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個別株の株価分析

KDDIの株価は買い時?配当利回りと株主優待は?業績や割安度などを分析してみた

この記事ではこのような疑問にお答えします。

  • 「KDDIの配当や株主優待に興味があるけど、業績はどうなのだろうか?」
  • 「KDDIの株価は割安?割高?」
KDDIといえば、auブランドの携帯電話でおなじみの大手通信会社です。

KDDI株は高配当銘柄として雑誌やネット記事で取り上げられることも多く、私も現在保有しています。

KDDI株は割安銘柄として紹介されることも多いのですが、業績や財務に死角はないのでしょうか?

本記事ではKDDIの業績や財務内容、株価の割安さなどから、今のKDDIの株価は買い時なのか?について私の考えを紹介します。

本記事は、自分の銘柄調査の一環として行ったものです。私なりの投資判断が含まれていますが、投資を推奨するものではありません。

投資をする際は、最新の情報を調べたうえで、自己責任で投資判断をお願いします。

info飛ばし読みするにはこちら(下に目次もあります)

手数料無料で「KDDI」株に投資するには

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路井 なびお
路井 なびお
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私の代表的な6つの投資判断基準

投資判断基準は投資スタイルによって異なります。私の場合、業績好調な割安株(バリュー株)への投資が好きなので、以下の6つの観点を重視しています。

上記6つの観点でKDDIの株価は買い時なのか、私なりに検討してみました。

KDDIの売上高・営業利益は長期的に成長している

1つ目の判断基準は「業績は成長しているか?」です。

2007年以降のKDDIの長期業績(売上高・営業利益)は以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。

KDDIの売上高・営業利益

KDDIの売上高・営業利益

  • 売上高:右軸
  • 営業利益:左軸(0からのスタートではないことに注意してください)

売上高は2013年くらいまでは横ばいでしたが、スマホの普及とともに急上昇しています。近年の営業利益はやや頭打ち傾向ですが、自社株買いが活発なため、EPS(1株あたり純利益)は伸びています。

特に注目したいのは、リーマンショックがあった2008~2009年でも売上、営業利益がほとんど落ちていないことです。なぜなら、KDDIが主力としている携帯電話事業は毎月定期的な収入が見込めるからです。不況に強くて、安定的な業種であるというのは、KDDIの魅力です。

今後も5Gの普及やIoT(モノのインターネット、Internet of Things)の進展によって、通信の需要は高まるといわれています。KDDIの業績も長期的に成長するだろうと期待できます。

今後の懸念材料は、総務省の介入と楽天の参入

一方、今後の業績悪化懸念としては、以下の2つがあります。

  • 通信費を安くするように、国(総務省)が繰り返し介入していること
  • 楽天が携帯電話事業に参入すること

国(総務省)からの介入によって、2018年10月にはKDDIの株価が急落する場面もありました。もしこれらの影響で業績に悪影響が出る場合は、投資を見直す必要があります。

KDDIの営業利益率はなんと約20%もある!

2つ目の判断基準は、利益率の高さです。利益率は競争力の強さを表す目安であると考えており、利益率は高いほど良いです。

KDDIの2007年以降の営業利益率は以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。

KDDIの営業利益率

KDDIの営業利益率

KDDIの営業利益率は年々向上し、2020年3月期は約20%になっています。

日本株の場合、営業利益率が10%以上あれば良好といわれます。KDDIの営業利益率は抜群によい水準であることがわかります。

KDDIのような通信事業者の営業利益率が高いのは、国による電波の割り当てが必要な寡占業種であるからです。参入障壁の高さがKDDIの競争力につながっており、その状況は今後も続くと考えられます。

KDDIのキャッシュフローは安定的で、成長している

3つ目の判断基準は、キャッシュフローの潤沢さです。キャッシュフローは現金の出入りを表す数値であり、事業の実態を反映する指標として重要です。

KDDIのキャッシュフローの推移は、以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。

KDDIのキャッシュフロー推移

KDDIのキャッシュフロー推移

特に重要といわれる、営業キャッシュフローは安定的であり、長期的にみれば成長してることがわかります。携帯電話事業は多くの設備投資が必要な事業ですが、それを上回る営業キャッシュフローを稼げています。

設備投資 → 営業キャッシュフロー → 設備投資の良い循環ができていることがわかります。

KDDIは安定した営業キャッシュフローが見込めるのが魅力

KDDIの主力事業である携帯電話サービスは、毎月一定の収入が見込めるビジネスであり、サブスクリプションモデルの典型例です。

そのため、KDDIの営業キャッシュフローは今後も長期的に安定していると見込まれます。好不況によらず、安心して保有できるというのは通信株のメリットですね。

長期の業績・財務状態を調べるのに便利な財務分析ツール3選

銘柄分析をするときに、決算短信や有価証券報告書を全部調べていくのは大変です。各社が提供している財務分析ツールを上手に使って、効率よく銘柄分析するとよいです。 中でも、私が主に使っているのは以下の3つです。 これらを使えば、業績・財務を効率的に分析し、優良な割安株を探すことができます。
路井 なびお
路井 なびお
たとえば、マネックス証券 の銘柄スカウターを使えば2007年以降の長期業績を一度に見られます。10年以上の業績を閲覧できるツールは珍しいです。

3つの財務分析ツールの特徴と使い分け方とは?

KDDIの財務は健全

4つ目の判断基準は財務の健全さです。

貸借対照表(BS、バランスシート)をみると、企業の保有資産や負債などの内訳がわかります。売上高や利益などのデータに表れない、企業の強みや危険な兆候が貸借対照表に表れます

売上高や利益も大事ですが、それ以上に貸借対照表のきれいさのほうが重要と私は考えています(同様に、キャッシュフローのきれいさも重要です)。

KDDIの貸借対照表は以下のようになっています(引用:GMOクリック証券の財務分析ツール)。

KDDIの貸借対照表

KDDIの貸借対照表

2020年3月期の貸借対照表はまだ上図に含まれていません。子会社化されたじぶん銀行の資産や負債が上乗せされたという違いはありますが、大きな傾向は変わりません。

KDDIの自己資本比率は約46%もある

まず最初に注目したいのが、自己資本比率です。KDDIの自己資本比率は約46%もあります(2019年の約60%から下がっているのは、じぶん銀行を子会社化したためであり、業績が悪化したわけではありません)。

自己資本比率の目安として、30%くらいで普通、40%以上あれば優良といわれます。

金融事業を抱えていながら、自己資本比率が46%もあるKDDIの財務はかなりよいと考えられます。

現預金が少なめだが、事業特性上、問題ない

一方、KDDIは現預金が少なめです。支払いが滞ることがないか、不安を感じる方もいるかもしれませんが、問題ありません。

なぜならば、携帯電話事業は安定的なキャッシュフローが見込めるからです。不況になっても営業キャッシュフローは急減することはないため、不意の変動に備えて現預金をためておく必要性が少ないのです。

KDDIの財務は健全であり、事業の継続性に不安はほぼないです

KDDIの株価はフェアバリュー(適正株価)

5つ目の判断基準は、株価の割安さです。

KDDIの株価チャートは以下のようになっています(引用:SBI証券のホームページ)。

KDDIの株価チャート

KDDIの株価チャート

KDDIの株価は2016年以降、一進一退を繰り返しています。2020年3月のコロナショックで大きく下がる場面もありましたが、すぐに回復してしまいました。現在の株価は、過去の水準と比べるとやや高めですが、今の株価水準は割高ではないでしょうか?

ここでは、株価の割安さの指標として、以下の3つを使って検討してみました。

  • PER(株価収益率)
  • PBR(株価純資産倍率)
  • 企業価値評価手法による理論株価

KDDIの最新の株価はこちら

PERやPBRは多くの人が使っているので無視できない株価指標ですが、欠点もあります(PER・PBR・ROEの使い方と注意点についてはこちら)。

一方、私が最も重視しているのが、「企業価値評価手法による理論株価」です。

企業価値評価手法では事業性と資産性を総合評価するため、合理的に株価の割安度を測ることができます。

割安株投資をするなら、企業価値評価手法による理論株価がおすすめです(理論株価の考え方と計算方法についてはこちら)。

KDDIはPERが約11倍くらいで、やや割安

最初に、KDDIのPERの推移を見ると、以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)

KDDIの予想PERの推移

KDDIの予想PERの推移

KDDIのPERは2015年以降、やや低下し、約11倍となっています。PERの平均値は15倍くらいが目安といわれますので、現在のKDDIのPERはやや割安な水準といってよいです。

KDDIはPBRが約1.7倍で、割高ではない

次に、KDDIのPBRの推移を見ると、以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)

KDDIの実績PBRの推移

KDDIの実績PBRの推移

KDDIのPBRは2015年に最大2.7倍くらいになっていましたが、その後、徐々に低下して、約1.7倍くらいになっています。

PBRは1倍が解散価値(事業を清算したときに残る、帳簿上の価値)といわれ、下値の目安とされています。1倍以下なら株価は割安といわれますが、業績がよい企業であれば1倍以上になるのが普通であり、成長株では10倍以上になる場合もあります。

KDDIは好業績のわりにPBRが低く、割高感はありません

KDDIの株価は理論株価(企業価値)に対してフェアバリュー

株価の割安さの指標として有名なPER、PBRは一面的な評価であり、企業の実態がわかりにくいという弱点があります。

そのため、私が割安さを判断するときは、企業価値評価手法によって求めた理論株価を重視しています。

企業価値(理論株価)を計算する手法はいろいろありますので、自分の考え方に合った手法をとるとよいです。

私の場合は、GMOクリック証券 の財務分析ツールで使われている手法と基本的に同じ考え方であるため、前記ツールを参考値として使っています(GMOクリック証券の財務分析ツールの特徴と使い方についてはこちら)。

理論株価の計算方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。
理論株価(適正株価)の計算式と使い方の注意点。おすすめは企業価値評価手法

GMOクリック証券の財務分析ツールによると、KDDIの理論株価は以下のようになっています。

KDDIの理論株価

KDDIの理論株価

KDDIは固定資産が多いため、財産価値(資産の種類で重みづけした場合の保有資産価値)が少ないです。一方、KDDIは業績が好調で、利益率が高いため、事業価値が高いという強みを持っています。

その結果、KDDIの理論株価は3266円となっていて、実際の株価3148円(2020/5/14終値)はフェアバリュー(適正株価)となっています。

理論株価は決算発表が出るごとに変わります。   
最新の理論株価を調べるには⇒ GMOクリック証券

株主価値と時価総額の推移

さらに、株主価値と時価総額の推移についても見てみましょう。

株主価値(企業価値)は前記の理論株価に発行済み株式数をかけたものです。また、時価総額は株価に発行済み株式数をかけたものを表します。

したがって、下図は株主価値⇒理論株価、時価総額⇒株価と置き換えて見てください。

KDDIの株主価値と時価総額の推移は下図のようになっています(引用:GMOクリック証券の財務分析ツール)。

KDDIの株主価値と市場価値の推移

KDDIの株主価値と市場価値の推移

2019年2月までは市場価値が株主価値を上回っていました(やや割高な状態)。しかし、好調な業績による株主価値の上昇によって乖離はほぼなくなり、現在の株価はほぼフェアバリューになっています。

今後も好業績が続けば、株主価値は徐々に向上します。それに伴って、株価も長い目で見れば、連動して上がっていくことが期待されます

割安株を探すのに便利なスクリーニングツール

企業価値評価手法による理論株価でスクリーニングできるツールは少ないです。その中で、私が主に使っているのは以下の2つです(財務分析ツールの特徴と使い分け方についてはこちら)。 スクリーニング条件を自由にカスタマイズできて高機能なのは会社四季報CD-ROMです。しかし、会社四季報CD-ROMは高価な点がデメリットです。 一方、GMOクリック証券の財務分析ツールはカスタマイズできませんが、無料で使える点が便利です。
路井 なびお
路井 なびお
まずはGMOクリック証券 の財務分析ツールを使ってみて、本格的にやりたくなったところで会社四季報CD-ROMのスクリーニング機能を使うとよいです。

GMOクリック証券の財務分析ツールを使った、割安株の選び方とは?

KDDIは高配当利回り・株主優待で人気

6つ目の判断基準は株主還元(配当・株主優待)をする姿勢があることです。

配当や株主優待には賛否両論あり、無いほうが良いという人もいます。しかし、配当や株主優待がある銘柄は、市場がショックに見舞われたときの株価下落率が比較的小さいという良さがあります。

そのため、私は業績などを最優先としたうえで、株主還元姿勢がある銘柄はなおよいと考えています。

KDDIの配当・株主優待について、詳しく見ていきます。

配当利回りが高い

KDDIの配当金利回りの推移は以下のようになっています(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。

KDDIの予想配当利回りの推移

KDDIの予想配当利回りの推移

2015年以降に株価が徐々に下落している一方、配当金は増加しているため、配当利回りは約3.8%に達しています。

配当利回りは平均2%前後ですので、KDDIは高配当銘柄といってよいです。

KDDIの最新の配当金利回りはこちら

KDDIは19期連続の増配予定

さらに、KDDIの配当金の推移を見ると、以下のようになっています(引用:KDDIのホームページ)。

KDDIの配当金の推移

KDDIの配当金の推移

なんと、KDDIは19期連続増配の予定となっています。ダイヤモンド・ザイ(2019年9月号)の高配当株特集でも連続増配株の上位にランクインしていました。

現在の配当性向は約42%であり、まだ増配余地があります
※配当性向:税引後純利益のうち、何%を配当金として支払ったかの指標

現在、高配当であるうえ、さらに増配が見込めるというのは、株主にとってありがたいですね。

株主優待はカタログギフトで、長期優遇制度もある

2019年3月期の株主優待(カタログギフト)

2019年3月期の株主優待(カタログギフト)

さらに、KDDIには株主優待として、カタログギフト(KDDIが運営する総合通販サイト「Wowma!」のグルメ品から選ぶ)があります。KDDIは長期保有者を優遇する制度を採っており、優待の中身は、「保有株式数」と「保有期間」によって以下のように変わります。

KDDIの株主優待制度の内容

KDDIの株主優待制度の内容(引用:KDDIのホームページ)

最低単元の100株保有の場合、5年未満までは3000円相当ですが、5年以上では5000円相当にグレードアップします。長期保有のインセンティブになりますね。

2019年3月期の株主優待でもらったもの

私の場合、2019年3月期の株主優待として、熊本のあか牛ハンバーグ(冷凍、4個セット)を選びました。

あか牛ハンバーグ

あか牛ハンバーグ

普段、株式投資にあまり興味を示さない妻が、株主優待のカタログギフトを選ぶときは率先して選んでいたので、優待の価値はその金額だけではないなと感じています。

KDDIと競合企業の比較について

KDDIの競合企業として、NTTドコモ、ソフトバンクの業績と各種投資指標を比較してみました。

売上高、営業利益の比較

KDDI、NTTドコモ、ソフトバンクの売上高、営業利益を比較した結果が以下です(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。

KDDI、NTTドコモ、ソフトバンクの売上高・営業利益の比較

KDDI、NTTドコモ、ソフトバンクの売上高・営業利益の比較

3社とも巨額の売上高、営業利益を出していて、優良企業であるのは間違いないです。通信事業が寡占業種であり、国(総務省)から目を付けられるほど、高収益な事業であることがわかります。

一方で、NTTドコモは売上・利益があまり伸びていないのに対して、KDDIはともに増加している点が目を引きますね。KDDIは成熟しつつある通信事業だけでなく、金融サービスなどにも積極的に取り組んでいるという良さがあります。

投資指標の比較

KDDI、NTTドコモ、ソフトバンクの投資指標を比較した結果が以下です(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。

KDDI、NTTドコモ、ソフトバンクの投資指標の比較

KDDI、NTTドコモ、ソフトバンクの投資指標の比較

PER、PBRで見ると、KDDIの株価がやや割安になっています。

一方、ROEではソフトバンクが約42%で抜群に良いですが、PBRが高く、自己資本比率が低い(負債が多い)ことに注意が必要です。

KDDIのROE=14.9%でも日本企業の中では十分高いほうですし、自己資本比率やPBRとのバランスのよさでみると、KDDIの株価は魅力的な水準と感じます。

直近の決算の状況

KDDIの直近の四半期業績の推移をみてみましょう(引用:マネックス証券の銘柄スカウター)。

KDDIの四半期業績の推移

KDDIの四半期業績の推移

4Qで微減益となってしまいましたが、通期では微増益を確保しています。

2020年3~4月に影響が拡大した新型コロナ問題では、auショップの営業時間短縮などにより、携帯の新規契約獲得への悪影響などがありそうです。しかし、既存契約の多くは安定した収益源として維持されるはずですので、業績への影響はあまり大きくないだろうと予想されます。

今のところ、今期のKDDIの業績も堅調であるとみています。

【まとめ】KDDIの株価は買い時か?私の総合的な投資判断について

KDDIの投資判断について、下表にまとめました。各項目について、私なりの基準で◎、〇、△、× の4段階で評価してみました。

観点評価備考
業績の成長順調に成長しているが、やや頭打ち傾向
利益率の高さ営業利益率は約20%で高い
キャッシュフロー営業キャッシュフローが安定している
財務の健全さ自己資本比率が約46%
株価の割安さフェアバリュー(適正株価)
配当、株主優待 高配当利回り、連続増配19年予定
カタログギフト(長期保有者の優遇あり)

KDDIは業績・財務が良好なうえ、株価は割高ではありません。全体的なバランスが整った、優良株という印象です。この状況が続く限り、私はKDDIを永久保有したいと考えています。

一方、今後の懸念材料としては、「通信費の値下げに対する国(総務省)の介入がさらに強まる」、「楽天の参入により競争が激化して利益が低下する」の2点があります。

すでにKDDIの株価にはある程度株価に織り込まれているように思いますが、業績悪化が現実になった場合には売却するほうがよいかもしれません

銘柄選定の参考になれば幸いです。

KDDIの最新の株価はこちら

※本記事は投資を推奨するものではありません。投資をする際は、最新の情報を調べたうえで、自己責任で投資判断をお願いします。
ほかに知りたい銘柄がある場合は、以下のまとめ記事をどうぞ。
当ブログの株価分析記事のまとめ

他サイトに投稿した記事を読みたい場合は、サイト名「ロイナビ」で検索してください。
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KDDIの株の買い方

最後に、KDDIの株を少額から、安い手数料で買う方法について解説します。手数料は運用成績を確実に悪化させる要因ですので、できるだけ手数料が安い証券会社を利用しましょう。

主なネット証券の一覧

投資をするなら、対面型証券会社よりもネット証券が良いです。ネット証券は運営コストが安いので、対面型の証券会社より格段に手数料が安いです。

主なネット証券12社とおすすめの用途は以下のようになっています。

会社名おすすめの用途当ブログの評価記事
SBI証券何でもSBI証券のメリット・デメリット、評判・口コミ
楽天証券投資信託
ポイント
楽天証券のメリット・デメリット、評判・口コミ
マネックス証券米国株マネックス証券のメリット・デメリット、評判・口コミ
松井証券ロボアドバイザー
投信工房
auカブコム証券日本株
GMOクリック証券日本株
財務分析ツール
GMOクリック証券のメリット・デメリット、評判・口コミ
SBIネオモバイル証券日本株
単元未満株
SBIネオモバイル証券のメリット・デメリット、評判・口コミ
ストリーム(株アプリ)日本株
手数料
ストリーム(STREAM)のメリット・デメリット、評判・口コミ
LINE証券日本株
単元未満株
LINE証券のメリット・デメリット、評判・口コミ
PayPay証券
(旧:ワンタップバイ)
米国株PayPay証券(旧:ワンタップバイ)のメリット・デメリット、評判・口コミ
岡三オンライン日本株
ライブスター証券日本株

以下では、日本株投資で特におすすめな証券会社として、以下の4つを紹介します。
  • SBIネオモバイル証券:1株から少額投資できて、手数料も格安
  • LINE証券:操作性が良くて、はじめての投資でも使いやすい(1株から少額投資可能)
  • ストリーム(STREAM):株式の取引手数料が無料(従来型の委託手数料について)
  • SBI証券:最大手のネット証券でオールマイティーに便利

格安な手数料で、1株から少額投資したいならSBIネオモバイル証券

日本株の通常の取引単位は100株(1単元)です。KDDIの株価は3148円(2020/5/15終値)ですので、通常は約32万円くらいの資金が無いと購入できません。大金を一度に投資すると、失敗したときのダメージが大きくなりますし、そもそも投資資金が豊富でないと買えないという問題があります。

少額からリスク控えめに投資したいなら、SBIネオモバイル証券の単元未満株制度を使うとよいです。なぜなら、格安な月額手数料で、1株から何度でも売買できて便利だからです(単元未満株のメリット・デメリットはこちら)。

SBIネオモバイル証券は2019年4月に営業開始した新興ネット証券ですが、ネット証券最大手のSBI証券とCCC(TSUTAYAやTポイントの運営会社)の合弁会社なので、信頼感もありますSBIネオモバイル証券のメリット・デメリットはこちら)。


はじめての投資で使いやすさを重視したいならLINE証券

LINE証券は、コミュニケーションアプリで国内最大手のLINEが2019年にスタートした、新しいネット証券です。LINE証券では1株から少額ずつ投資できるうえ、日中取引のスプレッド(実質的な手数料)は0.2~0.5%で安いです(昼休み・夜間は1.0%)。
LINE証券の手数料について、詳しくはこちら

LINE証券はアプリ開発の大手企業が運営しているだけあって、操作性が良く、使いやすいです。単元未満株は取扱銘柄が限定されているというデメリットがありますが、有名な大企業の多くは投資可能です(単元株=100株単位ならほとんどの銘柄を売買できます)。

はじめて投資する方で、使いやすさを重視するならLINE証券が適しています。

LINE証券

株式の取引手数料を無料にしたいならストリーム(STREAM)

株アプリ「ストリーム(STREAM)」は2018年にスタートした、新しいネット証券です。SBI証券や楽天証券のような知名度はありませんが、株式の取引手数料がゼロ円という他にはない特長を持っています(ストリームのメリット・デメリットはこちら)。

ストリーム(STREAM)は新興ネット証券ですが、KDDIや大和証券などの大企業も出資している会社が運営していますので、ある程度の信頼感はあると考えています。

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最大手のネット証券でオールマイティーに便利なのはSBI証券

株取引をするなら、信用ある大手がいいという場合は、SBI証券がおすすめです。SBI証券は国内株式個人取引シェアNo.1であり、最初に開いた口座がSBI証券という方は多いです。

SBI証券の手数料は無料ではないですが、他証券と比較しても安い水準です。また、SBI証券は夜間取引やIPO(新規公開株)など、取り扱う商品・サービスが豊富なので、オールマイティーに使いやすいのがメリットです(SBI証券のメリット・デメリットはこちら)。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

アンケート:株価分析を希望する銘柄があれば、教えてください

もし、株価分析を希望する銘柄があれば、下記のアンケートで投票いただけるとうれしいです。

分析記事の対象銘柄選びの参考にさせていただきます(過去の株価分析記事はこちら)。

投票の仕方:

  • 以下の銘柄の中で、株価分析を希望する銘柄に投票してください。選択肢にない銘柄をご希望であれば、自分で追加することも可能です。
  • 書き込む場合は銘柄コードではなく、日本株の銘柄名でご入力ください。
  • 本アンケートは日本株限定でお願いします。
株価分析を希望する銘柄はありますか?
  • 新しく回答を追加する
備考:
  • 書き込む場合は、日本株の銘柄名のみを入力してください。もし、それ以外の不適切な内容が書き込まれた場合は削除することもありますので、ご了承願います。
  • 銘柄数が多くなりすぎた場合は、サイト管理者が整理することがありますので、あらかじめご了承ください
  • できるだけご希望に沿えるように記事を作成していきたいと思いますが、余暇を使って記事を作成している関係上、すべてのご希望にお応えできるとは限りません。あらかじめご了承いただけますよう、よろしくお願いします。
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