割安株(バリュー株)は比較的損しにくくて、長期保有しやすいのがメリットです。世界一の投資家と呼ばれているウォーレン・バフェットのように、バリュー投資で成功した投資家はたくさんいます。
指標的には割安なのに、全然株価が上がらなかったことがあります。成功する割安株と、失敗する割安株の違いは何ですか?
実は、割安株の中には業績があまりよくない銘柄が多くあります。指標的には割安でも、業績が良くないと割安のまま何年も放置されることがよくあり(この状態をバリュートラップといいます)、バリュートラップを避けるのが割安株投資のポイントです。
バリュートラップに陥らないためには、業績・財務が良好な割安株を選ぶのがおすすめです。このような銘柄は業績の拡大に伴って株価が修正されることが多く、比較的失敗が少ないです。
本記事では日本株約3700銘柄の中から、私なりの投資基準で選んだ、割安株(バリュー株)ランキングのベスト10銘柄について紹介します。
本記事は、自分の銘柄調査の一環として行ったものです。私なりの投資判断が含まれていますが、投資を推奨するものではありません。
投資をする際は、最新の情報を調べたうえで、自己責任で投資判断をお願いします。
はじめての割安株投資なら、SBIネオモバイル証券がおすすめ
割安株投資では自分の見込み違いで失敗することももちろんあります。1つの失敗による被害を小さくするために大事なのは、複数銘柄に分散投資することです。
少額から分散投資するために、私はSBIネオモバイル証券を活用しています。
- 単元未満株で売買できる(1株から少額投資できる)
- 手数料が格安(月間合計取引額が50万円以下なら、何回取引しても手数料は実質20円/月)
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- SBIネオモバイル証券は「はじめて投資する若い世代(20~30代)」に人気(参照:ネオモバのアンケート結果)
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割安株(バリュー株)ランキングの判断基準
本記事では、以下の6つの観点を重視して、業績・財務が良好な割安株を10銘柄、厳選しました。
- 業績は成長しているか?
- 利益率が高いか?
- キャッシュフローが潤沢か?
- 財務は健全か?
- 株価は割安か?
- 株主還元姿勢があるか(配当、株主優待)?
一部に大型株もありますが、多いのは中小型株です。中小型株は知名度が低い分、優良株でも割安になっていることが多いです。
以下では、それぞれの銘柄とその特徴について、簡単に解説します。
割安株(バリュー株)ランキングの一覧
最初に、割安株ランキングの一覧を載せます。
それぞれの銘柄について、以下で解説します。
1位.【6061】ユニバーサル園芸社
割安株ランキング1位は【6061】ユニバーサル園芸社です。
ユニバーサル園芸社はオフィス向けに観賞用の生花をレンタルしたり、園芸商品の卸売・小売をしている会社です。
園芸会社というと地味に感じられますが、ユニバーサル園芸社は着実に売上高、営業利益を伸ばしており、2015年には米ローリング・グリーンズ・インクを子会社化して海外にも進出しています。
利益率が低い会社が多いサービス業において、ユニバーサル園芸社は営業利益率約12%(2020年6月期)という高利益率を誇っています。
ユニバーサル園芸社の株価は以下のようになっています(引用:SBI証券のホームページ)。
2016~2017年に株価が大きく上昇しましたが、その後は長く横ばいが続いています。一方、業績は順調に拡大しているため、株価指標は割安な水準にとどまっています。
- 予想PER:10.3倍
- 実績PBR:1.18倍
新型コロナ問題で法人の契約見直し、解除があった一方、テレワークや外出自粛により園芸雑貨店とネット通信販売の需要が高まっており、業績は比較的順調です。今後の成長性も考慮し、長い目でみれば株価は割安と考えています。
ユニバーサル園芸社の株価はどうなる?株主優待があって、業績成長が続く優良・小型株
2位.【8570】イオンフィナンシャルサービス
割安株ランキング2位は【8570】イオンフィナンシャルサービスです。
イオンフィナンシャルサービスは国内最大手の流通企業グループであるイオンの子会社で、金融サービスを提供している会社です。
具体的には、イオンカードなどのクレジット業務やイオン銀行などの預金・ローン業務、WAONなどの電子マネーサービス、生命保険業務などを営んでいます。
イオンフィナンシャルサービスは国内だけでなく、イオンが進出している海外(特にアジア諸国が多い)でも業務を営んでおり、「アジアNo.1のリテール金融サービス会社」を目指しています。
イオンフィナンシャルサービスの株価は以下のようになっています(引用:SBI証券のホームページ)。
2018年以降、イオンフィナンシャルサービスの株価は大きく下がっています。特に新型コロナ問題による貸倒引当金の急増などで今期の利益が大幅に減少したため、株価は一時900円を割るくらいまで下落しました。
イオンフィナンシャルサービスの投資指標は以下のようになっています。
- 予想PER:53.4倍
- 実績PBR:0.70倍
コロナ禍による業績悪化を受けて、イオンフィナンシャルサービスのPERはかなり高くなっています。一方、実績PBRでみると、イオンフィナンシャルサービスの株価は例年になく割安です。
また、コロナ前の利益(2019年3月期のEPS=182.6円)を基準に考えると、PER=6.8倍です。
ワクチンの普及などでいずれ新型コロナ問題が収まり、業績が回復することを前提に考えると、現在の株価は割安と考えています。
イオンフィナンシャルサービスの株価は買い時?安定した業績と高配当が魅力的な優良銘柄
3位.【6073】アサンテ
割安株ランキング3位は【6073】アサンテです。
アサンテはシロアリ駆除サービスでトップシェアをもつことで有名な会社です。同社はシロアリ駆除のほかに湿気対策、基礎補修・家屋補強などの事業を行っており、関東をメインに事業を展開しています。
アサンテの事業は棚卸資産(在庫)や設備投資にほとんどお金がかかりません。そのため、フリーキャッシュフローが大きく、事業エリアやサービス分野の拡大がしやすいという特徴があります。
アサンテの株価は以下のようになっています(引用:SBI証券のホームページ)。
2016~2018年の株価は良く伸びていましたが、2020年3月のコロナショックで大幅に株価が下落してしまいました。新型コロナ問題による訪問営業の自粛で業績が悪化したことが株価低迷の要因です。
その後に株価はやや持ち直したものの、2020年11~12月に創業家の会社が株式を売り出した(創業者の逝去に伴う売却とみられる)際に、需給の悪化を受けて再度株価が大幅安となっています。
一方、アサンテの投資指標は以下のようになっています。
- 予想PER:20.8倍
- 実績PBR:1.27倍
アサンテのPBRは以前と比べて大幅に割安です。
また、アサンテのコロナ前の利益(2020年3月期のEPS=128円)を基準に考えると、PER=11倍であり、割安な水準です。
さらに、創業家の会社による株式売却に伴って、発行済み株式数に対して最大14.3%の自社株買いが行われる予定(最長2021/9/1まで)であり、実質的なPERはさらに低くなると考えられます。
アサンテはシロアリ防除でトップシェアを持つうえ、関西方面を中心に営業エリア拡大余地も大きいです。アサンテは今後の業績成長も期待できる割安株と考えています。
アサンテの株価は割安?高配当な株主優待株で、財務の堅調さが魅力
4位.【4659】エイジス
割安株ランキング4位は【4659】エイジスです。
エイジスはJASDAQ上場でややマイナーな銘柄ですが、棚卸代行サービスにおいて、国内シェアNo.1の会社です。2014年以降、増収増益が続いていて、営業利益率約15%(2020年3月期)の高収益企業です。
エイジスの株価は以下のようになっています(引用:SBI証券のホームページ)。
エイジスの株価は2020年3月のコロナショックで半額近くまで急落しました。しかし、業績に与える影響が大きくなかった(むしろ今期の営業利益は小幅にプラスの見込み)ことから、株価はコロナ前と同じ水準まで回復しています。
エイジスの投資指標は以下のようになっており、特にPERが割安です。
- 予想PER:9.1倍
- 実績PBR:1.56倍
エイジスは業務の繁閑差を減らすなどの改善により、利益率向上が続いています。また、立ち上げ期は赤字が続いていた海外事業やリテイルサポート事業も黒字化できており、今後の成長が期待できます。
エイジスは業績・財務・株価の割安さの観点から、長期投資に適した銘柄と考えています。
エイジスの株価は買い時?好業績・好財務の、隠れた優良銘柄を分析してみました
5位.【4642】オリジナル設計
割安株ランキング5位は【4642】オリジナル設計です。
オリジナル設計は上下水道・水質保全等の建設コンサルタント会社であり、上下水道の調査・計画・実施設計・施工管理などを行っています。2013年に黒字化し、2016年以降は営業利益率10%超が続く、優良企業です。
オリジナル設計の株価は以下のようになっています(引用:SBI証券のホームページ)。
2020年3月のコロナショックで株価は大幅安になりました。しかし、業績に対する影響は大きくない見込みのため、株価は以前に近い水準まで戻っています。
次に、オリジナル設計の投資指標は以下のようになっています。
- 予想PER:11.9倍
- 実績PBR:0.99倍
オリジナル設計は業績が好調なのにも関わらず、株価はやや割安な水準です。
オリジナル設計の事業領域である水道事業では、老朽化に伴う更新需要が高まっており、今後も業績成長を期待できます。オリジナル設計は長期保有に適した優良・バリュー株です。
オリジナル設計の株価は買い時?財務が鉄壁で、長期投資に適した好業績銘柄
6位.【7466】SPK
割安株ランキング6位は【7466】SPKです。
SPKは自動車や産業車両の補修部品などを国内外に輸出入・販売している商社です。
SPKは自動車補修のアフターマーケットで大きなシェアを持っており、リーマンショックの時期でも純利益は25%減程度で済んだという優良企業です。
また、SPKは22期連続増配という実績があり、配当狙いの長期投資家に知られています。
SPKの株価は以下のようになっています(引用:SBI証券のホームページ)。
2019年の株価は上昇基調でしたが、2020年はコロナショックで大きく下落しました。その後、株価がやや回復したところで立会外分売を2度実施したため、需給の悪化により株価はやや低迷しています。
一方、業績は新型コロナ問題でやや悪化したものの、純利益は前年比-30%程度で収まっています。そのため、PER、PBRは以下のようにやや割安な水準です。
- 予想PER:12.3倍
- 実績PBR:0.72倍
今後、SPKの業績が回復してコロナ前の利益(2020年3月期のEPS=154.7円)に戻ることを前提とすれば、今のPERは8.4倍です。
SPKは長期保有に適した割安・増配株と考えています。
SPKの株価は買い時?21期連続増配が魅力の好業績・好財務銘柄
7位.【7164】全国保証
割安株ランキング7位は【7164】全国保証です。
全国保証は主に住宅ローンなどの信用保証をする会社です。独立系なので全国の金融機関と提携できることを強みとしており、契約者数が年々増加しています。
全国保証はややマイナーな企業ですが、好業績・好財務な企業として一部の投資家に人気があります。
全国保証の株価は以下のようになっています(引用:SBI証券のホームページ)。
株価は2015年以降、横ばいの状態が続いていましたが、2020年3月のコロナショックでは一時3,000円を下回るところまで売り込まれました。
しかし、全国保証の業績への影響は小さく、今期も小幅増益が続く見込みから、株価がコロナ前の水準まで急回復しています。
全国保証の株価指標は以下のようになっており、やや割安な水準です。
- 予想PER:12.7倍
- 実績PBR:2.18倍
全国保証は緩やかな業績成長が見込める割安株だと考えています。
全国保証の株価は買い時?株主優待や配当に加えて、業績・財務が魅力的な優良銘柄
8位.【8117】中央自動車工業
割安株ランキング8位は【8117】中央自動車工業です。
中央自動車工業は国内向けコーティング剤や海外向け自動車補修部品など自社企画の自動車用品を販売する会社です。
東証2部上場で、ややマイナーな銘柄ですが、高付加価値品の販売が国内、海外で好調であり、利益率が高いという特徴があります。中央自動車工業は好業績・好財務な企業として定評があります。
中央自動車工業の株価は業績成長とともに以下のように上昇しています(引用:SBI証券のホームページ)。
2020年3月のコロナショックの前後に、中央自動車工業の株価は大きく下落しました。しかし、その後の株価はやや回復しており、長い目でみれば上昇基調となっています。
また、投資指標をみると、中央自動車工業の株価は依然として割安な水準です。
- 予想PER:13.5倍
- 実績PBR:1.35倍
中央自動車工業は長期保有に適した、優良・割安株と考えています。
中央自動車工業の株価は買い時?好業績・好財務の、隠れた優良銘柄を分析してみました
9位.【2152】幼児活動研究会
割安株ランキング9位は【2152】幼児活動研究会です。
幼児活動研究会は幼稚園、保育園における体育指導サービスを手掛けている会社であり、コスモスポーツクラブなども運営しています。
幼児活動研究会はジャスダック市場上場で知名度はやや低いですが、サービス業の中ではかなり利益率が高いという特徴があります(2020年3月期の営業利益率は約17%)。
また、幼児活動研究会は豊富な現預金を持っている実質無借金企業であり、安定感は高いです。
幼児活動研究会の株価は以下のようになっています。(引用:SBI証券のホームページ)。
2020年3月のコロナショックで株価が大きく下落してしまいました。しかし、その後はコロナ前に近い水準まで回復しており、長い目でみれば株価は上昇傾向となっています。
幼児活動研究会の株価指標は以下のようになっています。
- 予想PER:28.4倍
- 実績PBR:1.65倍
幼児活動研究会の業績は長期的に拡大が続いていました。しかし、今期は新型コロナ問題で体育指導サービスなどが休業を余儀なくされ、純利益はほぼ半減する見込みです。そのため、予想PERはやや高めになっています。
しかし、ワクチンなどによりコロナ問題が収まったら、同社の業績は回復してPERも低下すると予想されます(コロナ以前のEPSに戻ると仮定すれば、PERは15倍程度)。したがって、同社の株価にそれほど割高感はありません。
幼児活動研究会は今後も緩やかな業績成長が見込めて長期保有に適した優良・割安株と考えています。
幼児活動研究会の株価は買い時?配当や株主優待は?業績や財務を分析してみた
10位.【7846】パイロットコーポレーション
割安株ランキング10位は【7846】パイロットコーポレーションです。
パイロットコーポレーションは筆記具のトップメーカーであり、消せるボールペン「フリクション」や「ドクターグリップ」などで有名です。
パイロットコーポレーションの株価は以下のようになっています(引用:SBI証券のホームページ)。
パイロットコーポレーションの株価は2016~2018年は好調でしたが、その後は下落基調となっています。さらに、新型コロナ問題で大幅に利益が悪化する見込みから、コロナショックの安値に迫る水準まで株価が下落しています。
パイロットコーポレーションの投資指標は以下のようになっています。
- 予想PER:14.8倍
- 実績PBR:1.41倍
コロナ禍による業績悪化があったため、PERは明らかな割安とは言えません。しかし、PBRは過去5年で最安水準です。
コロナ問題が収まったときには業績回復とともに割安さも見直される可能性があります。パイロットコーポレーションは長期保有に適した大型・割安株と考えています。
割安株(バリュー株)のおすすめランキングのまとめ
本記事では私なりの投資基準で選んだ、割安株投資でおすすめな銘柄ランキングについて紹介しました。
最後にもう一度、ランキングを載せます。
本ランキングでは株価の割安さだけでなく、業績・財務の良さも判断基準に加えて選んでいます。そのため、一般的に資産バリュー投資家が選ぶような格安銘柄(たとえば、時価総額を上回るほどの資産価値を持つ銘柄)は含まれていません。
しかし、業績が良い銘柄は時間とともに企業価値が増大するため、株価も連動して上昇しやすいという良さがあります。
業績良好な割安株は、バリュートラップ(割安な銘柄が、いつまで経っても割安なまま放置される状態)に比較的陥りにくいため、長期投資しやすいです。
本記事が割安株選びの参考になれば幸いです。
本記事は、自分の銘柄調査の一環として行ったものです。私なりの投資判断が含まれていますが、投資を推奨するものではありません。
投資をする際は、最新の情報を調べたうえで、自己責任で投資判断をお願いします。
上記の割安株の買い方
最後に、本ランキングで紹介した銘柄について、少額から、安い手数料で買う方法について解説します。手数料は運用成績を確実に悪化させる要因ですので、できるだけ手数料が安い証券会社を利用しましょう。
主なネット証券の一覧
投資をするなら、対面型証券会社よりもネット証券が良いです。ネット証券は運営コストが安いので、対面型の証券会社より格段に手数料が安いです。
主なネット証券12社とおすすめの用途は以下のようになっています。
会社名 | おすすめの用途 | 当ブログの評価記事 |
---|---|---|
SBI証券 | 何でも | SBI証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
楽天証券 | 投資信託 (ポイント) | 楽天証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
マネックス証券 | 米国株 | マネックス証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
松井証券 | ロボアドバイザー (投信工房) | |
auカブコム証券 | 日本株 | |
GMOクリック証券 | 日本株 (財務分析ツール) | GMOクリック証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
SBIネオモバイル証券 | 日本株 (単元未満株) | SBIネオモバイル証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
ストリーム(株アプリ) | 日本株 (手数料) | ストリーム(STREAM)のメリット・デメリット、評判・口コミ |
LINE証券 | 日本株 (単元未満株) | LINE証券のメリット・デメリット、評判・口コミ |
PayPay証券 (旧:ワンタップバイ) | 米国株 | PayPay証券(旧:ワンタップバイ)のメリット・デメリット、評判・口コミ |
岡三オンライン | 日本株 | |
ライブスター証券 | 日本株 |
- SBIネオモバイル証券:1株から少額投資できて、手数料も格安
- LINE証券:操作性が良くて、はじめての投資でも使いやすい(1株から少額投資可能)
- ストリーム(STREAM):株式の取引手数料が無料(従来型の委託手数料について)
- SBI証券:最大手のネット証券でオールマイティーに便利
格安な手数料で、1株から少額投資したいならSBIネオモバイル証券
日本株の通常の取引単位は100株(1単元)です。たとえば、本ランキングで紹介したKDDIの株価は3257円(2019/12/24終値)ですので、通常は約33万円くらいの資金が無いと購入できません。大金を一度に投資すると、失敗したときのダメージが大きくなりますし、そもそも投資資金が豊富でないと買えないという問題があります。
少額からリスク控えめに投資したいなら、SBIネオモバイル証券の単元未満株制度を使うとよいです。なぜなら、格安な月額手数料で、1株から何度でも売買できて便利だからです(単元未満株のメリット・デメリットはこちら)。
SBIネオモバイル証券は2019年4月に営業開始した新興ネット証券ですが、ネット証券最大手のSBI証券とCCC(TSUTAYAやTポイントの運営会社)の合弁会社なので、信頼感もあります(SBIネオモバイル証券のメリット・デメリットはこちら)。
はじめての投資で使いやすさを重視したいならLINE証券
LINE証券は、コミュニケーションアプリで国内最大手のLINEが2019年にスタートした、新しいネット証券です。LINE証券では1株から少額ずつ投資できるうえ、日中取引のスプレッド(実質的な手数料)は0.2~0.5%で安いです(昼休み・夜間は1.0%)。
※LINE証券の手数料について、詳しくはこちら
LINE証券はアプリ開発の大手企業が運営しているだけあって、操作性が良く、使いやすいです。単元未満株は取扱銘柄が限定されているというデメリットがありますが、有名な大企業の多くは投資可能です(単元株=100株単位ならほとんどの銘柄を売買できます)。
はじめて投資する方で、使いやすさを重視するならLINE証券が適しています。
株式の取引手数料を無料にしたいならストリーム(STREAM)
株アプリ「ストリーム(STREAM)」は2018年にスタートした、新しいネット証券です。SBI証券や楽天証券のような知名度はありませんが、株式の取引手数料がゼロ円という他にはない特長を持っています(ストリームのメリット・デメリットはこちら)。
ストリーム(STREAM)は新興ネット証券ですが、KDDIや大和証券などの大企業も出資している会社が運営していますので、ある程度の信頼感はあると考えています。
最大手のネット証券でオールマイティーに便利なのはSBI証券
株取引をするなら、信用ある大手がいいという場合は、SBI証券がおすすめです。SBI証券は国内株式個人取引シェアNo.1であり、最初に開いた口座がSBI証券という方は多いです。
SBI証券の手数料は無料ではないですが、他証券と比較しても安い水準です。また、SBI証券は夜間取引やIPO(新規公開株)など、取り扱う商品・サービスが豊富なので、オールマイティーに使いやすいのがメリットです(SBI証券のメリット・デメリットはこちら)。
アンケート:株価分析を希望する銘柄があれば、教えてください
もし、株価分析を希望する銘柄があれば、下記のアンケートで投票いただけるとうれしいです。
分析記事の対象銘柄選びの参考にさせていただきます(過去の株価分析記事はこちら)。
投票の仕方:
- 以下の銘柄の中で、株価分析を希望する銘柄に投票してください。選択肢にない銘柄をご希望であれば、自分で追加することも可能です。
- 書き込む場合は銘柄コードではなく、日本株の銘柄名でご入力ください。
- 本アンケートは日本株限定でお願いします。
- 書き込む場合は、日本株の銘柄名のみを入力してください。もし、それ以外の不適切な内容が書き込まれた場合は削除することもありますので、ご了承願います。
- 銘柄数が多くなりすぎた場合は、サイト管理者が整理することがありますので、あらかじめご了承ください
- できるだけご希望に沿えるように記事を作成していきたいと思いますが、余暇を使って記事を作成している関係上、すべてのご希望にお応えできるとは限りません。あらかじめご了承いただけますよう、よろしくお願いします。