくないです。味の素を検討するなら、業績が回復してからでよいと考えています。

直近(2019年12月期第2四半期)決算の状況

JTの直近決算を見てみましょう(JTの決算短信より作成)。

JTの売上高・営業利益(2019年12月期第2四半期)

JTの売上高・営業利益(2019年12月期第2四半期)

通期では減益決算の予定ですが、第2四半期までの営業利益は前期比で3%の増益となっています。

国内ではたばこ需要減少が続いていますが、値上げと加熱式たばこの販売増、海外における販売増が寄与した結果の小幅増益です。今のところ、今期も堅調な業績が期待できると考えています。

【まとめ】JT(日本たばこ産業)の株価は買い時か?私の総合的な投資判断について

JTの投資判断について、下表にまとめました。各項目について、私なりの基準で◎、〇、△、× の4段階で評価してみました。

観点評価備考
業績の成長安定しているが、成長もしていない
利益率の高さ営業利益率は約26%で高い
キャッシュフロー営業キャッシュフローが安定的にプラス
財務の健全さ自己資本比率が約48%
株価の割安さフェアバリュー
配当、株主優待配当利回りは6.6%
株主優待は自社商品の詰め合わせ

JTは業績は横ばいですが、株価の割安さや利益率の高さ、キャッシュフローの安定性などでは優良な銘柄です。

また、配当利回りが群を抜いて高く(6.6%)、株主優待で自社商品がもらえる点もよいです。

一方、今後の懸念材料としては、「たばこ需要の減少」と「ESG投資の浸透による株式の売り」の2点があります。

両者ともすでにある程度織り込んだ株価になっているように見えますが、状況によっては更なる株価下落もありそうです。投資する場合は業績の変化と機関投資家の動向に注意しておくとよさそうです。

銘柄選定の参考になれば幸いです。

※本記事は投資を推奨するものではありません。投資をする際は、最新の情報を調べたうえで、自己責任で投資判断をお願いします。

JTの株の買い方

最後に、JTの株を少額から、安い手数料で買う方法について解説します。手数料は運用成績を確実に悪化させる要因ですので、できるだけ手数料が安い証券会社を利用しましょう。

ここでは、特におすすめな証券会社として、以下の4つを紹介します。

格安な手数料で、1株から少額投資したいならSBIネオモバイル証券

日本株の通常の取引単位は100株(1単元)です。JTの株価は2336.5円(2019/9/11終値)ですので、通常は約24万円くらいの資金が無いと購入できません。大金を一度に投資すると、失敗したときのダメージが大きくなりますし、そもそも投資資金が豊富でないと買えないという問題があります。

少額でリスク控えめに投資したいなら、【SBIネオモバイル証券】を使うとよいです。SBIネオモバイル証券の単元未満株制度を使えば、格安な月額手数料で、1株から何度でも売買できるので便利です。
単元未満株のメリット・デメリットについてはこちら

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SBIネオモバイル証券について詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
SBIネオモバイル証券の評判と口コミ。メリットは格安な手数料で単元未満株を買えること

株式の取引手数料を無料にしたいならストリーム(STREAM)

株アプリ「ストリーム(STREAM)」は2018年にスタートした、新しいネット証券です。SBI証券や楽天証券のような知名度はありませんが、株式の取引手数料がゼロ円という他にはない特長を持っています。
※正確にいうと、従来型の委託手数料がゼロ円です。通常の取引所取引より安く買えた場合のみ、差額の半分を手数料として支払いますが、通常の取引より安く買えることに違いはありません。

ストリーム(STREAM)は新興ネット証券ですが、KDDIや大和証券などの大企業も出資している会社が運営していますので、ある程度の信頼感はあると考えています。

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ストリームについて詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
株アプリ「ストリーム(STREAM)」の評判と口コミ。いつでも手数料無料なことがメリット

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大手証券で取引手数料を無料にしたいならGMOクリック証券

大手ネット証券を使って、株の取引手数料を無料にする方法も実はあります。

東証1部上場のGMOフィナンシャルホールディングスが運営するGMOクリック証券の場合、同グループの株主優待を使うと手数料の全額キャッシュバックを受けることができます(株式数に応じた上限まで)。

たとえば、GMOフィナンシャルホールディングスの株を100株買った時のキャッシュバックは年間6000円です。これは約定金額10~20万円の取引で約57回分(1月あたり約5回分)が実質無料になるということを意味しています。取引回数がある程度多い人でない限り、手数料を無料にできると考えてよいです。

株価下落のリスクがあるのがデメリットですが、長い目でみれば、お得な制度だと思います。

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GMOクリック証券の評判と口コミ。手数料を実質無料にできて、理論株価診断ができるから日本株投資におすすめ

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