- 「武田薬品工業の配当や株主優待に興味があるけど、業績はどうなのだろうか?」
- 「武田薬品工業の株価は割安?割高?」
医薬品・日用品の需要は不況になっても比較的安定しているという特徴があり、武田薬品工業は業績が比較的変動しにくいディフェンシブ株として知られています。
また、武田薬品工業は高配当株として有名であり、高配当株投資家に人気があります。
一方、武田薬品工業の株価は下落が続いており、2018年初の高値から半値近くになっています。
今の武田薬品工業の株価は買い時と考えてよいでしょうか?当サイト(ロイナビ)のアンケートでも株価分析希望が多かったので、調べてみました。
本記事では武田薬品工業の業績や財務内容、株価の割安さなどから、今の武田薬品工業の株価は買い時なのか?について私の考えを紹介します。
本記事は、自分の銘柄調査の一環として行ったものです。私なりの投資判断が含まれていますが、投資を推奨するものではありません。
投資をする際は、最新の情報を調べたうえで、自己責任で投資判断をお願いします。
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「武田薬品工業」株の買い方
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私の代表的な6つの投資判断基準
投資判断基準は投資スタイルによって異なります。私の場合、業績好調な割安株(バリュー株)への投資が好きなので、以下の6つの観点を重視しています。
上記6つの観点で武田薬品工業の株価は買い時なのか、私なりに検討してみました。
武田薬品工業の営業利益は低迷していたが、買収効果で上向く見込み
1つ目の判断基準は「業績は成長しているか?」です。
2007年以降の武田薬品工業の長期業績(売上高・営業利益)は以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
- 売上高:右軸
- 営業利益:左軸(0からのスタートではないことに注意してください)
武田薬品工業は、2000年代に好業績を誇っていました。しかし、2013年ごろから武田薬品工業の営業利益は急低下しています。
業績回復のため、武田薬品工業は度重なる買収(2011年のナイコメッド、2017年のアリアド、2019年のシャイアー)を実施しており、売上高は着実に増えています。
一方、武田薬品工業の2020年の営業利益は、前年のシャイアー買収費用などの負担が重く、やや減益となりました。2021年3月期はシャイアー買収関連費用が減少するため、大幅に営業増益となっていますが、2000年代の営業利益にはまだ及びません。
シャイアー買収の効果が表れるまでは、やや苦しい状況が続きそうです。
武田薬品工業などの製薬会社は不況に強い点がメリット
一方、武田薬品工業の業績で特に注目したいのが、リーマンショック後(2009~2010年)です。この時期は多くの企業で業績の悪化が著しく、トヨタやソニーなど、大手企業でも赤字決算が相次いでいました。
一方、武田薬品工業は2009年にやや減益となっているものの、大幅な黒字を確保しています。
武田薬品工業のような医薬品ビジネスは不況時でも需要が減退しにくいです。武田薬品工業はディフェンシブ銘柄(景気動向に業績が左右されにくい銘柄)の代表格であり、不況耐性が高いという良さがあります。
武田薬品工業の営業利益率は11%くらいの見込み(今期)
2つ目の判断基準は、利益率の高さです。利益率は競争力の強さを表す目安と考えており、利益率は高いほど良いです。
武田薬品工業の2007年以降の営業利益率は以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
武田薬品工業の営業利益率は、シャイアー買収関連費用の影響が大きかった2020年は約3%でした。しかし、買収関連費用が大幅に減少する2021年は約11%に回復する見込みです。
日本株の場合、営業利益率が10%以上あれば良好といわれており、武田薬品工業の営業利益率はやや高めです。
一般的に製薬会社の製品は特許で守られているため、強い価格競争力を持っていることが多いです。創薬大手の武田薬品は比較的高い競争力を持つ企業です。
シャイアー買収効果が表れてくれば、利益率はさらに改善されるだろうと予想されます。
武田薬品工業の営業キャッシュフローは安定的にプラスだが、近年は他社の買収に巨額の資金を投じている
3つ目の判断基準は、キャッシュフローの潤沢さです。キャッシュフローは現金の出入りを表す数値であり、事業の実態を反映する指標として重要です。
武田薬品工業のキャッシュフローの推移は、以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
特に重要といわれる、営業キャッシュフローは常にプラスとなっています。2014~2016年に営業キャッシュフローが一時、減少しましたが、買収などの効果もあって、2020年は過去最大になっています。
一方、2000年代の武田薬品工業は潤沢な現預金を持っていましたが、その後の相次ぐ買収によって現金・現金等価物は大きく減少しています。また、2019年にはシャイアー買収のために巨額の支払い(投資キャッシュフローが大きくマイナス)と、借入(財務キャッシュフローが大きくプラス)が発生しています。
この買収によって、武田薬品工業の財務体質は2018年以前と大幅に変わっている点に注意が必要です。
長期の業績・財務状態を調べるのに便利な財務分析ツール3選
銘柄分析をするときに、決算短信や有価証券報告書を全部調べていくのは大変です。各社が提供している財務分析ツールを上手に使って、効率よく銘柄分析するとよいです。 中でも、私が主に使っているのは以下の3つです。- マネックス証券 の銘柄スカウター
- GMOクリック証券 の財務分析ツール
- 会社四季報CD-ROMのスクリーニング機能
武田薬品工業の財務は、以前と比べて盤石ではない
4つ目の判断基準は財務の健全さです。
貸借対照表(BS、バランスシート)をみると、企業の保有資産や負債などの内訳がわかります。売上高や利益などのデータに表れない、企業の強みや危険な兆候が貸借対照表に表れます。
売上高や利益も大事ですが、それ以上に貸借対照表のきれいさのほうが重要と私は考えています(同様に、キャッシュフローのきれいさも重要です)。
武田薬品工業の貸借対照表は以下のようになっています(引用:GMOクリック証券の財務分析ツール)。
武田薬品工業の自己資本比率は約37%
財務の健全性をみるときに、最初にチェックしたいのが自己資本比率です。武田薬品工業の自己資本比率は約37%です。
自己資本比率の目安として、30%くらいで普通、40%以上あれば優良といわれます。
武田薬品工業の自己資本比率は普通の水準です。
ただし、武田薬品工業は巨額ののれんと長期借入金を抱えている点に注意
ただし、財務を見る時は、自己資本比率だけでなく、資産の内訳もチェックするとよいです。
武田薬品工業の資産の内訳をみると、約65%を占めるのが無形固定資産です。そのうち、約半分が「製品に係る無形資産」、約半分が企業買収に伴って発生した「のれん」です。
武田薬品工業の無形固定資産の多くは2019年のシャイアー買収に伴って発生しており、無形固定資産の金額は純資産の2倍近くもあります。
無形固定資産が多いと、将来の利益が圧迫される可能性がある
無形固定資産は定期的、もしくは減損テストをして必要と判断された場合に償却されます(つまり、費用として計上される)。したがって、多額の無形固定資産があると、将来の利益を圧迫する可能性があります。
中でも、買収に伴って発生した「のれん」は、事業がうまくいかなかった場合に突然減損として計上される可能性があります。もし巨額の減損が発生した場合、武田薬品工業の純資産は大幅に減り、最悪の場合、債務超過に陥るリスクがあることは意識しておくとよさそうです。
もちろん、事業が想定通りにうまくいっている場合、減損は発生しません。そのため、「のれん」の多さを過度に不安視しなくてもよいですが、今後の業績に注意が必要です。
武田薬品工業の株価は割高な水準
5つ目の判断基準は、株価の割安さです。
武田薬品工業の株価チャートは以下のようになっています(引用:SBI証券のホームページ)。
武田薬品工業の株価は2015年や2018年に6500円をつけていたこともありました。しかし、その後は大きく下落し、高値から半値近くになってしまいました。
武田薬品工業の株価はかなり下落していますが、割安になったと考えてよいでしょうか?ここでは、株価の割安さの指標として、以下の3つを使って検討してみました。
- PER(株価収益率)
- PBR(株価純資産倍率)
- 企業価値評価手法による理論株価
PERやPBRは多くの人が使っているので無視できない株価指標ですが、欠点もあります(PER・PBR・ROEの使い方と注意点についてはこちら)。
一方、私が最も重視しているのが、「企業価値評価手法による理論株価」です。
企業価値評価手法では事業性と資産性を総合評価するため、合理的に株価の割安度を測ることができます。
割安株投資をするなら、企業価値評価手法による理論株価がおすすめです(理論株価の考え方と計算方法についてはこちら)。
武田薬品工業のPERは約98倍
最初に、武田薬品工業のPERの推移を見ると、以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)
武田薬品工業のPERは5年前から継続して下がり続けていました。一方、株価以上に純利益(2021年の予想純利益)が減ったため、予想PERは約98倍となってしまいました。
PERの平均値は15倍くらいが目安といわれます。武田薬品工業のPERはかなり割高な水準です。
武田薬品工業はPBRが約1.2倍で、適正な水準
次に、武田薬品工業のPBRの推移を見ると、以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)
武田薬品工業のPBRは2018年初に最大2.5倍くらいになっていましたが、その後は大幅に低下し、約1.2倍になっています。
PBRは1倍が解散価値(事業を清算したときに残る、帳簿上の価値)といわれ、下値の目安とされています。PBRでみると、武田薬品工業の株価は適正な印象です。
武田薬品工業の株価は理論株価(企業価値)に対して割高
株価の割安さの指標として有名なPER、PBRは一面的な評価であり、企業の実態がわかりにくいという弱点があります。
そのため、私が割安さを判断するときは、企業価値評価手法によって求めた理論株価を重視しています。
企業価値(理論株価)を計算する手法はいろいろありますので、自分の考え方に合った手法をとるとよいです。
私の場合は、GMOクリック証券 の財務分析ツールで使われている手法と基本的に同じ考え方であるため、前記ツールを参考値として使っています(GMOクリック証券の財務分析ツールの特徴と使い方についてはこちら)。
理論株価(適正株価)の計算式と使い方の注意点。おすすめは企業価値評価手法
GMOクリック証券の財務分析ツールによると、武田薬品工業の理論株価は以下のようになっています。
昨期以前の武田薬品工業はある程度利益を稼いでいたので、事業価値が高いです。一方、武田薬品工業はのれんなどの無形固定資産が多いため、財産価値は少ないです。また、2019年のシャイアー買収などで巨額の有利子負債を抱えています。
その結果、事業価値と財産価値の合計から有利子負債を引いて計算した、武田薬品工業の理論株価は-1616円となっています。
一方、武田薬品工業の株価は3766円(2020/7/3終値)です。理論株価を大きく上回っており、大幅に割高な水準です。
理論株価は決算発表が出るごとに変わります。
最新の理論株価を調べるには⇒ GMOクリック証券
株主価値と時価総額の推移
さらに、武田薬品工業の株主価値と時価総額の推移についても見てみましょう。
株主価値(企業価値)は前記の理論株価に発行済み株式数をかけたものです。また、時価総額は株価に発行済み株式数をかけたものを表します。
したがって、下図は株主価値⇒理論株価、時価総額⇒株価と置き換えて見てください。
武田薬品工業の株主価値と時価総額の推移は下図のようになっています(引用:GMOクリック証券の財務分析ツール)。
武田薬品工業の市場価値は一貫して株主価値を上回っています(つまり、割高)。特にシャイアーを買収した2019年以降は株主価値がマイナスとなっており、市場価値との乖離がとても大きくなっています。
業績と財務体質の改善が進めば、株主価値が向上して乖離は小さくなると思いますが、まだまだ多くの時間がかかりそうです。総合的に見て、武田薬品工業の株価はかなり割高な水準と考えられます。
割安株を探すのに便利なスクリーニングツール
企業価値評価手法による理論株価でスクリーニングできるツールは少ないです。その中で、私が主に使っているのは以下の2つです(財務分析ツールの特徴と使い分け方についてはこちら)。- GMOクリック証券 の財務分析ツール
- 会社四季報CD-ROMのスクリーニング機能
武田薬品工業は配当利回りが高いが、株主優待はない
6つ目の判断基準は株主還元(配当・株主優待)をする姿勢があることです。
配当や株主優待には賛否両論あり、無いほうが良いという人もいます。しかし、配当や株主優待がある銘柄は、市場がショックに見舞われたときの株価下落率が比較的小さいという良さがあります。
そのため、私は業績などを最優先としたうえで、株主還元姿勢がある銘柄はなおよいと考えています。
武田薬品工業の配当・株主優待について、詳しく見ていきます。
武田薬品工業の配当利回りは約4.8%で高い
武田薬品工業の配当金利回りの推移は以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
武田薬品工業の配当利回りは約4.8%です。
日本株の配当利回りは平均2%前後です。武田薬品工業の配当利回りは平均よりかなり高い水準です。
武田薬品工業の配当金は一定だが、配当性向が高い
一方、武田薬品工業の配当金の推移を見ると、以下のようになっています(公式ホームページのデータから作成)。
武田薬品工業の配当金は2010年以降、毎年180円となっています。
一方、配当性向(税引後純利益のうち、何%を配当金として支払ったかの指標)をみると、利益の低下が鮮明になった2012年以降、多くの年で配当性向が100%を超えている、またはマイナスとなっています。
つまり、年間の純利益を超える配当金額を支払っており、過去に蓄えた純資産を削って配当を支払っていることを意味しています。一時的には問題ありませんが、ずっと続くと財務が悪化し、高配当を継続できなくなる恐れがあります(つまり、減配の恐れがあります)。
武田薬品工業の配当利回りの高さは魅力的ですが、このまま業績が回復しなければ、減配になるリスクがあることは想定しておくとよいです。
武田薬品工業の株主優待はなし
残念ながら、武田薬品工業に株主優待はありません。
株主優待を楽しみにしている人にとっては、この点はマイナスです。
武田薬品工業と競合企業の比較について
武田薬品工業の競合企業として、アステラス製薬、第一三共、大塚Hの業績と各種投資指標を比較してみました。
売上高、営業利益の比較
武田薬品工業、アステラス製薬、第一三共、大塚Hの売上高、営業利益、経常利益を比較した結果が以下です(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
4社の中で、最も営業利益率が高く、成長しているのはアステラス製薬です。2011~2014年はやや低迷していましたが、その後は好業績を保っています。
一方、他の3社は長期的な成長は確認できないものの、ほぼ毎年営業黒字を出しています。
製薬企業は、あまり景気に左右されていない点が良いです。
投資指標の比較
武田薬品工業、アステラス製薬、第一三共、大塚Hの投資指標を比較した結果が以下です(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
PERが相対的に低いのは、アステラス製薬と大塚Hです。中でも、アステラス製薬はROE、ROAが高く、自己資本比率は56%もあります。アステラス製薬の投資指標は良好です。
一方、武田薬品工業はPERが高いうえ、ROE、ROAが低いです。配当利回りが4.8%もあるのは良い点ですが、配当金額は1株あたり純利益を超えています。業績に見合った配当ではないため、将来の減配リスクがある点は留意しておくと良さそうです。
直近決算の状況
武田薬品工業の直近決算の状況を見てみましょう(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。
前年のシャイアー買収で、武田薬品工業の売上高は大幅に増えました。しかし、販管費や無形資産の償却費、買収費用などの増加により大幅な減益となっています。
買収費用などは一時的な支出なので、来期の業績はある程度改善すると考えられます。しかし、販管費や無形資産の償却費は来期以降もあります。買収の効果が表れるまで、苦しい状況は続きそうです。
【まとめ】武田薬品工業の株価は買い時か?私の総合的な投資判断について
武田薬品工業の投資判断について、下表にまとめました。各項目について、私なりの基準で◎、〇、△、× の4段階で評価してみました。
観点 | 評価 | 備考 |
---|---|---|
業績の成長 | × | 巨額買収で営業増益だが、以前の水準には達していない |
利益率の高さ | △ | 今期の営業利益率は約11%の見込み |
キャッシュフロー | △ | 営業キャッシュフローは常にプラスだが、M&Aの投資負担が重い |
財務の健全さ | △ | 自己資本比率が約37%だが、無形固定資産の割合が大きい |
株価の割安さ | × | 割高 |
配当、株主優待 | △ | 配当利回りは約4.8%で高い(ただし、配当性向が100%を超えているため、減配リスクがある) 株主優待はなし |
医薬品大手の武田薬品工業は、不況時でも需要が減りにくいビジネスモデルが強みです。武田薬品工業の配当利回りは約4.8%で高く、高配当株投資家に人気があります。
一方、武田薬品工業は度重なる買収を行っていますが、その業績は以前の水準に達していません。また、買収に多額の費用を投じたため、以前のような盤石な財務体質ではなくなっています。
さらに、近年の武田薬品工業の配当性向は、たびたび100%を超えています。今後の業績が改善すれば問題ないですが、今の状況が続けば、将来的に減配のリスクがあります。
武田薬品工業は配当利回りの高さで注目されがちですが、投資する際は業績の改善が期待できるかにも注目すると良さそうです。
銘柄選定の参考になれば幸いです。
武田薬品工業の株の買い方
最後に、武田薬品工業の株を少額から、安い手数料で買う方法について解説します。手数料は運用成績を確実に悪化させる要因ですので、できるだけ手数料が安い証券会社を利用しましょう。
主なネット証券の一覧
投資をするなら、対面型証券会社よりもネット証券が良いです。ネット証券は運営コストが安いので、対面型の証券会社より格段に手数料が安いです。
主なネット証券12社とおすすめの用途は以下のようになっています。
会社名 | おすすめの用途 | 当ブログの評価記事 |
---|---|---|
SBI証券 | 何でも | SBI証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
楽天証券 | 投資信託 (ポイント) | 楽天証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
マネックス証券 | 米国株 | マネックス証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
松井証券 | ロボアドバイザー (投信工房) | |
auカブコム証券 | 日本株 | |
GMOクリック証券 | 日本株 (財務分析ツール) | GMOクリック証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
SBIネオモバイル証券 | 日本株 (単元未満株) | SBIネオモバイル証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
ストリーム(株アプリ) | 日本株 (手数料) | ストリーム(STREAM)のメリット・デメリット、評判・口コミ |
LINE証券 | 日本株 (単元未満株) | LINE証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
PayPay証券 (旧:ワンタップバイ) | 米国株 | PayPay証券(旧:ワンタップバイ)のメリット・デメリット、評判・口コミ |
岡三オンライン | 日本株 | |
ライブスター証券 | 日本株 |
- SBIネオモバイル証券:1株から少額投資できて、手数料も格安
- LINE証券:操作性が良くて、はじめての投資でも使いやすい(1株から少額投資可能)
- ストリーム(STREAM):株式の取引手数料が無料(従来型の委託手数料について)
- SBI証券:最大手のネット証券でオールマイティーに便利
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日本株の通常の取引単位は100株(1単元)です。武田薬品工業の株価は3766円(2020/7/3終値)ですので、通常は約38万円くらいの資金が無いと購入できません。大金を一度に投資すると、失敗したときのダメージが大きくなりますし、そもそも投資資金が豊富でないと買えないという問題があります。
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SBIネオモバイル証券は2019年4月に営業開始した新興ネット証券ですが、ネット証券最大手のSBI証券とCCC(TSUTAYAやTポイントの運営会社)の合弁会社なので、信頼感もあります(SBIネオモバイル証券のメリット・デメリットはこちら)。
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※LINE証券の手数料について、詳しくはこちら
LINE証券はアプリ開発の大手企業が運営しているだけあって、操作性が良く、使いやすいです。単元未満株は取扱銘柄が限定されているというデメリットがありますが、有名な大企業の多くは投資可能です(単元株=100株単位ならほとんどの銘柄を売買できます)。
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株アプリ「ストリーム(STREAM)」は2018年にスタートした、新しいネット証券です。SBI証券や楽天証券のような知名度はありませんが、株式の取引手数料がゼロ円という他にはない特長を持っています(ストリームのメリット・デメリットはこちら)。
ストリーム(STREAM)は新興ネット証券ですが、KDDIや大和証券などの大企業も出資している会社が運営していますので、ある程度の信頼感はあると考えています。
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株取引をするなら、信用ある大手がいいという場合は、SBI証券がおすすめです。SBI証券は国内株式個人取引シェアNo.1であり、最初に開いた口座がSBI証券という方は多いです。
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アンケート:株価分析を希望する銘柄があれば、教えてください
もし、株価分析を希望する銘柄があれば、下記のアンケートで投票いただけるとうれしいです。
分析記事の対象銘柄選びの参考にさせていただきます(過去の株価分析記事はこちら)。
投票の仕方:
- 以下の銘柄の中で、株価分析を希望する銘柄に投票してください。選択肢にない銘柄をご希望であれば、自分で追加することも可能です。
- 書き込む場合は銘柄コードではなく、日本株の銘柄名でご入力ください。
- 本アンケートは日本株限定でお願いします。
- 書き込む場合は、日本株の銘柄名のみを入力してください。もし、それ以外の不適切な内容が書き込まれた場合は削除することもありますので、ご了承願います。
- 銘柄数が多くなりすぎた場合は、サイト管理者が整理することがありますので、あらかじめご了承ください
- できるだけご希望に沿えるように記事を作成していきたいと思いますが、余暇を使って記事を作成している関係上、すべてのご希望にお応えできるとは限りません。あらかじめご了承いただけますよう、よろしくお願いします。